転がすだけで音が出るおもちゃです。
ただし音の出方は不規則で、ころころころと転がる間に
「びよん。びよよょん。ぶよぉん」
と、アニメの中でバネがはねる時のような音がします。
Cocoさんにはその、予測のつかない音の出具合が
なんとも不愉快だったようで、
ちょっと転がしてみたけれど、その後は
遊ぶでもなく
かといって無視するでもない
微妙な距離を保ちながら
ただ、近くにいます。
横から手を伸ばすと、あわてて確保しようとしますが
手を引っ込めると再び、
そばに置いて、じっとしています。
「気になるけれど、係わり合いにはなりたくない」
そんな心情なのでしょう。
普段の生活の中でも
絶妙な距離を保つことは、結構大事です。
散歩の途中でよそのわんこに遭遇した時も
にゃんこがのっそり電柱の影から出てきた時も
「気にはなるけど、係わらない」
がCocoさんの方針。
絶妙な距離まで近づいて、
やがて静かに離れていきます。
間にフェンスがある場合には、
幾分、距離のとり方は短めになります。
Cocoさんにとってはこれが
ベスト・ポジションです。
公園で見つけた、
破損した大きなボール。
興味はあるけど、ちょっと怖いね。
微妙な距離を保ちながらも、
おびえる気持ちが顔にはっきりと出ています。
おやつを目の前に差し出された時も、
気になる時ほど用心用心。
だってブラシの時のスプレーが用意されていますもん。
この距離をうっかり詰めたら、
良くないことが起こりそう・・・・・・
・・・ええいっ。ま、いいか!
臨機応変に、絶妙な距離は変化します。
何事においてもこんなふうに
程よい距離を保つことが
お互いの幸せの、秘訣です。
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