■韓国映画「戦と乱」 予告
2024年の韓国映画
主従関係にありながら共に育ち、友情を育んだ2人の男。
16世紀末の朝鮮王朝時代、豊臣軍侵攻という戦乱の世。
やがて彼らは、戦乱に揺れる李氏朝鮮で敵同士として再会を果たす。
「別れる決心」で知られるパク・チャヌクが製作に参加し、シン・チョルとともに脚本を手がけた。
奴婢出身ながら最高の剣術使いへと成長した主人公チョンヨンにカン・ドンウォン。
『義兄弟 SECRET REUNION』『華麗なるリベンジ』『新感染半島 ファイナル・ステージ』など、
映画を中心にコンスタントに活躍する韓国トップ俳優。
一方、名門一族の跡取りに扮するのは『地獄が呼んでいる』のパク・ジョンミン。
『空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~』で主要映画祭の新人賞を総なめに話題を呼ぶと、
その後も『それだけが、僕の世界』『ただ悪より救いたまえ』などが高い評価を受けるなど、
その演技力はもちろんのこと、作家や歌手としても才能を発揮する万能型俳優。
民を捨てて逃げた国王・宣祖に扮するのは、「花遊記(ファユギ)」など
日本でもお馴染みのチャ・スンウォン。
戦に加わる義兵を演じるのは『財閥家の末息子〜Reborn Rich〜』のキム・シンロク、
両班出身の義兵長で、混乱の時代に民と共に戦うリーダーに『悪の心を読む者たち』のチン・ソンギュ。
冷酷な日本の武将には『ザ・グローリー〜輝かしい復讐〜』のチョン・ソンイルが扮する。
(Webより抜粋)
■韓国映画「戦と乱」
パク・ジョンミンさんは「密輸1970」などコミカルな演技も面白いですが、
この作品はキャラクターもガラリと変わって、本当に演技が多彩な俳優だと実感します。
身分を超えた信頼関係っていいな~っと思うのですが、それも些細な誤解から崩れてしまう。
そこが切ないところでした。
この時代の作品は「雲を抜けた月のように」では壬辰倭乱(豊臣秀吉の朝鮮侵略)前後の
朝鮮に起きたイ・モンハク(李夢鶴)の乱を描いた作品や、
朝鮮中期の官僚・柳成龍(リュ・ソンリョン)が壬辰倭乱の教訓を書いた本を基にした
「懲毖録(ジンビロク)軍師リュ・ソンリョン」など観ましたが、
どれも時代背景や王、宣祖の愚かな行動には呆れるほどで大変な時代でした。
この作品も奴婢のチョンヨンと両班の息子ジョンニョの関係が時代に翻弄されていました。
お気に入り俳優のチン・ソンギュさんの姿は一瞬「キングダム」を思い出しました。
信頼がおけるこういう役やると本当に良いわぁ~。
カン・ドンウォンさんの史劇作品は「群盗」もお気に入りなんですが、
どちらも「天才剣士」っていうキャラクターはホント、カッコ良くて似合います。
一緒に戦う個性的な仲間たちも、「群盗」のメンバーたちのようで
それぞれの役割が面白かったです。
■STORY
幼い頃、兵曹判書の嫡男ジョンニョ(パク・ジョンミン)家に
連れてこられた奴婢チョンヨン(カン・ドンウォン)。
武芸が苦手なジョンニョの身代わりに兵判から棒で叩かれるのがその役割だ。
毎日稽古を眺めているうちに、コツをつかんだチョンヨンは、ジョンニョに剣術を指南。
やがては稽古相手を務めるようになり、剣を通して友情を深めていった。
成人しても武科挙に落ち続けるジョンニョになりすまし、
首席で合格してみせたのもチョンヨンだった。
ところが、そのことが2人の運命を大きく変えてしまう。
朝鮮半島に、豊臣軍の侵攻による戦の火の手があがる。
王が城から脱出し、民を捨て逃げたことを知った民は怒り、景福宮に火をつけてしまう。
一方、キム・ジャリョン(キム・ソンギュ)、ポムドン(キム・シンロク)らは、
義兵として立ち上がるが……。
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