要注意

国軍参謀総長は、１７日日曜日マニラ市ルネタ公園で開かれる、改憲反対の祈りの集会中に共産ゲリラが活動を起こす可能性があると警告しています。

１２月１７日、フィリピン・カトリック司教会議（ＣＢＣＰ）が憲法改正に反対する集会をリサール公園で行う予定です。野党勢力や左翼系団体等が同調し、集会やデモを行うとの情報です。リサール公園での集会が大規模なものになる可能性があり、警察官８，０００人以上を派遣、治安維持に当たらせるとしている他、幹線道路等でチェック・ポイントを設ける等の規制を行うようです。

集会やデモの予定される場所

・ Rizal Park （リサール公園）
・ Mendiola 、 Espana 、 University Belt 及び Plaza Miranda （マニラ市大統領府近辺）
・ Liwasang Bonifacio （マニラ市イントラムロス地区）
・ Bonifacio Shrine （旧 Mehan Garden ）（マニラ市イントラムロス地区）
・ Ninoy Aquino Monument （マカティ市パセオ・デ・ロハス通り）
・ Welcome Rotonda 及び Quezon City Circle （ケソン市）
・ People Power Monument （ケソン市）
・ EDSA Shrine （マンダルーヨン市オルティガス地区）

明日は、日曜日ですが、できる限り外出は控え、また、列記した場所へは近づかないほうが良いと思います。
改憲反対デモや集会に参加した群衆が興奮、大暴動に発達する可能性がある集会とも言われています。フィリピン共産党（CPP）の幹部が政府を目標に新たな攻撃を開始すると発表した後に国軍を襲撃する事件が起きています。CPPは攻撃を実行し、憲法改正に反対する国民運動に加わるよう全国120カ所のゲリラ前線部隊に呼びかけていることから、大勢の人が集まるモールはじめ公共交通機関の駅、バスターミナルなどへ近づくことを自重したほうが良いかとおもいます。

何事も無く、穏やかな集会になるよう。巻き込まれないように十分気をつけてください。