フィリピンりぱぶりっく狂笑国

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カイラーガンペラは日本から

2010-12-08 | フィリピン
1941年12月8日
ニイタカヤマノボレで太平洋上にあった日本海軍は午前1時半真珠湾攻撃。午前4時、野村吉三郎・来栖三郎両駐米大使がハル国務長官に最後通牒を渡し第二次世界大戦が開戦した。
1956年の同日。力道山が歌舞伎町で暴力団員に刺され、15日他界した。
69年経過した今でも、このフィリピンではその処理が続いている。
比国内で続発した人骨盗難事件と日本政府による戦没者遺骨収集事業の関連が指摘されている問題で、国軍退役将校2人はこのほど、「現在の遺骨収集事業は、重大な共和国法4846号(文化財保存・保護法)違反に当たる」として国家警察本部に捜査着手を求める書面を送った。同事業と盗難事件をめぐっては、大統領府先住民族委員会(NCIP)も近く、調査に着手する。
日本兵の遺族の感情を考えたら、なんとお粗末なことをやらせている日本政府。
慰安婦問題に関しても同じ。終わりのない線香花火を見ているようにも。
日本政府がことあるたびに口に出すこと。「内政に干渉できない。」
確かにその通りです。が、むしろ干渉する前に干渉されているのも日本のように思います。

 今年も多くの邦人が盗難等の被害にあい、昨年を越えることはなかった邦人殺害事件。
まともに解決していないといっても過言でないほどです。
先般の裁判所決定もその通りですが、内政に干渉はできない。という前に、海外での邦人保護はもっとあってよいのでは。
確かに犯罪を犯すのは個人の責。
しかし、日本のホットラインほど面倒なものはない。
電話ひとつにしても、なかなか担当部署へつながらない。
挙句の果てにかけなおしてください。
状況を把握しないで、マニュアル通りの対応しかできないのも日本政府。
敗戦国であることは確かです。が、補償と邦人保護は全く持って意味が違うのでは。
法律違反した者。これは大変恐縮ですが自業自得です。
訳が分からないで刑務所に収容されている方もいます。
そういった方の保護もしっかりするべきです。
遺骨収集に関しては、69年経過した今でも笑い話にもならないような散々たる出来事。
日本大使館殿。
最近では業務も外部へ委託、以前のような忙しさもなくなってきていると感じます。
自業自得は別問題とし、分かりやすいホットラインを構築されてください。

余談:日本のジジィ殿。カラオケで知り合ったオネーさんをいきなり大使館へ連れて行って、「この子はとても良い子。すぐに日本へ連れて行きたい。査証をすぐ出してください。」こういうことは決して申し出ないように。ジャンジャン

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3 コメント

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Unknown (bohol)
2010-12-08 19:26:18
え!!と言う声が出てしまいます。この子は・・
何て大使館に駆け込むアホが現実にいるの?
だとしたら、本当にやる気無くすわ。あまたのブログ拝見・・本当にアホな事がしばしば、いい歳して・・・と私も言われないようにしましょうか。それにしても戦死者の遺骨、どうなっているのでしょうかね?このような報道をされるようだとなんとも虚しいやね!戦没者に合掌。
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遺骨 (nga-nga)
2010-12-08 21:22:57
遺骨売買問題、

 www.kuuentai.jp//kensyo.html

をご覧下さい。
返信する
虚と虚偽 (PP)
2010-12-09 00:14:59
bohol様
旅券の増刷に訪れたとき。年のころ70歳近くの方でした。でかい声立てて。そうなってしまうのかもしれませんね。
nga-nga様
この記事も読ませていただきました。線死者数より収集した遺骨が多い。現地人がボーンビジネスをよく理解している。宣誓供述書などはまったく持って信憑性にかけている書類でもあります。
フィリピン人が同のではなく、日本人がそういった環境を作っているといっても過言ではないと思います。あまりにもお粗末です。
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