フィリピンりぱぶりっく狂笑国

フィリピンらしく
フィリピンでも
フィリピンだから

現実を金で買う幸せ

2024-09-18 | フィリピン

よく飯を食べにいくフィリピンのレストランで、フィリピンに住んで1年になる65歳のフィリピン人の奥様のいるセブに住むアメリカ人に話しかけられ、ビールを飲みながら話をした。

 

フィリピンでの生活経験を教えてください。

メリットとデメリットは何ですか?

フィリピンへの訪問や移住をお勧めしますか?

 

アメリカ人の答え:

アメリカ人が、アメリカ以外の国への移住を考えているなら、フィリピンには利点があります。

まあ、フィリピン人の多くの人はあまり英語を話せなかったり、上手に話せなかったりするけれど、私が会ったほとんどの人は、少なくともいくらかは英語を話し、多少はコミュニケーションが取れる。

最初は、みんなが英語を話す国としてメキシコの下のベリーズも考えた。

(ベリーズ:中央アメリカのユカタン半島の付け根部分に位置する小国。 のんびりとした雰囲気で中米の中でもとても治安の良い国の一つ。 元々は英国領のため、公用語は英語。 近年は日本からのビザ取得の必要もなくなり、より身近に旅できる国となった)

でも、私はもう65歳の老人だし、フィリピンにはベリーズよりも大きな利点があった。ここには近代的な病院が多いし、医療費もアメリカに比べて驚くほど安い。ここの病院に1週間入院すると2000ドルかかるかもしれない。アメリカに住んでいたとき、心臓発作を起こして1週間入院したことがあるが、そのときの請求額(保険適用前)は95,000ドルだった。

私にとってプラスなのは、ここがキリスト教国だということだ。クリスマスになると、どの店でもクリスマス・ミュージックが流れ、それも当たり障りのない 「ジングル・ベル 」のようなものではなく、実際にイエス・キリストについて歌った曲が流れる。マニラで何度か訪れたあるショッピングモールでは、毎日決まった時間になるとすべての買い物がストップし、PAシステムでお祈りを捧げていた。(無神論者なら、これは大きなマイナスになることだろう)。

その点で、文化は非常に伝統的だ。離婚に関する法律の規定がない国は、世界で2つしかない。ここで結婚すれば、それは一生続く。

この国の人々は、外国人やお年寄りに対してとても礼儀正しく親切だ。私は外国人でもあり、年寄りでもあるので、これは私にとって二重の利点だ!些細なことだが、たいていの店にはお年寄りや妊婦、障害者のための「エクスプレス・レーン」がある。

一度だけ滝を訪れたことがあるが、そこへ行くには深い水をかき分け、岩を乗り越えなければならなかった。(アメリカの安全規制当局が見たら心臓発作を起こすに違いない)。

多くの、見ず知らずの人たちに助けられながら、その場を切り抜けることができた。

ごめんなさい、私は外国人なのでどうしたらいいかわからないんです」と誰かに言ったことが何度かあるが、いつもとても親切にしてくれた。そして、あなたは私たちの国にいるのだから、何とかしなさい」などと言われたことはない。

 

多くの西洋人男性にとってプラスなのは、ここの女性が美しく伝統的だということだ。

そして、たとえ年齢の差があっても若い女性が話し相手になってくれる。そして恋愛もできる。

ここでは多くの女性が仕事を持っているが、彼女たちのほとんどは仕事を辞め、夫に養ってもらい、専業主婦になることを望んでいる。

ちなみに、私のフィリピン人の妻もその一人でした。

何度かアメリカ料理が食べたくなったことがあり、妻は作り方を知らないので自分で料理した。私が家事をしようとするととても嫌がる。家事はフィリピンの妻の支配下に起きたいようであるが、毎日チキンやアドボで、野菜がほとんどない、しかもポロポロの硬いライスでは年寄りには応えてしまう。と大爆笑した。

 

マイナス点: 美しいビーチや綺麗なその他の自然を目にするのは大きなプラスだ。

しかし、どこの観光地も汚染がひどい。ここは貧しい国で、多くの人はゴミを処理するお金を払う余裕がない。だから代わりに川や歩道に捨てるのだ。貧困が多く、それを避けるのは難しい。

アメリカでは、私は中流階級の地域に住んでいたので、町の貧困地区には近づかなかっただけです。

フィリピンでは、町に「金持ち」と「貧乏人」のセクションはありません。粗末な小屋に囲まれた豪邸をよく見かける。美しく近代的なショッピングモールの周囲に、ベニヤ板でできた小さな家族経営の店があり、屋根は波板で覆われているのは普通のことだ。

外国人の中には「スキン税」について文句を言う人もいる。

誰が見ても一瞬で外国人だとわかる。個人的にもそうだが、私は現地の人より5インチほど背が高く、色も6段階ほど白い。

私は以前、アメリカの国旗が描かれた帽子を持っていたのですが、あるとき妻に、アメリカ人が嫌いな人が見たら私を標的にするかもしれないから、それはかぶらないほうがいいんじゃないかと言い始めました。

妻に言ったことがある。私が外国人であることを知るために、その帽子が必要なのだと!私はよく、この国にどれくらい滞在しているのか、観光で来たのか、引っ越してきたのか、などと聞かれたことがある。しかし、私が外国人かと聞かれたことは一度もない。

ただし、至極当然のことだが、とにかく、外国人だと値段が上がる。

これは、何でも値段のシールが貼ってあるショッピングモールには当てはまらない。

しかし、小さな店で買うと、外国人だと金持ちだと思われるだけで、高く請求される。

外国人の中にはこのことに非常に腹を立て、怒鳴ったり叫んだりして文句を言う人もいる。私はこれもここでの生活費の一部だと思っている。(中国人なら最悪だと理解している。 フィリピン人は中国人をとても下に見ているからね。)

セブは暑い。セブの気温は27度から30度の日が多い。年の半分くらいは毎日雨が降る。通常は長くは続かず、30分ほどだが、毎日だ。

好きな食べ物があっても、ここでは手に入らないか、見つかってもとても高いかもしれない。

例えば、私はスーパーで桃を見たことがない。一度だけプラムを見たことがあるが、小さなパッケージで15ドルもした。妻がプラムを食べたことがなくて、どんな味なのだろうと思ったから買ったんだけど、たった一度だけだった。不味くて甘くない。鮮度が悪くどうやら中国からの輸入品のようだ。

ここのサラダドレッシングは牛乳、マヨネーズ、サワークリームで作るランチドレッシングかシーサーもしくはサウザンドで、他の味はない。朝食用のシリアル類は非常に限られており、食料品店には5、6種類しかない。私にとっては、これは問題ではない。私は今でも朝食にベーコンエッグを食べるが、フィリピンの典型的な朝食は米と干物であるにもかかわらず、幸いなことにそれらは簡単に手に入る。

 

隣近所や挨拶をした近所の人との付き合いは人生の浪花節で、昼近くになれば家族で押しかけてくる。調味料や米を借りにくる(一度たりとも借りた人から返却されたことはない)そして、周りに知り合いがいないからとの理由で借金をしに訪れる。

あなた方は生まれた時からこの土地にいて、なぜ知り合いがいないのか?

帰ってくる返事がまた滑稽である。今、金と言って貸してくれるお金を持っている知り合いがいない。知っているのは貴方だけ。と返事が帰ってくる。私は貸していないのだが、おそらく、私の妻が有頂天になり、裏でコソコソ生涯返済などされない金を貸しているのだろう。

これに腹を立てたらおそらく生きていられないのかもしれない。

金曜日の夜や土曜日になると、見たことのない人がリビングに大勢いる。したがってその日の夜は我が家の食堂には大勢の人で溢れ、「あなたもここへきてご飯食べなさい」と言われる。この家の世帯主は私で、この人たちを一度も招待した覚えはない。と思わずこの家は誰の家だ?と、ふきだす事がある。

金曜日と土曜日の2日間で我々の1週間の食糧費の70%は消えていく。

私の妻が有頂天になり、招待しているようだ。

今思うには、このような田舎に家など買わず、首都圏の賃貸マンションで暮らせばよかったと反省している。

話し終えて、奥様が向けにきたのだが、レディファーストの国の方だからこそ女性を立てられるのだろう。容姿もこの外国人がいう美人とはかけ離れた方だが、周りのフィリピン人が内緒話で、タカがアメリカ人のロロ(老人)と結婚したから有頂天になっている。あのアメリカン人の金が大事なのだろう。という声が聞こえてきた。

アメリカ人は重い荷物を持ち、車に乗る際には奥様を乗せるためにドアーを開いてあげ先に載せてから助手席へ乗り込んだ。

アメリカ人は窓を開け、「これから空港へ行ってセブへ戻ります。来月も来るのでまた会いましょう。でもフィリピン人と結婚は進めないよ!」がハハハと笑空港へ向かった。

奥様はおそらくこの近辺の方のようだが、周りのフィリピン人からは評判のよくない女性のようであった。

 

インターネットやソーシャルメディアのおかげで、今では男女が世界の反対側の人と出会うことが容易になりました。人種の異なる人々の間での結婚がなぜ今や普及しているのか想像するのはそれほど難しくありません。

毎年、オーストラリア人男性は何千人ものフィリピン人女性を妻または婚約者としてオーストラリアに呼び寄せています。しかし、フィリピン人女性が外国人と結婚するのは愛のためではなく、主に経済的な安定のためだと主張する人もいます。なぜフィリピン人女性は外国人、特にアメリカ人やオーストラリア人男性と結婚したいのでしょうか?

お金目当ての結婚は、一部のアジア諸国、特にフィリピンでは普通のことです。かつては第三世界の国だったフィリピンは、現在は発展途上国です。しかし、より良い生活を送る機会は依然として限られています。医療や教育へのアクセスが不足しているため、できるだけ早く貧困から抜け出す必要性が高まっています。

考慮すべきもう 1 つの点は、フィリピン人女性は家族に深い愛着を持っているということです。お金目当てで裕福な外国人と結婚することは、彼女が両親や兄弟の生活の向上に貢献する限り、非難されることはありません。

フィリピン人は、ドルを稼いでいる人は経済的に裕福だという観念も持っています。これは、ほとんどのフィリピン人が海外で働くことを好む理由でもあります。フィリピンの女性、特に教育水準の低い女性は、外国人を貧困から抜け出すための手段と見なしています。

ほとんどの人は、この習慣が間違っているとまだ考えていますが、より良い生活を望むフィリピン人女性を責めることができるでしょうか? フィリピン人女性は経済的に安定することで利益を得ていますが、外国人男性も仲間と気遣いを得ることができます。

フィリピン人女性の中には、外国人の出身国が提供する機会を求めて白人の外国人男性と結婚する人もいます。前述のように、フィリピンはまだ発展途上国です。アメリカやオーストラリアのような恩恵を国民に提供していません。海外で勉強したり働いたりする機会は、フィリピン人にとって大きな特権です。

質の高い教育は権利ではあるものの、フィリピン人全員が容易に受けられるわけではありません。政府の資金援助を受けている公立学校のほとんどは、定員オーバーで設備も不十分です。設備が充実し、質の高い教育を提供する私立学校は高額です。両親は通常、長男に先に学業を終えるよう促します。長男は働き始めると、今度は弟や妹が学業を続ける間、経済的に支えなければなりません。

マニラで働く典型的なフィリピン人は、1日あたり約10米ドルの収入を得ています。地方に住む人々の収入ははるかに低いです。わずかな収入で生活するのに苦労しているほとんどのフィリピン人にとって、海外で働くことは常に夢であり、それは母国の家族に送金し、より快適な生活を送るためのもう一つの機会です。

考慮すべきもう 1 つの要素は、フィリピンの美の基準です。フィリピン人は色白で白い肌を好みます。ほとんどのフィリピン女性は、より白い肌色を実現するために、漂白剤や美白サプリメントを使用しています。高い鼻を持つことも、フィリピン人に共通するもう 1 つの美の基準です。親は子供の鼻梁をつまむことさえあります。親は、これが子供の鼻を高くするのに役立つと信じています。

ご存知のとおり、フィリピン人の美の基準はフィリピン人らしくないものです。これはフィリピンの植民地主義的な考え方に関係していると考える人もいます。数十年前、スペイン系やアメリカ系のフィリピン人は社会的地位が高かったのです。この考え方は今でもフィリピン文化の一部です。フィリピンの有名人の多くは、フィリピン人の特徴ではなく白人的な特徴を持っています。

フィリピン人女性はオーストラリア人やアメリカ人に惹かれますが、そのほとんどは若くて魅力的な男性と結婚しません。フィリピン人女性と結婚するアメリカ人やオーストラリア人の多くは年配で、あまり魅力的ではありません。しかし、フィリピン人女性が将来の子供に白人のような外見を望んでいる可能性もあります。

フィリピンに行ったことがあるなら、ほとんどのフィリピン人がアメリカ人、オーストラリア人、中国人、韓国人、日本人などの混血であることに気づくでしょう。

ほとんどのフィリピン人女性が愛のためではなく、これらの理由で結婚するのであれば、なぜ外国人は彼女たちと結婚したいのでしょうか? それは、フィリピン人女性が西洋人女性と違うからです。身体的な違いは別として、フィリピン人女性は外国人のほとんどが好む異なる文化と性格を持っています。

フィリピン人は家族志向です。家族を大切にします。フィリピン人女性と結婚するということは、愛情深く思いやりのある家族の一員になることを意味します。伝統的な家族の価値観は、今でもフィリピン文化に深く根付いています。このため、尊敬と友情はフィリピン人女性の関係において重要な役割を果たします。フィリピン人女性は家族のために何でもする。それは彼女たちの育ちと文化の一部です。

フィリピン人女性には悪いイメージがあるにもかかわらず、外国人男性の同意がなければ結婚は成立しないということを覚えておきましょう。フィリピン人女性を探している外国人男性のほとんどは中年以上です。中には離婚経験があり、怒りや苦い関係から来た人もいます。ほとんどの人はフィリピン人女性がお金のために男性と結婚したと考えるのも、そのためです。

男性の魅力のためでなければ、他に何があるでしょうか?

 

※ この記事の内容は、全てのフィリピン人ではありません。このような傾向がよくあるという内容ですのでご了承ください。

 

 

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