絶倫ジジィ 大奮闘

絶倫ジジィ　大奮闘
日曜日に突然来たジジィ殿。
鳴りを潜めゴルフにまい進中かと思った。火曜日に会った時には一人では決して部屋から出ないといったので安心していた。

夜電話が来た。
ジジィ殿「どうですか食事でも？」相変わらず絶好調の声。周りが一寸騒々しいかな？
在留６年目「体調のほうは如何ですか？暑いでしょう。何が食べたいですか？」
ジジィ殿「やっぱりラーメンと餃子でしょう」
在留６年目「マニラには口に合うようなラーメン店はありませんが？」
ジジィ殿「食えるだけ幸せです」
電話を切り約束の時間近く、身支度をし部屋から出たら、ギョ！ジジィ殿円満の笑顔でヘ部屋の前にいた。

在留６年目「どうしたんですか？」
ジジィ殿「そこのオネーチャンこっちへ来て」呼ばれたオネーチャン全くチンプンカンプン・・・・・・
在留６年目「オネーチャンって？」
ジジィ殿「今日ゴルフで知り合った方の紹介でこのオネーチャン世話していただきました。」
在留６年目「エー！何処で？」
ジジィ殿「裏通りみたいなところのオネーチャンが雛壇みたいなところに並んでいる中から選んできました。」
在留６年目「ひょっとしたら置屋ですか？」
ジジィ殿「1日3000ペソですから大丈夫です。」
在留６年目「ハー。私には何の権利もないし、自分がよければそれで良いと思いますが。」
ジジィ殿「結構優しいので、帰国まで置きます。」
在留６年目「ハー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ジジィ殿なかなか旺盛なのかな？？？？？？？？
ジジィ殿「一緒にラーメン食べに行きましょう。」

タクシーを拾い出かけた。その車内で・・・・・

ジジィ殿「1日3000ペソ支払った場合、どのくらい関係しても良いのですか」
在留６年目「綺麗ごとを言うわけではないのですが、分かりません。直接オネーチャンに聞いてみたら如何ですか？」
ジジィ殿「オネーちゃんダイジョーブ、ダイジョウブといっていました。」
何となく呂律が回らない話し方だな？？？？
在留６年目「お酒でも召し上がられたのですか？」
ジジィ殿「ゴルフで知り合った方にこの薬を貰ったので飲みました。せっかくなので一発発射してきました。若い子はいいですね」
満願笑顔この世の幸せ俺のもの。サー行くぞ第3の青春。のようにも見受けられるパワー。その笑顔たるや。（負けました。）
ジジィ殿「食事は大体どのくらいかかりますか？」
在留６年目「1時間もあれば帰ってこれると思います。」

ジジィ殿ごそごそとなにやら探し物。ポケット内から１錠のカプセルを出し。
ジジィ殿「この薬と同じもの買えますか？」
在留６年目「チャイナタウンへいけば買えますが？」
ジジィ殿「是非連れて行ってください。これは利きますね」
在留６年目「この薬飲んだ人曰く、顔が火照るだけといっていましたが？」
ジジィ殿「そうなんです。でも一寸頭が痛いな？」
在留６年目「恐らく安物の興奮剤なんですよ。」
ジジィ殿「食事が終わったら是非連れて行ってください。」パワーが凄い。さすが運動をしているだけにフットワークも非常に良い。
ラーメンを食べるのも非常に早く、自分が食い終わったら「サー行きましょう」（ラーメン代くらい払え！）チャイナタウンへ出向いた。
相変わらずジジィ殿が漢方薬やら何やら買いあさっている姿が目に付く。最近は糖尿病の漢方薬を買う日本人が増えているとか。でもその殆どは練物でも買わされているのかも。ジジィ殿が貰った中国製バイアグラのように。
店へ入るや否や
ジジィ殿「利く薬１００錠ほど下さい。」
店員「どんな薬ですか？糖尿病ですか？」
ジジィ殿「これと同じ薬です。」
店員「この薬は書いてある内容と効き目は違いますよ。」
在留６年目「ジジィ殿この薬は効能と内容は全く違うといっています。」
ジジィ殿「アラ。じゃき効き目のあるやつを」
店員へ内容を話した。何やら奥のほうからカプセルを持ってきた。
ジジィ殿「それ幾ら　ウ　ハウマッチ　ダ！」
店員「１錠３００ペソです。」
ジジィ殿「何！！！俺のカプセルは４錠も入って１００ペソもしないのに何で高い？」
店員「XKSBSXUKNBMBAKSGLAKHS?LAKHSLAK???????????」ジジィ殿なんで興奮しているのか理解に苦しんでいる様子。
在留６年目「ジジィ殿がお持ちの薬とこれは違うようです。効き目のあるやつといわれたのでこの薬を勧めているようですが」
ジジィ殿「あそう。じゃ１００錠」
在留６年目「馬に食わせるわけでもないのですから、先ず最初に試薬程度買って、実際使用してみてよければ買えば良いと思いますが」
ジジィ殿「たいした金額じゃないから」
在留６年目「エー？１００条も買ったら７５０００円ですよ。」
ジジィ殿「じゃ半分にする。」困ったものだ。本人が買うと行っているのだが、いい含めて何とか試薬程度にして一旦ホテルへ送り届けた。

絶倫パワー。凄いジジィ殿。この暑いなかゴルフをし、まだ余力があるようだ。

夜の１１時過ぎ、ドアチャイム。？まさか。オネーチャンとジジィ殿が又来た。
在留６年目「如何いたしました？」
ジジィ殿「このオネーチャンがベソかいて帰るって言うんですよ。」確かにオネーチャン半ベソ状態。
在留６年目「どうしたの」
オネーチャン「アイナク　アノバイヤン　アングサキットナマン　xxxxxx　コ！」
オネーチャン「このジジィ殿何の薬飲んだの？ホテルへ戻ったら早速。しかも２回、家に帰ってもいいでしょう」
在留６年目「あの。オネーチャンがお腹痛いから帰りたいといっていますが？」
ジジィ殿「エー？明日の朝までといって買ってきたのですが？」
在留６年目「その辺は分かりません。オネーチャンは帰るといっています。」
ジジィ殿「寂しいですね」
在留６年目「激しすぎるんではないのでしょうか？明日ゴルフ大丈夫ですか？」
ジジィ殿「大丈夫でしょう。じゃ返しましょうかね。所で別のオネーチャンいますか？」
在留６年目「オカマだったら沢山知っています。」巻き込まれたくないのでこのように話しただけ。
ジジィ殿「じゃオネーチャンに帰ってもらって、私は明日の朝早いので寝ます。」
ジジィ殿をホテルまで送っていった。しかし、ジジィ殿の目は辺りを何気なく見渡し、何かを物色しているようにも見えた。
オネーチャン「サラマッポ　クーヤ。マサヤナ　アコ」うって変わって元気が出たようなオネーチャンどこか得消えていった。

まさか電話は来ないだろうな？？？？？？？？？？？？？？？　　　　　こなかった。