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韓国映画「愛を歌う花」

2021-07-01 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国映画「愛を歌う花」 予告

2016年の韓国映画
恋と歌を奪った親友に嫉妬の炎を燃やす妓生
日本が朝鮮を支配していた激動の時代。
券番で伝統芸能や礼儀作法、教養などを学んだ妓生たちの悲哀を描く。

正歌と流行歌、それぞれの才能を持つ二人の妓生は、
過酷な運命を辿ることになる。



ソユルを演じるハン・ヒョジュが見せる嫉妬の演技からは、
悲哀とおぞましさが伝わり、目が離せない。
ハン・ヒョジュやチョン・ウヒが実際に歌っている正歌や流行歌の数々も素晴らしい。
時代考証に力を入れており、1940年代の街並みや当時の音楽事情を再現した美術や音楽など、
見所もたっぷり。
作中の「朝鮮の心」はチョン・ウヒが作詞した。
(Webより抜粋)

 

 

■韓国映画「愛を歌う花」

ビューティー・インサイド」に続いて、ハン・ヒョジュ&ユ・ヨンソクさんの映画だったので観ましたが、
レトロ感のある作品が好きなので、とても良かったです。

日本統治下の朝鮮の衣装や街並みの演出に目が惹き付けられました。
ソユル役のハン・ヒョジュさんとヨニ役のチョン・ウヒさん関係はもちろんですが、
人気作曲家のユヌ(ユ・ヨンソク)が、自分の歌を唄ってくれるヨニの歌声に魅了されていき、
それがソユルとヨニの関係に溝が深まって、心の変化の様子が実に名演技でした。
3人の心情がそれぞれに痛々しくて、ヒシヒシと伝わってきました。

伝統ある正歌(ジョンガ)と現代を表現する歌謡曲。
「今の時代、出世すること自体が罪だ。民衆を踏みつけてのし上がるんだからな。
それよりも民衆を癒す歌を書く方が意義があると思う」とユヌは言い、
始めはソユルに「僕の歌を唄ってほしい」と言うのですが、
ヨニの歌声を聞き「ヨニこそが自分の歌を唄うにふさわしい人」に変わって
それがソユルにとって悲劇の始まりになってしまい、嫉妬に駆られ
ユヌの心を取り戻そうとするほど離れてしまう皮肉さが何とも言えなかったです。

ルーガル」のパク・ソンウンさんも総督府警察局長役で出演していて、
この時代の日本と朝鮮の関係をうかがわせます。

この時代はお決まりですが、日本人は悪者として描写されているのが
ちょっと悲しかったけど・・・。

 

■STORY
1940年代、日本統治下の京城。
妓生養成学校の券番で共に学ぶソユル(ハン・ヒョジュ)とソ・ヨニ(チョン・ウヒ)は
幼い頃からの親友だった。



朝鮮に伝わる正歌(ジョンガ)の名手で美貌でも知られるソユルは、
作曲家のユヌ(ユ・ヨンソク)と恋に落ちる。



妓生出身の流行歌手が多く誕生していたその頃、ユヌはヨニの歌声を聞き、
彼女を歌謡曲の歌手としてスカウトした。



ユヌが作曲しヨニが歌った「朝鮮の心」という曲を聞き、
自身も歌手になりたいと願うソユルの心に嫉妬の炎が燃え始める…。
相手が幼なじみであるがゆえに、より深く強いものとなる。


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