ラポーレの住民達

ラポーレの住民7人でブログを始める事にしました。
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参議院選挙・続き

2010年05月21日 | Weblog

一方、野党陣営はどうか。

 自民党の谷垣禎一総裁(65)は「数の力で民主主義の原則をねじ曲げる民主党は危険だ」といい、参院選勝利への意欲を語るが、「選挙区28、比例区12の計40議席」と、改選前から2議席増という微増にとどまる。

 「民主党の敵失でわずかに取り戻しただけ。対立軸も明確でなく、国会戦術もボケまくっている。谷垣氏と大島理森幹事長(63)、川崎二郎国対委員長(62)ら党執行部には戦略がうかがえない。党再生の『切り札』だった舛添要一前厚労相(61)にも離党された。自力で挽回する活力が感じられない」

 「公明党とのこれまでのような選挙協力ができないのが致命的。前回総選挙でも自民党候補は公明党票の6割をもらわないと勝てなかった。下野したことで、支持団体や業界も離れ、献金や政党助成金も減り、軍資金不足は深刻。今後の展開次第で、得票をさらに落とす可能性もある。有権者は、自民党を『過去の栄光』と突き放しているように思える」

 公明党は山口那津男代表(57)になって初めての国政選挙。小林氏は「選挙区2、比例区7の計9議席」と予測。改選前から2議席減だ。

 乱立した新党の中で、台風の目になりそうなのは渡辺喜美代表(58)率いる「みんなの党」。「参院選は四十七士で戦う」(渡辺氏)と、強気の候補者擁立を宣言したが、予測では「選挙区3、比例区5の計8議席」。2ケタ当選もあり得る勢いだ

 「民主党はイヤ、自民党もダメという有権者の受け皿になりそう。若さに加え、『脱官僚』『地域主権』といった分かりやすい政策で勝負している。渡辺氏の明るいキャラクターと、新党の先駆者というイメージが追い風となっている」

 一方、他の新党はインパクトに欠ける。

 舛添氏率いる新党改革は「選挙区1、比例区1の計2議席」。

平沼赳夫元経産相(70)と与謝野馨元財務相(71)の「たちあがれ日本」は「選挙区0、比例区1の計1議席」。

幸福実現党と日本創新党はともに「選挙区0、比例区0の計0議席」だ。

 「舛添氏は自民党にいたから輝いたが、改革クラブの衣替えのような新党立ち上げでつまずいた。自分自身を勘違いした。たちあがれには若さがない。新党には新鮮さと『何かやってくれる』という期待感が不可欠だが、それがない」

 結果、小林氏の予測では、民主党中心の与党陣営は56議席、自民党中心の野党陣営は65議席で、参院選では与党陣営が敗北する。

ただ、非改選議席を加えると、与党陣営は125議席となり、過半数(122議席)を上回る。

 小林氏は「この結果なら、首相も小沢氏も辞めず、選挙後は目玉政策を打ち出すなどして支持率回復を狙うはず」といい、こう続ける。

 「内閣の全面改造もあり得る。しばらく大きな国政選挙がないため、今後の注目は政権与党の組み換え、政界再編となる。

普天間問題で、社民党が政権離脱すれば、公明党かみんなの党が政権入りするだろう。

公明党が入れば、弾かれたみんなの党を中心に他の新党が合流する可能性もある。

みんなの党が政権入りすれば、他の新党も政権に入るかもしれない。自民党は惨敗すれば四分五裂、新党と合流というグループも出てくる」

永田町を激変させそうな参院選。

有権者はどう判断するのか。


参議院予測が出た

2010年05月21日 | Weblog

民主党を大逆風が直撃している。鳩山由紀夫首相(63)は米軍普天間飛行場の移設問題などで迷走し、小沢一郎幹事長(67)は政治資金規正法違反事件で、東京検察審査会(検審)から「起訴相当」の議決を受けながらポストにしがみ付いている。

内閣支持率が10%台にまで下落する中、今年夏の参院選はどうなるのか。

政治評論家、小林吉弥氏による最新の獲得議席予測では、「与党56議席」「野党65議席」と形勢は逆転し、与党陣営は敗北する。

ただ、現有議席で勝る与党は辛くも参院過半数を確保するという。

 「完全に潮目が変わった。首相の迷走や言葉の軽さ、『政治とカネ』の問題を引きずる小沢氏が幹事長ポストに居座り続けたことで、有権者が民主党に嫌悪感を持ち始めた。世論調査で『小沢氏は辞職せよ』が8割超となるなど異常。政権運営の未熟さと党運営の独裁強権ぶりが重なり、ソッポを向かれつつある」と、小林氏はこう分析する。

 今回の獲得議席予測は、最新の世論調査に国政選挙での各党得票率、個別の選挙区事情などをもとに、選挙分析で定評がある小林氏が弾き出した(別表参照)。

 まず、与党陣営。鳩山首相(代表)率いる民主党は「悲願の単独過半数(122議席)獲得」のためには60議席以上の確保が目標。

小林氏は「選挙区37、比例区16の計53議席」と、改選前から1議席減と予測する。

 「鳩山-小沢体制への批判・逆風は強烈だ。内閣支持率も政党支持率も急落している。

この2カ月で、10数議席は失った。大半の世論調査で、内閣支持率が10%台まで落ちれば、首相の退陣は不可避となる。小沢氏は『第2の金丸信』となるのを恐れてポストを離さず、菅直人副総理兼財務相(63)を傀儡首相に担ぐ可能性が高い」

 「ただ、女子柔道五輪金メダリストの谷亮子氏(34)を比例候補に擁立したのは、さすがに選挙が見えている。これまでのタレント候補とは異質。

得票力としては青島幸男(元都知事)級、100万票も狙える。民主党に愛想を尽かした無党派の女性票などを引き戻す可能性がある。

鳩山首相が続投なら、選挙前に内閣の一部改造で目先を変える手も出てきそうだ。反転攻勢の余地がないとは言えない」

 このほか、福島瑞穂消費者・少子化担当相(党首、54)率いる社民党は「選挙区0、比例区2の計2議席」。

亀井静香金融・郵政担当相(代表、73)率いる国民新党は「選挙区0、比例区1の計1議席」だ。