■日韓合作映画「ノーボーイズ ノークライ」 予告
2009年の日韓合作映画。
世界でたった一人巡り会えたソウルメイト。
この夏一番熱くて、切ない出会いが始まる。
敵でもない、味方でもない ただ生きるために僕たちは手を組んだ
二つの孤独な魂は駆け抜けてゆく。
家族を背負いながら生きる亨。家族の愛を知らないヒョング。
二つの孤独な魂が触れ合ったとき、運命が動きだす。
その疾走の果てにあるかすかな光に向かって-。
家族を思いながらも、心に闇を抱えながら生きる主人公・亨を演じる妻夫木聡は、
全編に渡って韓国語のセリフにも初挑戦。
今までにない影のある役柄を熱演し、新たな一面を見せる。
もう一人の主人公ヒョングには、韓国の興行成績を塗り替えた『チェイサー』の
鬼気迫る演技で、一躍、韓国映画界のトップスターとなったハ・ジョンウ。
人気と実力を兼ね備えた日韓2大キャストの絶妙に息の合った演技は
本作品の一番の魅力である。
■日韓合作映画「ノーボーイズ ノークライ」
この映画は勧められて観たのですが、妻夫木聡さんが韓国映画に出演して以来、
ハ・ジョンウさんと交流があるとは聞いていたので、どんな映画だったのだろう
と思っていました。
国境を越えた友情は、映画でも現実でも続いていたのですね。
映画の中で二人で「アジアの純真」を歌うシーンがあるのですが、とても良かったです。
やるせない気持ちをただがむしゃらに歌う姿は、無邪気で楽しそうにも見えました。
ハ・ジョンウさんが今まで観た作品と違って、ちょっとひょうきんな役なのですが
それがまた良かったです。
ラストシーンが切なかったのですが、良い映画でした。
■STORY
韓国からオンボロなボートにひとり乗り込み、日本の闇組織のボス、ボギョンに
「荷物」と手作りキムチが入った壷を運ぶヒョング(ハ・ジョンウ)。
ヒョングは韓国から日本へ荷物を運び、ボギョンの手下でそのボートを
いつも出迎える冴えない男、亨(妻夫木聡)に出会う。
ある日、いつも通りに「荷物」を日本へ運んだヒョングが何者かに襲われ、
「荷物」が消えてしまう。
合流した亨と見つけた「荷物」の中身は・・・。
韓国人少女のチスが運ばれた。
彼女は、父親が会社の金を持ち逃げしたために、人質として誘拐されていたのだ。
やがて亨とヒョングは、チスからの報酬目当てに彼女の父親を捜そうとする。
家族を背負い、そこから抜け出せない亨と、母親から見捨てられ、
1人で生きてきたヒョング。
境遇も国籍も違う。敵でもなく味方でもない。
ただ生きるために2人が手を組んだとき、運命の歯車が動き出す。
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