占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

違う業界の者と交流し、視野を広げろ。

2017年06月23日 | 運勢を良くする方法その2
 私は、昔鍼灸マッサージの仕事をして、
その業界のことだけしか知りませんでした。
 勿論、来られたお客様からいろいろな話を聞いて知識を広げたりもしましたが、
今ほど、幅広くの情報は、持っていませんでした。
 と、言うのは、マッサージなどのお客様は、だいたい毎月来られたり、
3カ月に1階来られたりと、その様なお客様が大半で、
毎月の新規のお客様の数は、2名から5名程度だったと思います。
 それに対して、占いのお客様は、リピーターの他に、
毎月新規のお客様が10名から20名は来られます。
 よって、5倍から10倍ぐらいの差、
占いの仕事は、鍼灸マッサージの仕事に比べて圧倒的に多数のお客様と出会い、
多数の仕事の情報、様々な職業の現状などの情報が集まって来ます。
 人は、自分の職業の分野だけに全力を出していると、
その分野の狭い範囲のことしか判らなくなりがちです。
 昔、大手の病院のレントゲン科や、
カルテ科などで働いていた女友達がいたのですが、
その友達からよく聞いた話としては、医者は、医学のことしか判らない。
 例えば、その女友達が、仲良くなったドクターと、飲み屋に行くのですが、
(先生、先生)と、持ち上げられ、誉められ、おだてられて、
時には、うまく口車に乗せられて、数百万円も貸したそうです。
 で、食べに行った時に、その飲食代をそこから引く形にしていたそうなのですが、
彼女の話によると、(原価の安い豆腐とか、焼き鳥とか、枝豆とかがほとんどで、
原価の高い肉何かは、全然ださへんのよ。)とのことでした。
 (本間、医者は世間知らずの方がものすごく多いんやから。
うまくあの親父に丸めこまれとるんやけど、それが判らんのやから。
今度行った時に、あの親父にめっちゃ嫌みを言うたるねん。)
と、言っていたのが印象的でした。
 私、(そりゃあ、医学部ともなれば、めっちゃ勉強せんとあかんから。
そりゃ、普通の社会のことまでは、判らへんのは仕方が無いと思うよ。)
その様に、話したのを覚えています。
 また、昔、医者の奥様が、他の方と組んで、お店をされたことがありました。
 で、私が、その雇われた社長さんから依頼を受けて占ったのですが、
(この方は、一つお店を成功させたら、
直ぐに次々にお店を出すタイプの方ですね。)
 雇われ社長、(そうなんです。もうすでにそんなことを言っています。)
 私、(ああっ、これはこのオーナーと、社長さんの関係が、
完全に破壊の数理の関係になっていますね。
おまけに、このオーナーの今の運勢のエリアがめっちゃ悪いです。
これは、失敗する可能性が極めて高いと思われます。
ですので、なるべくお金のかからない、
安全策ばかりを提示する方が良いと思います。)
 雇われ社長、(判りました。)
 そして、1年ほどたったある日、その雇われ社長だった方が来られて、
(やはり、だめでした。)と、憔悴しきった状態で報告して来られました。
 結局、いくら雇われ社長が安全策を提示しても、強引に、
(そんなちまちましたことをせんとドンとやりなさい。)と、
思いっきり突っ走っての大失敗だったそうです。
 医学関係については、確かにそのオーナーは、専門科だったのですが、
そのお店の商売に関しては、その雇われ社長の方が専門科でした。
 
 今、お話したのは、医学関係の人の実例だったのですが、
これが他の業界、例えば、新聞業界とか、フリーペーパー業界とか、
有る特定の業界の中ばかりしか知らないと、
それが全ての様に感じてしまうことでしょう。
 ですので、他の業界で働いている者からすれば、それほど酷い状態で無くても、
その新聞業界、広告業界しか知らないと、
必要以上に絶望してしまったり、無意識の中に、苦しさから逃避しようとしたり、
どうしても視野が狭くなってしまう様です。
 その業界以外の第3者から見れば、ピンチも十分チャンスなのですが。
 ですので、自分の業界内部の人間とばかりつき合うのは、
情報のやり取りの面では、確かに有益ではありますが、
視野が狭くなってしまう可能性がありますので、意識的に他の業界の者とも、
話をする機会を持つようにした方が、結果的に良い様に思います。
 ここのところ、医学関係の仕事をされているお客様が何名も来られたのですが、
その中で、40代の女性のお客様が、
占いの知識が有る患者さんから、(医学の仕事を止めて商売をした方が良い。)と、
言われたそうで、どうしたら良いか、当店にご相談に来られたのですが、
データーを出したところ、確かにそのセンスはありますが、
小学生から中学生の子供さんが3名おられるそうで、心配だとのこと。
 また、今の仕事は、このまま続けても、
50代後半ぐらいまでは続けることができるとのこと。
 私、(自分で商売をするのはかなり難しいんです。
医学関係の仕事をしていれば、有る程度安定した収入が定期的に入って来ますし、
先行き健康保険の適応も減らされて、自己負担が増えてきたとしても、
直ぐに大幅な給料のダウンにならないと思われます。
それに、当店にも、お店をされている方が沢山来られるのですが、
今めっちゃ景気悪いですよ。黒字の店も有ると思いますが、
赤字のお店も、かなり多いとも聞きますし、今の仕事でできるだけ粘って、
子供さんを高校、大学に入れて、卒業させてあげて、
その後、ご縁があれば、先行きまた検討するのが、
現実的な選択では無いかと、私は思いますね。
 その様に、お話させていただきました。
 ですので、日頃今の仕事の業界の中だけの付き合いをされている方は、
意識的に他の業界の方とも、交流を持つ機会を作られたらと思います。
 人生、何処に罠が、落とし穴が有るか、判りませんから。
 今日は、その様なことを思った一日でありました。
 
 ps=本日は、紹介のお客様と、久々のリピーターのお客様が来られました。

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