フィリピンりぱぶりっく狂笑国

フィリピンらしく
フィリピンでも
フィリピンだから

バハラ カヨ

2010-09-05 | フィリピン
バスジャック事件
当日、人質解放交渉の最中、国家警察長官が本部を離れミンダナオ地方を訪問していた。
そして、比政府調査委員会の聴聞会で、犠牲になった8人のうち4人が人質救出作戦の最中に死亡したことを明らかにし、救出作戦中は、警官隊と狙撃手も計20回程度、発砲しており、これら銃弾が人質に当たった可能性が出てきた。
人質解放交渉などに当たった政府の主要関係者全員が、人質救出作戦開始の直前に事件現場を離れていたことや、関係者は夕食や休憩を取るため、レストランやホテルの喫茶コーナーに向かい、救出作戦が終わるまで現場に戻らなかった。このため、現場の詳しい状況が把握できず、救出作戦で的確な判断、指示ができなかったもよう。
国家警察部隊SWATの投入が遅れたこと。首都圏警察の人質救出に対して具体的な指示がないまま救出作戦を開始したなど、不手際が、比政府調査委員会の聴聞会で確認されているようです。
今回の事件を教訓に、人質救出訓練が行われたようです。アキノ大統領も、この事件に対して非常に責任を感じており、新たなIba na tayo 政策を打ち出すようですが、ベトナム、インドネシア訪問は準備ができていないという理由で訪問を中止したことは評価しないといけないのかも。
一筋縄ではいかない香港。すでにこの事件に対するさまざまな点を洗い出し、いまだにweb上で批判が相次いでいます。
 国家警察長官に関してもすでに掲載されていて、この長官が弁明した内容は、
ミンダナオ島カガヤンディオロで地元のテロ行為に関しても非常に重要な会議に出席するために出かけた。
交渉に入る前に国家警察長官は飛行機でミンダオ島ヘ向っており、この事件は平和的に解決されると報告を受け、信じていた。しかし、事件が急転、急遽マニラへ戻ったが人質事件は大惨事に終わってしまった。
国内が騒然としているテロ。MLFはじめNPAアブサヤフ等、相変わらず国軍との衝突が続いている。そういった解決策も海外から多くの観光客を向いいれ、あるいは誘致をしていただくひとつの準備策として安全を提供するのも仕事です。
今回起こったバスジャック事件に対し、事件を甘く見て現場を見ていなかったというのもお粗末な話。これがフィリピン官僚の現実なのかも。
どのような事件でも、事件が発生したら現場を指揮するくらいの考えは最低必要なこと。

おそらく発した言葉:バハラ カヨ かも。

何がこうさせるのか?
利権主義で国を私物化してきた。今尚している、結果なのかもしれません。

 フィリピンに限ったことではないのですが、政治と金がこの地球上にあるかぎり、戦争が起き、民族の争いが続くのかも

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3 コメント

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Up to you (PP)
2010-09-07 00:22:50
nga-nga様
ガダルーペ様
おなじ意味でも英語のほうがなぜか軽く聞こえます。でも、役人様各位はなぜかタガログ語で
Bahala kayo
yoをとってみると「勝手にしろ」
なるほどなと考えております。
でもこれって適当にやれと翻訳したほうがよいのかな?
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フィリピンDNA (グアダルーペ)
2010-09-06 19:24:46
明らかに責任取りたくないからですね。
仕事なんかも仕方なくしてるだけ。
だから何か問題があっても決して自分のせいじゃない。
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国民性 (nga-nga)
2010-09-06 14:54:35
 
昨年の台風災害への対応といい、今回のバスジャック事件といい、
   ”Bahala kayo”
は、国民性(不治の病気)なんですね。
 そういえば比人と話ししていると
  ”Up to you.”
よく聞きます。
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