■韓国史劇「奇皇后」
このドラマは私にとって「六龍が飛ぶ」以来のヒットです。
前半は特に面白く、後半はふたつの愛のストーリーが切なく,
ヨンチョルへの復讐に挑むさまざまなストーリーとで最終回までとても良かったです。
お気に入りのシーンです。
■1話 13年後、弓の名手となり、ならず者たちを率いるようになったスンニャンは、
高麗王となっていたワン・ユと再会し弓の対決をする。
弓の対決後、お互いの正体を知らないままのワン・ユとスンニャンですが、
スンニャンを男だと思っているワン・ユが面白いです。
■2話 間者に見せかけてワン・ユに近づいたスンニャンは、実はワン・ユを支援していた。
そして、パン・シヌの命を受けてスンニャンが敵方の裏帳簿を手に入れて不正を暴くシーンは
面白かったです。
■3話 タファン王子を救ったのがスンニャンだったと知ったワン・ユは、スンニャンとの再会を喜びます。
■4話 タファンとスンニャンのやり取りがとても面白い回でした。
タファン王子から武術を教えてほしいと言われ、スンニャンが指導します。
それを遠くから見つめるワン・ユ。ワン・ユの妄想が面白かったです。
タファンがスンニャンに
「私が元に戻ることになったら一緒に行かぬか?」と問いかけます。
そしてワン・ユに
「ああ、許しが必要か。スンニャンをくれ」と言いますが、
ワン・ユは
「こいつは私が行けと言っても私から離れないだろう」と答えます。
このシーンがワン・ユの願い(自分から離れないでいてほしい)であったと感じる
とてもいいシーンでした。
■5話 タファンの命を守るように王命を受けたスンニャンが必死でタファンを守ります。
そんなスンニャンにタファンが次第に心を惹かれていくのです。
■6話 タファンの命をスンニャンが救います
ワン・ユはスンニャンが生きていたので喜びますが、タファンは「高麗の兵が命を狙った」と嘘の証言をし、
ワン・ユは廃王に、スンニャンは元の貢女として元に連れて行かれ、スンニャンの父も亡くなります。
■8話 スンニャンは父の敵であるタファンの命を狙いますが、なかなかうまくいきません。
■9話 タファンはスンニャンにうりふたつのヤンイ(実はスンニャン)に興味を持ち始めます。
その頃、ワン・ユは軍の指揮権を巡ってヨム・ビョンスと対決し、
何としてもスンニャンに再び会うために生きて帰る決意をしていました。
「絹の道」を手に入れるため、思考を巡らせ戦うワン・ユがカッコよすぎて惚れ惚れします。
■10話 スンニャンが女官となってタファンの世話をするシーンがとても面白かった。
そして、タファンがスンニャンのことを想いながら語る話にジンとしました。
■11話~13話 タファンが実はヤンイがスンニャンであることを知ってしまいますが、本人には言えません。
タファンはますますヤンイが気になって仕方がありません。
ヨンチョルから命を狙われているスンニャンを何とか自分の側に置いて守ろうとするのですが、
スンニャンはワン・ユを想いながら日々を送っていたのです。
ワン・ユはいよいよ突蕨への総攻撃を前に、パン・シヌ、チョンバギを間者に仕立てて
ある策を進めていました。
ペガン将軍、タルタル軍師もどうなるのかとワクワクしてとても面白かったです。
スンニャンはオジン側室の懐妊疑惑を利用し、流産させようとしたダナシルリを
陥れるために密かに行動していましたが、この辺りもとても面白かったです。
■14話 死んだと聞いていたワン・ユが勝利を掲げてペガン将軍、タルタルと共に元に戻ってきました。
ワン・ユとスンニャンが再会するシーンはドキドキ・ハラハラでした。
■15話~16話 タファンの愚かぶりが満載の回で面白かったです。コルタ内官もとても面白い人です。
何をやってもワン・ユやスンニャンに敵わず悔しがるところに笑っちゃいました。
元対高麗で蹴鞠の対戦をするシーンも、スンニャンとタファンが二人でお酒を飲んで泥酔するシーンも
面白かったです。
この時、ワン・ユが仕掛けた血書を巡る策が水面下で進んでいました。
タファンを慰めるスンニャンと遠くから見つめるワン・ユの姿が切なかったです。
■17話 ワン・ユはスンニャンを想い、独り耐えていました。
火傷を負わせてしまったワン・ユの元へスンニャンが手当に駆けつけますが
スンニャンに危険が及ぶため、ワン・ユは避けていました。
お互いに相手を想うシーンが続き切なかったです。
その頃、ワン・ユの計略通りにヨンチョルが策にハマっていきます。
タファンもヨンチョルに立ち向かうと決心し、スンニャンに手伝ってほしいと言います。
こういうところ、とてもストーリーが面白いです。
■18話 タファンがスンニャンのために「影絵」を催しますが、勘違い甚だしいダナルシリの
お蔭でおかしなことに・・・。
ワン・ユはもうスンニャンへの気持ちを抑えられなくなっていました。
ワン・ユがスンニャンに「私と一緒に高麗へ帰ろう」と言います。
一緒に高麗へ戻ると約束したシーンが良かったです。
血書を捜すための策がワン・ユだと思ったスンニャンも、宮廷内から援護します。
けれども、タンギセ将軍のせいでワン・ユは窮地に落とされますが
ワン・ユはスンニャンの釈放を条件にヨンチョルと手を組むことにしました。
■19話 スンニャンが拷問にあってしまいますが、ユ・ワンの下に戻りました。
ワン・ユがスンニャンを大事に思う姿が素敵です。
■20話 ワン・ユがスンニャンにかんざしを送り照れくさそうにプロポーズをします。
すごく素敵な場面でした。
そして、15年前、ワン・ユが世子時代に黄州で逃した貢女の少女がスンニャンだったと打ち明けます。
スンニャン:その娘が私です。王様が助けた命です
ワン・ユ :あの娘なのだな、生きてたのだな
二人が結ばれたシーンは涙、涙でした。
■19話~21話 ワン・ユの策にタファン、ペガン将軍、タンギセ将軍といろいろな勢力
が交錯するのですが、この辺りからワン・ユ側とヨンチョル側の駆け引きが面白くてワクワクしながら観ました。
タファンがヨンチョルを殺そうとしましたが失敗し、そのせいでワン・ユの策も狂ってしまいました。
ワン・ユはいったん高麗に戻り、スニャンは血書を手に入れるため宮殿に戻ります。
皇太后は廃位となり、ペガン将軍も宮殿を離れてタファンはひとりぼっちになりました。
血書を見つけるための鍵となる「チョクホ」の行方を皆が追うのですが、タンギセ将軍に連れて行かれて
しまいます。
スンニャンたちが救出に向かいますが、この時にスンニャンが深手を負ってしまいます。
偶然通りかかったタファンに匿われ難を逃れます。
■22話 スンニャンはワン・ユの子を身籠っていましたが、オジン側室と共に宮殿の
外に出ることにしました。でも、ダナシルリが兄たちと共謀してオジンを殺そうと企んで
いて、山賊に襲われてしまいます。
■23話 チョクホやパン・シヌ、パク・プファルにスンニャンは助けられますが、逃げる途中で出産したものの
ヨム・ビョンスに追われ、崖から落ちて子を手放してしまいました。
そして、パク・プファルも重傷を負いますが、命は取り留めたのでホッとしました。
ドラマの中でこういった忠臣の存在はとても大事です。
スンニャンが死んだと聞いたワン・ユはショックを受け悲しみに暮れます。もう、涙、涙でした。
この頃、ダナシルリは寺で妊娠を装い、拾い子(実はワン・ユとスンニャンの子「ピョル」だった)を
自分の子としようとして宮殿に戻りました。
本当に憎たらしい皇后ですが、心底憎たらしいと思わせる演技がすごいなと思ってしまいました。
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