幸せって意外にカンタン♪ 大木ゆきのさんブログより
たとえば、
子どもの頃に親から虐待されて育った人に、
「人間は生まれる前に、
自分が体験したいことをプログラミングし、
それにふさわしい親を選んで生まれてくるのだから、
あなたのその経験も、
あなた自身が体験したくて選んだことなんですよ」
と言ったとしますね。
「もしかしたら、
本当にそうなのかもしれない」
「なんでこんな親の元に生まれてきたんだろうと、
ずっと思って来たけれど、
こういう経験も、
意図的に経験したくて生まれてきたかのもしれない」
↑
そんなふうにすぐに思えるでしょうか？
できたら、
こんな親ではなく、
まともな親の元に生まれたかった。
そう思うのが本音じゃないでしょうか？
道徳的にどうであるかとか、
仏の教えはこうであるとか、
一見、とても崇高でまともに聞こえるけれど、
生身の人間として生きている人たちの気持ちに
どれだけ寄り添っているのだろうと思うことがあります。
そんなとき、
真面目な人ほど、
自分が感じている悲しさやくやしさは、
愚かなことであり、
そう感じてはいけないんだと思ってしまったりします。
胸が張り裂けるほど悲しかったり、
くやしかったりしているのに、
その上、そう感じることに罪悪感を感じてしまったら、
そんな人たちは壊れてしまいます。
私はそんな人たちに言いたい。
悲しい気持ちも、
くやしい気持ちも、
そのままでいいんだよって。
そう思うものは、そう思うんだから、
無理に聞き分けのいい人のふりなんてしなくていい。
思いっきり自分の気持ちを抱きしめてあげていいの。
ありのままのあなたを、
そのまま愛すればいいだけ。
そんな環境の中で、
よくここまで生きてきたじゃないの。
なんて立派なんでしょう。
もうそんなことから自由になっていいよ。
もう悲しい思いをしないように、
全力で自分を大切にしていこう。
そんなふうに自分に言ってあげてください。
そうやって、
やっと自分を幸せにする道が見えてきて、
その道を進み始め、
普通に暮らせることのありがたみが
身にしみて感じられるようになったとします。
そんなふうに心に余裕ができるようになってはじめて、
虐待される経験があったから、
日常の当たり前のことを
なんてありがたいんだろうと思えるようになったのかもしれないと思えるようになるのです。
無理しなくていいの。
いい子になろうとしなくていいの。
今の、ありのままのあなたを
ただただ丸ごと愛せばいいんですよ。
そうすれば、
頭で無理やりわかろうとしなくても、
自然に真理を悟る日が来ます。
それではまた
今日も素敵な1日を
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