Cocoさんは、トイレが大変上手です。
行きたくなるとほぼ確実に
ケージの中のトイレトレーめざして、走って行きます。
トイレが上手にできたときは
ご褒美に、小さなフードをあげるのが
我が家のルール。
このフードは、獣医さんがくれた試供品です。
この日。
晩ごはんが近づいた時間に
トイレに行くCocoさんです。
いつものように、小粒のフードをあげようとしましたが
食べようとしません。
トイレが上手にできたご褒美だよ、といっても
このシブい顔。
どうやらCocoさんの頭の中は
「今貰えるものは晩ごはんのはず」
という考えでいっぱいのようです。
あんな小さなフード一粒を
うっかり受け取ってしまったら
もう晩ごはんはもらえないかもしれない・・・と
疑っている様子。
ご飯はご飯でちゃんとあげますから
トイレのご褒美も貰っておけばいいんじゃないですか。
いくら言っても、聞き入れません。
ご飯をしっかり食べて
ようやく満足した顔になりました。
また別の日。
Cocoさんがトイレに言ったタイミングは
ちょうど、おやつのミルクガムを食べようという直前でした。
「トイレ、上手にできたね~」
と、フードを差し出しても
受け取らないCocoさん。
ミルクガムが置いてある棚の下に行って、訴えます。
「今はミルクガムを食べる時間でしょう!
そんなちっちゃなフード一粒で
ごまかそうったって、そうはいきませんよっ」
いや、ごまかすつもりはありません。
両方食べたらどうですか、と
勧めているのですけどねえ…。
Cocoさんの硬い頭には、
時間ごとにもらう食べ物が、きっちりと刻まれているようです。
変則のメニューは一切受け付けないのでしょうか。
それなら。
トイレの後に、小粒の試供品のフードではなく
Cocoさんの好きな、ジャーキーのおやつを差し出してみたら
Cocoさんはどうするでしょう。
「いや、お気持ちは嬉しいですが
トイレの後は、試供品の小粒フードのはずです」と
言い張るのでしょうか。
・・・言い張りませんね。
「トイレの後ですよ。
ジャーキーを食べる時間ではないはずですよ」
「ま、ま、そう硬いことをおっしゃいますな。
こういうものでしたら、時間にかかわらず、いただきますよ」と
急にルールを変える
Cocoさんです。
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