街の風景

散歩の時に出会った何気ない風景、手押しポンプ、使われなくなったコンクリート製のゴミ箱、懐かしい洋館付き住宅などなど。

熊本城・本丸御殿を見物する…熊本市熊本城内

2009-05-31 21:23:53 | 建物
島原から超高速フェリーのオーシャンアローで熊本港に着きましたが、熊本市内には、バスに乗り換えて行きます。

熊本城に近い交通センターまで各停のバスで38分ぐらいです。

熊本城には、一番最近では「熊本城築城400年祭」の前年の平成18年の夏に行った時に、

本丸御殿の復元工事中でしたので、今回は本丸御殿だけを見物に行きました。



大小天守閣です。

この天守閣は、西南戦争の3日前に原因不明の出火で焼けて、昭和35年に復元されたものだそうだが、

この前に見ているので天守閣には登らなかった。


この建物が、本丸御殿。

大きすぎて全景を撮るにはずーと遠くからだ。

入口付近。ゴールデンウイークだし、高速道路が1000円なので、遠くから来た人で混雑している。


本丸御殿大広間(対面所)。ず~~と向こうにお殿様が座っていたのだろう。

梅の間と書かれているのは、ふすまに梅の絵が描かれていたのだが、まだ復元されていない。


対面所の控え部屋には、コンピューターが置かれていてこの本丸御殿の解説が見ることができる。

子供より、若い親の方が熱心に覗きこんでいた。


殿様がいた部屋。障壁画やふすま絵も復元されている。


格子天井に絵も描かれている。


ものずごくお金をかけて復元されていました。

もし現在の景気の悪い時だったら、このように豪華に復元はできなかったかも知れません。


私の興味を引いたのは、小さなものまで丁寧にお金を懸けて復元していることでした。

何と云う名前の金物か知らない物がありますが・・・。


柱と長押を留めた飾り金具。(廊下)
                                    お殿様の部屋の飾り金物。


廊下の幅木と柱の飾り金具。
                                    戸板の引手金具?。


戸板の引手金具№1。
                                    戸板の引手金具№2。


戸板の引手金具№3。
                                    戸板の引手金具№4。


戸板の引手金具№5。
                                   戸板の引手金具№6。


戸板の引手金具№7。
                                    細川家の紋が使われている、昔に戸板の引手金具。


昔もこの様に金ぴかな引手金具だったのかは知らないが、

現在もこの様に細かい彫金の技術で引手も作られていました。



熊本城を築城した加藤清正の銅像と後ろの右端の建物が本丸御殿。その左が天守閣。


コメント (2)
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