この前、漠然とテレビを見ていたらブリヂストンのCMが流れた。この時ふと、ブリヂストンの株って長期投資に向いてるんじゃないかと思った。
安定、高配当の優等生株の具体的な銘柄でブリヂストンが挙げられることは多いので今さらという感じだが、何を思ったかというとこうである。
自動車業界はいま大きな変革期にある、と言われる。CASEというConnected Automated Shared Electric 、自動車業界の変革を表す4つのワードで言われている。企業でいうとテスラを代表されるようにEVメーカーが台頭してきている。何かで読んだけど、EV自動車の場合は車の作り的にエンジン車に比べて参入障壁が下がるといわれるそうで30年前には考えられないこと。30年前はGM、Fordにトヨタや日産などの日本車が対抗してきたみたいな世界で、その頃に今のテスラみたいにゼロから立ち上げた会社が割って入るなんて考えられなかった。
この大きな変革期の中でも将来を考えるとあのトヨタですら、絶対に安泰とは言えない状況である。ただ反対のことを言うけど、これもある情報だと量産化する技術というのは一朝一夕で得られるものではないから、例えばテスラが一気にトヨタのシェアを食えるような状況になるかというとそれはまた違うという話だそうで。それはともかく、自分が言うまでもないが自動車業界はかなり大きな変革機にあってこの先どうなるか分からないということ。
ただし、、、である。CMを見ていて漠然と思ったことは、タイヤは無くなることはないであろうということである。上物の車はどう変わっていっても、タイヤはなくなることはまずもって考えにくい。ブリヂストンのCMを見てふと思ったことである。
という事でブリヂストンの指標とチャートである。見ていてほんとにクセが少ない、バランスの良さを感じる。優等生という感じ。ほんとに今さらだが長期目的で少し組み入れていこうかと思った。ちなみに自分はほぼ、売上、営業利益、PERなどの水物のPLに関連する指標には興味なし(笑)。そこはビジネスモデルを見ていればよく、後で付いてくるものなので。長期投資のためにBSに関連が大きいPBRや自己資本、配当に関連する指標、方針を重視している。
PBR 1.26倍 → 自分の場合1倍切りが低いの指標なので、低くはないがこれだけの会社で1.26倍であれば低いと言えよう。。。
自己資本 61% → これも低くはないが高くもない。ただし財務上の懸念は特になし。
配当利回り 3.56% → 高くはないが低くもない。
配当性向 約40% → 低くはないが高くもない。
配当方針 恐らく安定を重視。(多少の業績に前後されないという事)
世界シェア 2位(1位はミシュラン) → これから人口減で細る日本市場だけではないために世界のシェアが重要。
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