9月に娘の一人が結婚しました。サンタバーバラにある相手の自宅の裏庭で、家族と親しい友人たちに囲まれて、二人の新しい人生のスタートをきりました。
限りなく青くすみきったサンタバーバラの空と海
Bride-Groom first dance
Bride-Father & Groom-Mother dance
まだまだ仕事が忙しくて、ゆっくりと二人の時間がもてない生活のようですが、お互いを思いやってあたたかな家庭をつくっていってもらいたいものです。
9月に娘の一人が結婚しました。サンタバーバラにある相手の自宅の裏庭で、家族と親しい友人たちに囲まれて、二人の新しい人生のスタートをきりました。
限りなく青くすみきったサンタバーバラの空と海
Bride-Groom first dance
Bride-Father & Groom-Mother dance
まだまだ仕事が忙しくて、ゆっくりと二人の時間がもてない生活のようですが、お互いを思いやってあたたかな家庭をつくっていってもらいたいものです。
Fondation Maeght の前庭
ルノアールの家から見たChateau Grimaldi
マルセイユでの学会を終えて、いよいよレンタカーを借りてコートダジュール方面へ。海岸沿いは道が混むというので、残念ながら山間を通って行きました。坂道と、カーブの多い道で、しかもスピードは100~120km/hで走る車ばかりで、なかなかスリルのあるドライブでした。
Grimaldi城、中は奇妙な美術館でした。
友人夫妻との待ち合わせ場所、カーニュのGrimaldi城に向かいました。今考えてみると、お互いに行った事もない場所で、時間も決めずに、テキストメールを交換しながら行けば、なんとかなるだろう、などと、あまりにも漠然とした約束をしていたのです。テキストメールはなかなか届かず、あてにならないし、Grimaldi城と言ってもけっこうな広さがあり、インフォメーションセンターの前と言ってもインフォメーションセンターは、何箇所かある様子。「これはもしかしたら、会えないかも...」と思っていたら、奇跡のように現れました。いやぁ、よく会えたわよ、ホントに...
翌日、鷲巣村のEzeへランチを食べに_。
レストラン La Chevre d'Or
友人がこの旅行に出る前に、メールで「Ezeというところにステキなレストランがあるらしい.. そこでランチなんかどうかしら?」なんて言って来たので早速調べてみたら、確かにステキそう... さっそく予約しました。
La Chevre d'Or の入り口
まずはこのテラスに座ってシャンペンで乾杯。この景色を前にしたシャンペンは、格別おいしかったです。
シャンペンとすばらしい景色と空気をゆっくりと味わった後は、部屋にはいってお食事。
景色に負けない、うつくし~く手の込んだお料理の数々... 何品あったんだろう...
確かにここまで食べに来る価値のあるランチでした。忘れられない...
午後はまたカーニュに戻って、ルノアールの家に行きました。
花と緑に囲まれて少し小高いところにたつルノアールの家
リュウマチに苦しんだ晩年のルノアールが使っていた車椅子と、その様子を描いた絵
ここで、描いたのねぇ...
セザンヌもそうだったけど、ルノアールも毎日美しい景色を見て暮らしてたのねぇ.....
Aix en Provence の夏の音楽祭
マルセイユ滞在中にセザンヌが住んでいたというAix en Provenceを訪ねました。
この旅行の出発前にAix en Provenceで夏に音楽祭が開かれていると聞き、調べてみると、ちょうどオペラ「魔笛」が上演されると知り、なんとかチケットを手に入れました。 Aix en Provenceは、マルセイユから電車で30分ほどのところにある小さな街です。
モーツァルトの「魔笛」は私の大好きなオペラの一つで、何度も見たことがありました。でも今回のこのオペラは今までに見たどの「魔笛」とも違っていて、大変斬新なものでした。舞台のしかけといえば、上からぶら下がっている一枚の大きな板だけ。歌手たちの衣装も現代風のとてもシンプルなものでした。それなのに、あれほど見るものを惹きつけるのは、演出のすばらしさです。本当におどろきました。最高の「魔笛」でした。
とても人気のある音楽祭のようで、席はほぼ満席でした。チケット取れて本当にラッキーでした。
Aix en Provence はセザンヌの街です。いたるところ、セザンヌの足跡のあるところにはこの印が道路についています。
私たちはセザンヌのアトリエと、彼の父親の所有で彼が40年近く住んでいたという郊外の別荘ジャ・ド・ブッファンに行ってみました。
アトリエの入り口。閉館ぎりぎりで入ったので、あまり写真が撮れませんでした。中には彼が絵を描く時に使った、いろいろなものが残されていました。
街の郊外にある別荘ジャド・ブッファンの入り口
家から入り口の門までの木立が美しい...
入り口の門を入って家を見たところ
家の裏側
この別荘の庭には、セザンヌが描いた景色がたくさんありました。銀行家の息子として生まれ、法律家になるべく勉強をして_。結局絵の道を選んだわけだけれど、なかなか画家として認められなかったとはいえ、こんな広大な庭を持つ豪華な家に住んでたんだ...
セザンヌ財団でボランティアでガイドをしているという女性。フランス語、英語に堪能で、フランス語だけのガイドの時間だったにもかかわらず、そんなことも知らずに入った私たちに、親切にも簡潔に英語で説明を加えてくれました。ありがとうございました。
*皆さん、ここの見学は、一日に時間限定ツアーが数回あるだけ(英語でのツアーは一度だけ)ですので、調べて行かれたほうがいいです。
マルセイユ港
この夏、夫がマルセイユでの学会に参加したので、マルセイユで数日過ごした後、友人夫妻と合流して南仏をまわりました。
マルセイユは今回2度目ですが、前回は一日だけでアレクサンドル・デュマの「岩窟王」の話に出てくるイフ島の見学をしただけでした。今回はマルセイユ生まれの友人シルビアに、見どころ・おいしいレストランなどの情報をもらって行ったので、なかなか充実した時間を過ごすことができました。
なんと言ってもマルセイユは海の街。新鮮なシーフードがあふれている街です。朝、港に行くと、採りたての魚たちを売っている出店が出ています。
そして、海の幸のスープ、「ブイヤベース」が生まれた街ということで、シルビアお勧めのレストラン「Miramar」に行ってきました。
ブイヤベースを頼むと、まずは魚、貝、えびなどの魚介類が入っていないスープに、ペースト(かにみそなどでできてるらしい...)をつけたクルトンを浮かべて食べ、 そのあとにスープに使った魚介類がやってきました。思ったよりもシンプルなもので、貝やえびも入っていましたが、この近くで取れる魚が主体。ブイヤベースって手のかかる高級料理のような気がしていましたが、実は漁師たちがあまった魚介類をごった煮して作ったのが始まりということで、まさに魚介の新鮮さを詰め込んだ、豪快かつシンプルな家庭料理なのでした。一緒に食べた生牡蠣もおいしくて、このレストランには2度も行ってしまいました。
マルセイユ港から見たBasilique Notre Dame de la Garde
Notre Dame de la Garde寺院の塔の上に立つ聖母マリア像
Notre Dame de la Garde寺院から見たマルセイユ港
Notre Dame de la Garde寺院から見たイフ島(真ん中の小さな島)
2時間ほどのクルーズでは、マルセイユ港からここ特有の入り組んだ入り江をまわります。水の色がとてもきれいでした。