Potter's Diary

私の生活諸々と陶芸作品の紹介(ヒューストンより)

VR(ヴァーチャル・リアリティ)の世界

2024-02-14 | 生活

以前にもVRのことを載せたことがありましたが、あれからもう数年が経って私のOculus Quest2はもう結構古いヴァージョンらしいのですが、先週夫の誕生日にやってきた孫と娘が、ゲームを一緒にやろうと彼らのヘッドセットもそれぞれ持ってやってきました。


孫のミナは現在4歳6ヶ月。でももうしっかりとこういうモノを使いこなして遊んじゃうのはさすがに今の子供です。インターネットを通してOculus questを繋ぎ、VRの世界の中で会話をしたり一緒に遊びます。子供が一人で勝手な事をしないように、親は色々と制限をつけて、常に子供が何をしているのか見ている必要がありますが、子供にとっては世界が急に広がり、海の中に入って色々な魚たちに出会ったり、さまざまな材料を使って料理をしたり、探検したり…。と、とにかく世界は無限です。そんな世界に飛び込んだ子供は何の抵抗も無く、無限の可能性をどんどん駆使して遊びます。大人が色々と難しく考える前に、さっさとハードルを超えて進んでいってしまうのには驚いてしまいます。


このゲームでも彼女はゴルフをするわけではないのですが、あちこちを冒険して、なぜかいつの間にか空を飛んでいて…。親の方が「え〜!どうやって飛んだの??」とビックリ。ゴルフのゲームだからゴルフをやるというフツーの感覚ではなく、子供の発想はどこまでも自由です。羨ましいです、その感覚。大人でも一旦この世界に入り込むと完全に今の世界と遮断されて自分だけの別世界に入り込むことができるけれど、多分子供にとってはまた別の感覚、世界観なんだろうなぁ。いったんこのヘッドセットをつけてしまうと、彼女はもう夢中です。時間を決めて止めないと、いつまでも別世界の中で遊び続けています。考えてみると怖いような気もしますが、それがこれからの世界なのでしょうか。娘たちが中学生の頃、初めてインターネットを繋いで、いつの間にかヨーロッパの人と会話をしているのを見て、ものすごく驚いたのを覚えています。この世界、これからどんなふうに変わっていくのだろう。楽しみなような…、怖いような…。


一人で黙々とVRの世界を楽しむミナ。


今日はバレンタインデー。今年も胸に大きな花束を抱えて帰って来た夫。アメリカのバレンタインデー、大好き!


2024年 新年

2024-01-01 | 生活

2024年、新年明けましておめでとうございます。

今朝は起きるなり、日本の地震と津波のニュースでビックリしました。思わず東日本大震災を思い出し、背筋が寒くなりました。新年早々被害に遭われて大変な思いをしている方がいるのかと思うと心が痛みます。まだ地震が続いているとのこと。日本時間の夕方に起きた事で、そのまま夜になり、被害がどの程度なのかいまだに掴めていないようですが、最小限であることを祈ります。日本人はこういう被害のための心構えがよくできているなぁ、といつも思うのですが、それでも「想定外」というのがよく起きるようで、天災、人災が起きるたびに「想定外でした!」をよく聞きます。まぁ想定できるようなら大災害は起きないだろうなぁ、とは思いますが、私もできるだけ柔軟な心構えを心がけようと思います。


ちょっと暗い気持ちで、日本にいる親戚、友人たちの無事を祈りながら八海山で新年の乾杯。

 
デザートは去年小布施の栗羊羹が食べたくて、日本に行った友人に頼んで買ってきてもらったもの。

最近は本当に便利な世の中で、あのお出汁で有名な茅乃舎の出汁もAmazonで手に入ります。今回お餅を買うのをすっかり忘れて「まさか無いわよね?」と思いながらAmazonで調べたら、ありました!それも翌日配達。そういう意味では世界はどんどん狭くなっているようです。

 


2023年大晦日

2023-12-31 | 生活



2023年の大晦日、夫婦二人なのでスパニッシュレストラン”MAD"の6コースメニューにワインペアリングのディナーに行ってきました。私たちの予約時間は5時半。ちょっと早め、多分オープンとほぼ同時かな?でもすでに何組か先客がいました。このお店はとても人気のあるお店で、いつも混んでいるのですが、流石にオープンすぐだとこんなに空いていて、外がまだ明るいせいかお店の中もよく見えます。


今日はバンドも入ってました。


壁ぎわのピカソの壁画とチフリーのガラスの照明が綺麗です。


私の座った席の真後ろはキッチンで、これから焼かれるであろうお肉がズラ〜リ。そこで一生懸命お肉を焼いてくれていたコックさん。


今日のメニューとワインペアリングのメニュー。


まずはシャンペンで乾杯。今年もお疲れ様でした。コロナのパンデミックも収まりつつあるし、まずまずの良い年だったかな。



カンパチの洋風お刺身


トラッフルの乗ったホタテです。焦げではありません。

キングクラブのリゾット

American Waguという不思議な名前のステーキ。見た目よりもずーっと柔らかかった。四角いのはポテトのミルフィーユ。これ美味しい!

Fix menuっていうのは結構がっかりする事が多いのだけれど、さすがMADのコースは美味しかった!
今日はとても暖かくて、コート無しでも大丈夫。袖なしの大胆なドレスを着てウロウロしている人がいっぱい。今年も静かに過ぎていく…。

 


クリスマス 2023

2023-12-25 | 生活

2023年も残すところあとわずか…。今年のクリスマスはボストンからやってきた娘と孫と一緒に過ごしました。

毎年クリスマスの飾りを出すのが面倒になってきているこの頃ですが、それでもやっぱりクリスマス。例年通り、いえ、ちょっと省略しながらクリスマスツリーを飾り、娘と孫が来るのを待ちました。


去年から変わったLEDのライティング、今年のはなぜかちょっと雨が降るとすぐに消えてしまいます。

今年は4歳になった孫と一緒にヒューストン・バレエの「くるみ割り人形」を見に行きました。


一幕はストーリーがあるので食い入るように見ていた彼女ですが、二幕はバレエが中心になるので、途中から夢の中。夢の中でクララと一緒に踊っていたのかしら…。


夫と一緒に手を繋ぎ、嬉しそうに何かを話しながら劇場に入って行く後ろ姿はなかなか可愛い。

バレエを観た後はイタリアンレストラン”Mia Bella Trattoria"へ。ヒューストンの数あるイタリアンレストランの中でもここはメニューも豊富で味も良いし、お店の雰囲気も良いし、しかもサービスもとても行き届いているので気に入っているレストランです。

食後、送りに出てきてくれたウェイターのエミリオと一緒に。

クリスマスの朝、「Merry Christmas!!」と嬉しそうに階下に降りてきて「Can I open the presents?!」

サンタさんの「悪い子リスト」に名前が載らないようにと頑張ったようで、たくさんのプレゼントをもらったようです。

2023年、世界中で色々な不穏なことが起きている今日この頃。2024年はどうか平和が戻りますように。子供達に平和な未来が訪れますように_。

 


感謝祭 2023

2023-11-23 | 生活

今年もあっという間に感謝祭の時期になってしまいました。恒例の我が家の感謝祭、家族が全員揃い、いつもの友人たちも来てくれて楽しい時間を過ごしました。去年の感謝祭も楽しくみんな揃って過ごしたのですが、ここにアップロードできないままになってしまいました。

 
これは2022年の感謝祭。


今年のターキーは17 lb。スモーカーの調子がイマイチで、思った以上に時間がかかってしまいましたが、味はなかなかよかったです。いつものように可奈さんの夫のブーちゃんがターキーを美しく切り分けてくれました。


集まるたびに大きくなっていく孫たちに会うのも楽しみの一つです。もうすぐ8歳になる孫の一人は、今回一年でびっくりするほどピアノが上手になっていました。とにかくピアノが大好きで、我が家に到着するなりピアノの部屋へまっしぐら。大好きな曲を次々に聞かせてくれました。目をキラキラさせながら夢中で好きな曲を弾く姿は子供らしくて見ていて楽しいものです。




それぞれ個性豊かに育っていく子供たち。平和な世の中で無事にスクスクと育ってほしいと切に願います。

 


バスルームのリノベーション

2023-10-20 | 生活

この夏(7月)バスルームのリノベーションをやろうと決めました。現在の家を買った時(7年前)からバスタブのシャワーから水漏れが続いていたし、巨大なジャグジータブはただただ大きいだけで使いづらいなぁと思っていたので、以前から憧れていた日本式のシャワールームの中にタブを入れたお風呂にしてみたかったのです。これ最近アメリカでも流行り始めています。もちろんバスタブには追い焚きの機能はありませんが…。とは言ってもアメリカでリノベーションをやるというのは、かなりの時間とストレスが必要になります。日本では流石に決められた時間内でサッサと終わると聞きましたが、こちらではそうはいきません。なので一軒家を建てる人はどんなだろうかと想像を絶します。私の友人は豪邸を5年かけて建ててました。でも過去何度かリノベーションを経験しても、やはり出来上がった時の喜びの方が大きいのか、毎度味わうあのイライラを忘れさって懲りずにまた挑戦してしまうのです。


左の写真のバスタブが問題のバスタブ。ジャグジーバスなのですが、使うと穴からふわふわとゴミが浮いてきて気持ちが悪い。右のシャワールームには天井と正面の壁、そして右側の壁にもボディ用の4つのシャワー(殆ど未使用)が付いていますが、使うのは殆ど正面の壁のシャワーだけです。


7月末から工事が始まりました。シャワールームの前にあったキャビネットを取ってもらって、シャワールームを拡張します。


巨大なバスタブが消えました。


バスタブのあったところにキャビネットを作ってもらいました。シャワールームがかなり前に出てきて明るく広くなりました。


シャワールームのタイルとバスルーム全体の床のタイルが完成。


バスタブとシャワーなどが入って、一応シャワールームが完成(9月末)

 
ようやくシャワールームのガラス戸が入り、照明器具(右側は場所を調整中)が取り付けられ、カウンタートップが入り、シンクと蛇口が取り付けられました。

 
そして、最後にようやくトイレが完成。日本のToToの一体型タンクレスウォシュレットにしたので、水道管を移動したりする必要があって手間がかかりました。でもすっきりしていてなかなか良いです。

こんな感じでようやく3ヶ月弱かけてバスルームのリノベーションが終了しました。疲れました。


2023年 新年

2023-01-01 | 生活


2023年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

もう2023年になってしまって、去年は結局ホント、旅行にようやく行けたというのに、ブログにもまとめられず、ぼーっと過ごしてしまった様で_。
大晦日の日も夫はオンコールということで忙しくしていたし…。私はワンと一緒にの〜んびりお散歩。


抜けるような真っ青な空がとても美しくて、のどかな気持ちの良いお散歩日和が2022年の締めくくりでした。

夫は元旦も朝から病院へ_のはずでしたが、どういうわけか午後からで良いことになり、突然「おせちでも食べようかな」なんて言い出すものだから、夕食にと思っていたものを急遽用意!まぁ大したものではないから、すぐにできちゃうわけですが、新年らしく朝から乾杯。


娘たちのいないお正月だから、おせち料理をオーダーすることもなく、日本のスーパーから手に入ったもので間に合わせ。この煮物、ナント炊飯器で全部一緒に炊きました。炊飯器ってこんなに便利なものだったのねぇ。びっくり。例年作るのは黒豆。

こんなお正月でしたが、今年もみんな健康でHappyに過ごせますように_。


New Year 2022

2022-01-02 | 生活

2022年の新年、あけましておめでとうございます。
同じ数字がこんなに揃っちゃって、こんな年も珍しいっていうか人生の中でそう起こることじゃない。2月22日になったらさらに珍しくなって、何か良いことでも起きないかしらん。なんて新年からつまらない事に感心している私。

今朝は夫が早朝テニスに出かけるというので、恒例のお雑煮は夜にまわして、朝はフツーにコーヒー、ジュース、数日前に焼いたケーキとフルーツという朝食。で、お昼におせちを食べることにしました。


一昨年同様、コロナのせいで日本からおせちを取り寄せることができなかったので、日本のスーパーから買い集めようと思ったのだけれど、なぜか品薄状態。適当にかき集めて、それらしぃ〜く並べてみました。お重に入れるとおせちっぽくなるものです。お煮しめは冷凍のお煮しめ野菜を利用。黒豆だけはちゃんと例年通り自分で作りました。おやつにもなるし、年に一度くらいは食べたい料理の一つです。


そしてこれがおやつのわらび餅。自分で作ってみたけれど、ちょっとあまり見栄えがしない…。でもまぁ、味は一応わらび餅。お抹茶と一緒にいただきました。夫は「ダブル抹茶が良かった!」ですと?エスプレッソと違うんですけど!

今年はどんな年になるのだろう。コロナは少しは落ち着くかしら。また旅行ができるようになるかしら…。日本に行って美味しいものも食べたいし…。願い事ばかりが増えていくこの頃。


去年11月末に生まれた孫のオーリーくん。ミノムシくんみたいだけど、平和なかわいい寝顔です。このコロナ禍でどんなふうに育っていくのかなぁ。まずは元気にスクスクと育って欲しいものです。
それにしても、ヒューストンは82°F(28°C)、とんでもなく暖かな元旦です。

 

 


The end of 2021

2021-12-29 | 生活

2021年もあと数日になりました。ほんっとに大したことを何もしてないのにただひたすら時間だけが流れていく。このコロナ禍でもう2年近くこんな状態が続いている。気の持ちようなんだろうけれど、それでも今までと違う生活は自分の心も暮らしもどこか狂わせている。

久しぶりに写真を整理してこんな壁掛けをオーダーしてみました。娘たちがそれぞれの家庭を持って子供が生まれ_、そんな思い出の写真を見るのは楽しい。子供はちょっと会わないうちに本当にあっという間に大きくなっていく。それと同時に私も歳をとっているわけだけど、そこんところは考えないようにして、自分の写真は見ないことにしよう。

今年は11月末にユージーンにいる娘のところにもう一人男の子オリバーくんが誕生!こんなコロナ禍で最高に嬉しいニュースでした。


長男のカイがしっかりお兄さんになってる!


家族が一人増えて、またサンタのストッキングも増えました。

そしてクリスマスはボストンの娘と孫がやってきて一緒に過ごしました。

来年はどんな年になるかしら… 歴史に残るであろうこのコロナの1日も早い終息を願うばかりです。


Oculus Quest 2-VRの世界

2021-08-24 | 生活


Oculus Quest 2

これご存知でしょうか?最近流行っているOculus Quest 2というVR(ヴァーチャルリアリティ)の映像やゲームを楽しむヘッドセットです。このコロナ禍で、よほど私が退屈しているのだろうと思ったのか、娘たちが誕生日に送ってくれました。確かにスゴイ世界です。宇宙船の中や色々な設定の中に自分の部屋を作ったり、「アンネの日記」のあの家の中を見学したり… とにかく3Dでリアルに触れてしまえるような感覚でその中に入り込んでしまうのです。私はまだほんの初心者でそれほど色々なことはやっていませんが、”The Room - A Dark Matter"というゲームを手始めにやってみました。一人用のゲームです。


突然別世界の部屋に入り込んで色々なものを探しながら謎を解いていくゲームですが、このヘッドセットをかぶってしまうと、今自分のいる世界と完全に隔離されてしまったような気分になります。そしてこのゲームの世界に入っていくわけですが、その中では自分の手で色々な操作をします。物をつかんだり、ギアーを引いたり、ハンドルを回したり、綱を引っ張ったり、紙を拾ったり… これをやっている私の姿を見た人はきっとびっくりするのではないでしょうか。妙なヘッドセットを被って、一人であらぬ方向に手を伸ばしたり引いたり(時々近くのテーブルに思い切り手をぶつけることがあります)。こういう自分の姿はあまり想像したくないし、見せたくもないので一人でいる時にしかやりません。そしてこれに入り込むと時間を忘れます。目も耳も完全に別世界のヒトになっているわけで、時々お腹を空かせた我が家のワンに「モシモシ…」と足のあたりを突かれてハッと我にかえります。初めのうちはあまり夢中になっていて、乗り物酔いしたようになって気分が悪くなったりしました。結局このゲームは夢中で一度終わらせましたが、面白くてもう一度ゆっくりと楽しみながらまわって見ましたが、本当によくできたゲームです。

そして最近「Myst」というゲームを手に入れました。ずーっと昔、多分コンピューターというものが家庭内に浸透し始めた頃に流行ったゲームですが、いまだに存在することにびっくり。あの頃は娘たちと「インディアナ・ジョーンズ」のゲームなどを夢中でやったものでしたが、この”Myst”は全く違う世界のゲームで、画面が神秘的でとても美しく、しかもかなり難しいゲームだったように覚えています。


世界はある小さな島から始まります。とても美しい神秘的な不思議な世界です。ほんの少しの音が遠くに聞こえるのですが、全くの孤独な世界。このゲームは何をどうして良いのか、全くヒントのないゲームです。ただひたすら歩き回って何かを見つけて進んでいく。それが正解なのかどうかもわかりません。一体今自分がどういう位置にいるのかもわからない…今始めたばかりですが、すでに動き回っているうちに結構乗り物酔いの症状に襲われて、たびたびこの世界から脱出。ゆっくりと楽しみたいと思っています。

世の中、知らないうちに驚くようなものが次々と出てくるものです。このヘッドセットはインターネットを使うとVRの中で第三者とゲームをしたり話すこともできるようです。娘たちもそれぞれ持っているので、いつかVRで会おうと言っているのですが、お互いになかなか時間が合わず、まだやったことがありません。ただ、ゲームの中にはかなり過激なものもあるようで、そんな世界に一人で入り込んでしまうのは、ちょっと怖い。このコロナ禍で、こんなVRの世界にはまり込んで、浸りきっちゃうヒトもいるんじゃないかと思うと、それはまたそれで怖いものがあります。世の中、これからどんな方向に進んでどんな世界になっていくのだろう。