お昼寝する場所には
強いこだわりを見せます。
私がひざ掛けとして使っているフリースの布の
空いているスペースに陣取り、
私の足に寄りかかって寝るのが
一番のお気に入りですが
今日はその、フリースの布の
しわの寄り具合が、
気にいらない、と言います。
どうにか整えようと奮闘しますが
なかなか理想的にはならない様子。
やがてフリースの布を
あきらめてしまいました。
しばらく悩んでいましたが
やっぱりもう一度
フリースの布を敷き直すことに決めたらしく
戻ってきました。
私の膝の上に乗ったり下りたり
しばらくバタバタしていましたが
とうとう膝の上に立ち上がり
パソコン画面を覗きこんでいます。
「寝やすい場所」をWebで検索しているのでしょうか。
あるいは協力的でない飼い主の悪口を
ブログにでも綴っているのかもしれません。
表情が真剣です。
右手の使い方がなかなかリアルですね。
いつもくちゃくちゃの場所で
寝ているではありませんか。
フリースの布の広げ具合が少しくらいどうだって
眠ってしまえば同じですよ。
そう言ってもCocoさん、
自分のお昼寝場所についての
強いこだわりは捨てません。
「硬すぎても柔らかすぎても
体に負担がかかります。
快適な睡眠が得られません」
と、手を使ってさらにベッドメイキングにはげみます。
仕方がないので、少々お手伝い。
フリースの布をできるだけ広げて
しわを伸ばします。
どうやらようやく、お気に召したようです。
やれやれ、という顔をして
体を横たえます。
そうそう。これこれ。
フリースの広がり具合といい
その下の床の堅さといい
足元に残るゆとりといい
これぞ快適なお昼寝ベッドですよ、とご満悦ですが
あなたがずっしりと寄りかかっている私の足は
決してベッドフレームではないということを
時には思い出してくださいね。
ランキングに参加しています