勤務

このフィリピンで起業される方の難関。
人事といっても全く過言ではない。
多くの日本大企業が進出している、首都圏、カビーテ州、ラグーナなどの企業の業務担当者は、対人関係のストレスに悩まれている方が多いかも。対日本人同士でもストレスがあるのですから、ことフィリピン人を相手にした場合には、言葉の障害、生活環境の違いなどで多くの悩み、ストレスに苦労されているのかも。
特に小さな企業や飲食業の場合には、さらに酷い。
時間の意義が全く分かっていない。再三、その意義を説いても、単なる日本人は厳しすぎる。
日本人の勤務意欲は一生懸命働き、企業が利益を上げれば自分達も収入が増える。これが日本人的な考えかも。
ではフィリピンではどうか。
全てではないのですが、大いにして外国人から見た目で言えることは、8時間勤務であれば、その時間を消費すればよいと錯覚している労働者が多いようにも思えます。
反面実直な方もいますが、その対比は99対1なのかも。国民の1%くらいは真面目な方がいるようです。
この国の雇用体系。その多くが6ヶ月契約、更新型の雇用体系が多い。当然使い物になら無い者はその場で契約破棄。これがフィリピン人がフィリピン人へ行う行為。
では、雇用者が日本人でこのようなことをしたら。すぐさま労働雇用庁へ出頭命令が来るかも。
よく言えることは、多少仕事のできるようになると、なぜかフィリピン人は人間性まで変わるようです。
日本でも正社員になるまでは「エー！」と思うほど働きますが、正社員になった途端、言葉や態度は横柄、評価期間中の働きぶりは何だったのでしょう？このフィリピンも同じようなものです。時間はしっかりと遵守。
フィリピンにもこのような方がいたのかと思うほど勤勉。
6ヶ月の更新近くになったときの働き振りとやら、なぜにこれだけ勤勉な連中がいるのにこの国はだらけているのだろう。
その答えは6ヶ月を経過して正社員になったときに分かるようです。