アスファルトの端の
わずかな土の部分に根付いた草が
小さな紫の花を咲かせています。
あたりを見回すと
同じように、狭い場所で
花開いている植物は
いくつもありました。
ガードパイプの根元には白い花。
ブロック塀とアスファルトとの境目には
オレンジの花。
ほんの少しの土で
よく育つものですね。
ひ弱な見た目に似合わず
花というのは、がんばりやのようです。
こんな状況にありながら
生き生きしています。
そういえばCocoさんも
廊下の隅にへばりついていたり
狭い場所で無理やり寝ていることがありますね。
Cocoさんの場合には
根っこを張らなくても生きていかれるのですから
もっと広い場所に、行ってみてはどうでしょう。
別の場所では
こんな花も、みつけました。
一本の桃の木なのに
赤と白、二色の花が咲いています。
これは、源平咲きといって
細胞に突然変異が起きることによって
現れる現象なのだそうです。
つまり遺伝子が故障しているわけで
それでかえって、こんなに美しく咲くのですから
花というのは、やはりかなりのがんばりやです。
また、このように異なる遺伝子が混じった状態の生物を
「キメラ」というそうです。
ギリシャ神話に登場する
頭がライオン、胴がヤギ、尻尾がヘビの
怪物の名前です。
Cocoさんも実は、
茶色と灰色の二色の毛色に覆われています。
さらによく見ると
口の周りのもしゃもしゃは
翼を広げた鳥のようだし
胴体は毛虫のよう。
尻尾はエンピツに似ていて
まさしく「キメラ」のような怪物。
道理で
動きが少しばかり
怪しげな、わけですね・・・。
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asahi.com「ののちゃんのDO科学」を参考にしまた。