小型の衛星を多数打ち上げる計画があります。
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/how-smallsats-revolutionize-our-future/
衛星利用により便利になるのはよくわかるが、寿命が来た衛星は
どう破棄するのだろうか。衛星本体以外にも、打ち上げ時に衛星を
保護しているカウリングなども軌道上に残るはず。軌道を追跡する
にも、衛星の小型化が進んでいるので、地上からレーダーで追うの
は困難になるに違いない。これらの衛星やカウリングなどは(既存
も含めて)、いったいだれがどう管理するのだろうか。
これらをきちんと管理するためには、打ち上げる位置や高度など
を事前登録制になっていると思うが、後処理まで義務付ける必要が
あるように思う。寿命が来たり、不要になったものが自動で高度を
下げ、大気中で燃え尽きるような機能を付加するように義務付ける
必要があるのではないか。
不要になった衛星を回収する方法も研究はされているようだが、
ゴミは回収するよりも、出さないことの方が大事だということは、
街中の環境保全が出来ている日本人だからこそ、判っている話では
ないだろうか。宇宙空間では、ごみ収集のボランティア活動なんて
のは、簡単には出来ないのだから。「ゴミはお持ち帰りください」
なのです。
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