今日は珍しく走る有線放送と名高い年の言ったドライバー。
現地人はそのように揶揄するのですが、話を聞いていて一番的を得ているように思います。
ちょっとうるさいかな。
話し出したらジャーナリストになってしまう傾向も強いようです。
乗車早々開口一番
「Sir フィリピンポリスがまたやっつけたけどご存じですか?」
・中国人恐喝し5人から一人当たり200万ペソ踏んだくった事件ですか?
「そうそう。ドゥテルテ大統領の時には、官庁のコラップが正しく改善され、覚醒剤や大麻も戦争と言われるような
壮絶な取り締まりが行われ一般市民は安心できるようになった。
ただし、ドゥテルテ大統領は2016年6月の就任後、地元メディアへの敵対姿勢を強め、「フェイクニュース」「スパイ」などとも罵倒してきた。
ABS―CBNは特に、国際社会でも強い非難を受けた政権の超法規的な色合いも帯びた麻薬政策を追及してもいた。
怒った大統領は免許更新を停止したんだけど、Sirわかりますか?」
・話が吹っ飛んでいてなんと答えればいいの?
「ドゥテルテ大統領のときは、マスコミは皆静かでしたよ。何かやれば直ぐに大統領が解決策をしてくれたから。
警察も官庁も皆ビクビクしながら静粛されないように仕事をしていたし、悪い連中はかなり淘汰された。
だからマスコミが騒がなくてもよかったんですよ」
・フィリピンのマスコミは、小さな出来事や事件でも報道がけっこう早いね。
マルコスになって変わったといえば、最近だけでPNPの不祥事が3回くらいあるけど、ドゥテルテ大統領当時の方針は
マルコス大統領がリセットでもしたの?
「マルコス大統領はおとなしいからね。だからまた官庁やPNP によるコラップや恐喝が戻り始めてきた。
だから最近のマスコミはどんどん証拠を報道する。官庁職員やPNPは、フィリピンで最強に怖いのは奥さん。
2番目はマスコミ。と言われるようになってきた。新聞見ればわかるでしょう。
上院や下院議員がどんどん議会へ問題提起策するようになり、マスコミもどんどん報道しています。だから連中は今ビクビクしているんですよ」
・そう言われてみれば、確かに最近PNPが民間人と食事する姿が見なくなったように思うね。
「そのような写真を撮影され議員へリークしたらパタイですよ」
・昨日キャンプ・クレイムで行われた初のフィリピン国家警察指揮会議へ、政府および警察当局者らと出席したようだね。
会議中はマスコミを完全シャットアウトし行われた様子ですね。
PNP司令部会議でのマルコス大統領による忠誠心のチェックではなく、通信手段の改善、調達の遅れ、サイバー犯罪への対応強化について
PNPに対し、特に災害時における連携を改善するために通信システムを強化するよう要請した。とニュースで見たけど。
「以前、軍に行って同じような事をした。今回はPNP。言われた時は忠誠するんですよ。
でも目の前に札があると忠誠心は自動的にどっかへいってしまうんですよ。フィリピンだから ガハハハハ」
・よくなったり悪くなったり忙しい国だけど、一番過激だったのはドゥテルテ大統領のとき。こ
れでフィリピンも多少はましになるかと思っていたんだけど、また舞い戻りそうなんですね?
「バランガイはどうしようもないけど、今の上院や下院の議員は皆懸命仕事をしています。
マスコミも日々よく観察しているのであまり悪くはならないと思うんだけど・・・・・・・・」
・ところで、さっき1番と2番が怖いのはわかったけど、3番目に怖いのは誰?
「そう言われてみると・・・・・・・・・・・・Sino ka ya?」
・私は3番目をよく知っているよ
「誰ですか?」
・聞きたい?
「シェンプレー」
・ドライバーやりながらジャーナリストになってやってる人だよ
「わからないな」
・直ぐそばにいるんだよ
周りをキョロキョロ見渡しながら、
「誰も居ないです」
・アンタだよ
「ハイナコ!Sir冗談がキツイナマネー」ガハハハハハハ
このドライバーは確かに走る有線放送の異名を持つだけのことはあります。
調べたいことがあったら頼めばなんとかなりそうです。
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