こういう歌にもなるかな？

1986年
日本国内にピンパブ開店が多く始まったころ。この頃にはまだ飲み放題などがあまりなくセット料金も7000円くらい平気で取られたようにも記憶している。
この頃は、記憶では、まだ多くの店ではショーを行っていた。歌の上手いフィリピン人歌手、何故か歌う日本の歌「空港」が多いようにも。
歌が終わって店内が真っ暗になり滅茶苦茶雑音過多的演舞音楽にのりシースルーで多数のダンサーが胸の部分を手で多い登場。身体をクネクネさせて意味不明の「セクシーだって」ダンス。お目当てで来たオヤジ殿、ショーが終わると店の店長などに顔色かけて抗議「俺の女に恥ずかしいまねさせるな！」

俺の女？・・・・・当店のオネーサンは多くの客様にご贔屓いただいております。
翌日は、開店と同時に俺の女発言のオヤジ殿来店。
結局、席をはずされるたびにイライラ。それでも時間を待てば必ず配慮を見せてくれて席に戻ってくるオネーチャン「パパ　私は貴方だけ心配ないモンダイアルエー」
オヤジ殿帰宅は早朝1番電車。
6ヶ月通い詰めて

奥様名言：コラー！あんたなんて金使いか足しているの？安給料の癖して半年で300百万も借金して！
挙句の果てに正月は海外出張だ？何で今年だけ年末年始は海外出張なの？
ところであんたの会社海外に工場あったの？・・・・・オヤジ殿「ハイ」
この当時はまだ携帯電話などさほど復旧していない頃。ピンパブの電話は5台あっても全部「プープープー」
やっと繋がれば「アナタオミセクル。イマイソガシイダカラ　アトデナ」ガチャンと切れる電話にはやる気持ちを抑えきれずにピンパブ直行。
この当時のプレゼントは　15インチのカラーテレビ。SONYウオークマン。グッチの時計。そして封筒に入れて餞別が多かったようで御座います。


この頃には1980年に大ヒットした五木ひろしの「しあわせさがして」、おまえと二人などが結構カラオケで歌われていたようにも。

しあわせさがしてで次の歌でも

オネーチャン在日編


貴方のために　生まれてきたのと
イカウは五月蝿く　電話を掛けてくる
探していたんだよ　今夜の同伴者
俺の都合を　全く考えず
成績　ほしく　アサワと呼び続け

からだのために　わるいとしかって
イカウはタバコを　おこって取り上げる
探していたんだよ　ちいさなしあわせを
俺に　一生　ささげてくれる
可愛い人を　探していたんだよ

きれいな君と　いわれるよりも
福沢諭吉のような　役立つ紙がいい
探していたんだよ　ちいさなしあわせを
胸にほのぼの　大きな期待で
やさしい　パパを　探しているんです。

オネーチャンフィリピン編

アサワコご飯　もうタビタノ
用もないのに　今日もコレクトで
何時でも貴方だけ　都合のいい電話
昼夜　考えず　同じ事
今日も貴方　体気をつけて　

お元気ですか　仕事は忙しいか？
一杯仕事　するのは止めなさい
だってそうでしょう　何時も私だけ
決して　決して　他の女はやめて
やさしいパパコ　もっと貢いでね

パパコは何処　何時来るマニラ
私のお金は　まもなく底をつく
だってパパコは　もう直ぐ半年
電話　かけても　何時も留守電
もう駄目なら　探すよいいパパを


1986年当時は1984年つくば万博が開催された1984年、３券種の同時改刷によりＤ券発行され、旧聖徳太子の1万円札も流通していて大きめの1万円札と新サイズの福沢諭吉のなんともカラフルな1万円札が混じって流通紙幣としてこのマニラにも溢れ始めた頃なのかもしれません。
1986年 エドゥサ革命、コラソン・アキノ、大統領に就任。マルコス夫妻ハワイに亡命した年です。