大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

ヨーロッパでの天然ガス輸入

2022-09-12 09:35:27 | 日記
 大半がロシアから、気体の状態でパイプラインを通じて輸入して
います。液化すると体積は1/600 くらいに減ります。液化した状態
でパイプ輸送しようとすると、パイプの中で含まれた水分が凍って
しまいますから、気体のままの状態で輸送しているのでしょうね。
それに、パイプの全体を保温するなんて、出来ませんからね。冷気
で周囲の温度環境を乱すことにもなります。

 日本も多くは輸入に頼っていますが、液化したものを船に乗せて
輸入しています。一度はサハリンから直接パイプライン経由で輸入
を考えていましたが、沙汰止みになりました。今からみると、幸い
だったのかもしれません。パイプラインを敷いて輸入するとなると
輸入元が固定化されてしまいますからね。^^; 現在のヨーロッパが
それで苦悩しているようです。
 それに、パイプラインはその経路全般のメンテナンスが必須です
が、液化して運ぶ場合は、積み込み/荷降ろしの港湾と運搬船のみ
の保安体制を組めば済みます。

 天然ガスを液化して』輸送するのにはそれなりの技術が必要で、
球体のタンクやその周辺の装置の製造可能な国は、そう多くはない
ものと思います。日本の場合、船体の製造コストがぁ・・・^^;