情報の信憑性と活用法について。真実はどれだ。

　最近は、ネット上に様々な情報が
（これでもか）と言うぐらいに多数アップされています。
　（この商売、ビジネスは儲かる）だとか、（この商品の販売は儲かる）などなど。
　ですが、その時注意しておかないとならないのは、その情報の出所です。
　例えば、占い師を始めようと想った方が、占い師はどれくらい儲かるか
インターネットを使って検索し調べたとします。
　すると、あるサイトには（１時間でx万円
zは儲かってます）と言う情報があったり、在るサイトの電話占い鑑定では、
（月の儲け数十万円。）と書いてある場合などもあります。
　ここで、個人の占い師が書いてある情報だとすると、ほぼ正確な情報もあれば、
若干プラス気味に書いてある情報が在ると想われます。
　この時、少し良い様に書く場合は、営業上の理由が在るからです。
　例えば、占い店をしていて、余りにも暇だと書いてしまうと、
せっかくその占いしさんのサイトを見て行こうと想っている方も、
（当たらないんじゃ無いかなあ）と想って来なくなるかも知れません。
　特に、名前のまだ売れていない占い師さんとか、
まだオープンして間がない占い店などが、これに当たります。
　一方、わざと若干暇気味に書く占い師さんや占い店もあります。
　在る程度長くやっている占い店や、占い師さんがそれに当たります。
　謙遜している場合や、あるいは自分が書けだしの占い師だった時のことを想って、
新人に近い仲間の占い師が、辛い思いをしない様に、配慮している場合などです。
　また、電話占いのサイトを経営している方の書き込みで、
登録占い師を増やしたいオーナーさんなら、占い師を集めないと行けないので、
ややリップサービスと言うか、一番儲かっている月を基準に、
（だいたいx万円ぐらいは月に上がる方もおられますよ。）
とやむ終えず少し多めに解説している方も在るかも知れません。
　今お話したのは、占い師のどれくらい儲かるかの情報についてですが、
他の場合も、多かれ少なかれ、それらの要素が在るのではと想います。
　少し前に流行ったアフィリエイトなども、それらを扱う業者が、
広告を貼ってくれる方を集めるために、
（簡単に儲かる）と言うのを過去に強調していたかも知れません。
　また、（インターネットで確実に儲ける方法）と言うタイトルで、
サイトに人を集め、（この教材が在れば）と販売しているところもあります。
　ですが、結局、その（ネットで儲ける方法）と言う教材を売る商売が、
実際は一番儲かると言う話を聞いたりもしました。
　ですので、ネットを含めいろいろなところで情報を集めたとしても、
オーバーな情報、フィルターのかかった情報を、
それぞれセンサ番別により分ける作業が必用だと言えるでしょう。
　
それと大切なのは、世の中の変化により、すでにその情報が昔の古い情報、
今の時代は当てはまらない場合も存在することです。
　例えば、われわれの占い業界を例に取ると、西暦２０００年半ばぐらいから、
いわゆるテレビのスピリチュアルブームなどで、占い師も、
お客様の数も爆発的に増えました。
　しかし、２００８年のりーまんショック以降の不景気と、
占いのテレビ番組の減少、オセロ中島さんの占い師の問題、
悪徳な一部の業者の影響、消費税が８パーセントに上がった影響により、
占い業界は、昔に比べてかなり縮小した様です。
　２００５年に知り合った占い師の元同僚から２０１２年待末に聴いた話でも、
（大阪の占い業界は１／３ぐらいに縮小してしまった）と聴いたりもしました。
　また、今年２０１６年に神戸から大阪に職場を変えた
知り合いの占い師さんからも、大阪は厳しいと言う話を聴いています。
　ですので、無数に溢れる情報を選りすぐると友に、
時間の経過なども考慮して先行きの目標を立てることを、お勧めします。
　
　昨日と、本日、新しくビジネスを始めようと言うお話しがありましたので、
情報の信憑性、活用法と言う観点から、少しここに書かせていただきました。