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「日本人の遺骨か否か、多数決で結論を出すことも」と比国立博物館関係者が証言

日本政府の戦没者遺骨収集団に職員を同行させてきた比国立博物館の関係者は１日までに、マニラ新聞の取材に対し、「収集された人骨が日本人の遺骨か否かで収集団参加者の意見が分かれた場合、多数決で結論を出すことがある」と証言。
まもなく第二次世界大戦の開戦。
ご存知の「ニイタカヤマノボレ1208」真珠湾攻撃が行われた日。が近づきました。
ミンダナオ島の少数民族の頭蓋骨盗難はじめ、戦没者遺骨収集団の実態は、知れば知るほどなんとお粗末で適当なことを行っているのか。
疑わしい骨は多数決？
疑わしければ収集しないほうがまだましな話。
戦後長きに渡り激戦区フィリピンで戦死された方の遺族の感情をないがしろにするような行為です。
やっと親族へ届けられた遺骨を葬りました。しかし、こんな適当な実態が分かった途端、遺族にとって非常に複雑な気持ちです。
American or Japanese。このような記載がされた遺骨の入った袋を見たら、当たり前であればしっかりとした検査を行い、それで判断する。全て収集された遺骨に対して遺族の方もそう思っていらっしゃったはずです。
日本のために戦い日本のために尊い命をささげた日本軍兵士のためにも、厳格な調査を行い、遺族の方へお返ししてあげるのが当然と思います。
非常の状況の悪い中、身の危険をして遺骨収集していただいていることは十分存じています。
密林のなかで身の危険を省みずに収集されていらっしゃることも存じております。
お願いですから多数決だけはおやめください。