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韓国史劇「客主」

2018-05-26 | 韓国史劇・ドラマ・映画
■韓国史劇「客主」  予告

朝鮮一の商人を目指す熱き男と運命に呼び寄せられた二人の女性
利益より人を守ろうとした主人公ボンサムの商売道を描いた正統派史劇


原作は韓国でも有名な小説家キム・ジュヨンの歴史小説
1983年にドラマ化された作品のリメイクとしても話題となった。
商人を目指す男たちの熱き友情、そして父の無念を果たすために
朝鮮屈指の巨商に成長していく主人公の姿を描いたサクセスストーリー!



チャン・ヒョクさんのドラマにしてはアクションシーンが少ないドラマでした。
商人のドラマなので、当時の時代背景が面白かったです。
役所や王族と商人が利害関係で手を結ぶのはいつの時代も同じことですが、
財を手にした「客主」が王族をも左右する存在で、そんな中、チョン・ボンサムが
父から受け継いだ理念で描く商売道はジンとくるものがありました。
面白いドラマでした。



(Webより抜粋)
ドラマの舞台は朝鮮時代末期、第25代王・哲宗と26代王・高宗の時代あたり
朝鮮の農村は疲弊し、各地で大規模な反乱が何度も起きた。
そんな中、コレラの蔓延で多くの民が命をおとし、さらに当時信者を増やしていたカトリック教徒の弾劾で
多くの民が犠牲になった。
世界では近代化に向かっていたが、朝鮮はこれに完全に乗り遅れてしまった。
1945年にはイギリスの軍艦、翌年にはフランス海軍がカトリック弾圧に抗議して来航。
朝鮮は、明治維新を経験した日本、ヨーロッパの列強国、そして近代化に遅れた清に囲まれ
自国の権益や国が脅かされ始める。
「客主」はそんな時代の中でたくましく生き抜いた商人たちの物語なのだ。

そんな疲弊しきった朝鮮で力を持ったのは、厳しい身分制度の中でも底辺にいたはずの商人。
朝鮮王朝末期では厳しい身分差別は現存していたものの、結局「財を握ったもの勝ち」ということで、
一番格下のはずの商人が幅を利かせた。

【客主】元々は各地をまたにかけて活動する行商人「客商」の主人のこと。
    李氏朝鮮後期においては、他の地域から来た行商の住みかを提供して物を引き受け、
    売ったり駆け引きを付けてやる問屋機能をもつ商売の元締めのような存在。


■STORY

千家[チョンガ]客主(問屋機能を持つ商団)の主チョン・オスは、
息子のボンサムらとともに、行商の旅に出るが、アヘン密売の濡れ衣をきせられ
命を落としてしまう。
天涯孤独の身となったボンサム(チャン・ヒョク)は、行商人になるため
童蒙庁[トンモンチョン](行商人の育成機関)で学び、父の命の恩人である
松坡馬房[ソンパマバン]の主チョ・ソンジュンのもとで働き始める。



そんなある日、生き別れた姉を捜しているボンサムの前に、身売りされた女性
チョ・ソリン(ハン・チェア)が現れる。
ボンサムとソリンは心を通わせるが、ソリンは朝鮮一の巨商シン・ソクチュに
嫁ぐ身だった。



その後、山賊に襲われたボンサムは、男装の行商人ケトン(キム・ミンジョン)
に助けられる。
ケトンは一方的にボンサムを運命の人だと思い込むが、ボンサムのソリンへの
想いを知り、ソリンに牙を向けていく…。


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