す~ぱ~☆主婦目指してますねん

とある主婦の元気に楽しく更年期を吹き飛ばす日々

かもめ食堂

2007年09月03日 | 映画
先週末は見たい映画が借りれて大満足でした。
この「かもめ食堂」もずっと見たかった映画の一つ。

ヘルシンキの町並みがとてもおだやかで、細部までこだわった監督のセンスのよさが光ります。
着てる服も持ってる財布も、お皿もカップも、椅子もテーブルもすっごくおしゃれ☆それだけ見るだけでも、とっても嬉しくなってきます。
ストーリーは敢えてここでは書きませんが、
この映画は見る人がそれぞれに感じる映画じゃないかな?
おしつけがましいことは何もなく。。。

ヘルシンキの街で、主人公がたった一人ではじめた「かもめ食堂」。
どうして、なぜ、ここで食堂を始めたのかは、わかりません。
お客さんが誰一人こない中で一生懸命硝子のコップを磨き続けているシーンからゆっくりと幕が上がります。
変化はなるべくなら避けたいと思うけど、色んな出会いを通してそれはゆっくりと必然に変わっていく。
変わっていくけれど、でも、変わらないものもあったり。
忘れていた何かを出会った人達を通して見つけていく。
人生は人それぞれで、その人自身にしかわかり得ないこともたくさんあるけど、それをわかった上で誰でも温かく受け入れてくれるのが「かもめ食堂」のような気がします。
主人公のセリフに「でも、生きるためには食べなくちゃならないのよね」っていうのがあります。
人は食べることで癒されて、活力を得て、そして、生きてるっていう営みが静かにつづられていました。
そのお料理のおいしそうなこと!
日本食がほとんどですが、本当においしそう。
この映画のキーにもなってる「おにぎり」がとりわけおいしそうなんです。
本当にシンプルな普通のおにぎりなんですけどね。
主人公の「いらっしゃい!」という時の笑顔。
このいらっしゃいには、いくつもの思いが込められているんだろうなーって。
その一言がラストでとても心に染み渡ります。
あー、いいシーンがいっぱいで書きだしたら止りません~!

見終わった後、もう一度見たくなるような映画。
出てくる全員が心が温かくて、笑顔がきれいで。
私もかもめ食堂に行きたい!って本気で思いました。
とりあえず見て下さい♪
おすすめです☆☆☆

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2 コメント

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映画 (みやごん)
2007-09-04 13:31:12
最近DVDも全然見ていなくて・・・
ゆっくり腰を落ち着かせて映画鑑賞っていいですよね。
現実から離れて映画の世界に浸るのって幸せだし。
でもなかなかできないー!時間の使い方がヘタなんですよね(泣)

このかもめ食堂、とっても見たかったんです。
北欧のインテリアが大好きで雰囲気も大好きなので
その地で主人公がどんな食堂をやっているのか、
どんなことを考えているのか・・・
観たらやさしい気持ちになれそうだなと思ってはいたのですが
やっぱりそのとおりなんですね。
す~ぱ~主婦さんの解説を拝見して
ますます観たくなってきた。時間を作らないとなぁ。

片桐はいりさんがこの撮影のエピソードを交えた
エッセイを書かれているみたいですよ~
本屋さんで見かけたら是非見てみてくださいね♪


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みやごんさんへ (す~ぱ~☆主婦)
2007-09-04 22:40:42
かもめ食堂はかなりよかったですよー。
きっとみやごんさんは、あのおしゃれな空間にはまること間違いなしです☆
最近、週末にDVD借りてきて、ボクちゃんが寝静まった夜に観ることが多いです。あとは、ボクちゃんが昼寝している時間とか。
結構観れるもんですよ♪
かもめ食堂は1時間36分くらいの映画だから、比較的短いし、是非是非観て下さいね!
片桐はいりさんがエッセイ本出してるんですね。これまたおしゃれなエッセイっぽいなぁ。見かけたらのぞいてみまぁす☆
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