本ブログはスマホで受信できるGNSS衛星を主眼にしていましたので、L1/CAを送信していないインドのIRNSS(Navic)はこれまで具体的にモニタリングに取り入れてはいませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/a8/60f3460934098a464dcd3b038351efbb.jpg)
しかしインド国内では官民挙げて、スマホでのIRNSS(Navic)受信機能搭載SoCチップとアンドロイドOSのカーネル組込み部分の開発を急いでいるという非公式情報が入ってきました。2019年つまり来年にはIRNSS(Navic)受信できるスマホを登場させることを目標としているとのことです。
これはある意味では遅すぎるくらい当然の対応でしょう。Googleの幹部は歴代インド系人材であり、21世紀に入ってインドは欧米のソフト開発の重要な拠点になっていることはよく知られています。おそらくWindowsとアンドロイドのOS開発のかなりのコード生成・管理はインドが実質握っていると思います。
また2013年以降インドはIRNSS(Navic)衛星を7機挙げて来ましたが、衛星搭載原子時計の問題や、昨年2017年の衛星ロケット打上げ失敗などで、IRNSS(Navic)の活躍ぶりはBeidouのようには目立っていませんでした。しかし今週4/11水曜にIGSOになる1I衛星の打上げに成功しています。
そしてやはりスマホ受信SoCの開発(電離層補正2周波込みになるかも)が大きなきっかけとなってIRNSS(Navic)が、いよいよGNSS衛星計画の新たな主役の表舞台に立つことになったようです。
インドでもスマホユーザが7億人を越えてきており、インド政府が1万円以下のスマホ普及に強力なテコ入れをしていますから、その勢いでIRNSS(Navic)スマホ受信が、IRNSS(Navic)のブレークのキーになるのでしょう。
日本では受信までには時間がかかるとは思いますが、インドIRNSS(Navic)測位衛星系も東アジアIGSOに含めるべきですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/e2/90dbee34712f148f6abe205c1a9e7fe4.jpg)
以上のように、とりあえずはIRNSS(Navic)のIGSO追加をスタートしてみました。
https://www.n2yo.com/?s=42917|36828|37256|37384|37763|37948|41434|42738|37158|42965|39635|40547|41241|43286
とN2YOのモニタリングURLを変更しただけのことです。アンカー衛星は日本のQZS-3(GEO)にこだわっています。
今週4/11水曜に打上げに成功したIGSOになる1I衛星はまだ、地球自転との同期までは至っていないようです。赤道周辺の緑の広がった軌道曲線がIGSOになる予定の1I衛星です。これからの衛星運用管制のモニタリングが興味深いところです。(しかし1Iという衛星番号はよく似た文字の組合せで紛らわしいですね、日本人はタイプミスしやすいです。インド人は気にしないのかもね。)
いずれにしても2020年の東京夏季五輪時つづく2022年の北京冬季五輪時には、東アジア上空はIGSO/QZSS衛星の測位技術の大競演・大競争の場になっているでしょう。当然、日本も負けてはおられません。得意のチームプレイの緻密さで成果を挙げて行きましょう。
だからこそB17IGSO-like?の日本列島ジャスト中心経度の動きが気になるところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/a8/60f3460934098a464dcd3b038351efbb.jpg)
しかしインド国内では官民挙げて、スマホでのIRNSS(Navic)受信機能搭載SoCチップとアンドロイドOSのカーネル組込み部分の開発を急いでいるという非公式情報が入ってきました。2019年つまり来年にはIRNSS(Navic)受信できるスマホを登場させることを目標としているとのことです。
これはある意味では遅すぎるくらい当然の対応でしょう。Googleの幹部は歴代インド系人材であり、21世紀に入ってインドは欧米のソフト開発の重要な拠点になっていることはよく知られています。おそらくWindowsとアンドロイドのOS開発のかなりのコード生成・管理はインドが実質握っていると思います。
また2013年以降インドはIRNSS(Navic)衛星を7機挙げて来ましたが、衛星搭載原子時計の問題や、昨年2017年の衛星ロケット打上げ失敗などで、IRNSS(Navic)の活躍ぶりはBeidouのようには目立っていませんでした。しかし今週4/11水曜にIGSOになる1I衛星の打上げに成功しています。
そしてやはりスマホ受信SoCの開発(電離層補正2周波込みになるかも)が大きなきっかけとなってIRNSS(Navic)が、いよいよGNSS衛星計画の新たな主役の表舞台に立つことになったようです。
インドでもスマホユーザが7億人を越えてきており、インド政府が1万円以下のスマホ普及に強力なテコ入れをしていますから、その勢いでIRNSS(Navic)スマホ受信が、IRNSS(Navic)のブレークのキーになるのでしょう。
日本では受信までには時間がかかるとは思いますが、インドIRNSS(Navic)測位衛星系も東アジアIGSOに含めるべきですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/e2/90dbee34712f148f6abe205c1a9e7fe4.jpg)
以上のように、とりあえずはIRNSS(Navic)のIGSO追加をスタートしてみました。
https://www.n2yo.com/?s=42917|36828|37256|37384|37763|37948|41434|42738|37158|42965|39635|40547|41241|43286
とN2YOのモニタリングURLを変更しただけのことです。アンカー衛星は日本のQZS-3(GEO)にこだわっています。
今週4/11水曜に打上げに成功したIGSOになる1I衛星はまだ、地球自転との同期までは至っていないようです。赤道周辺の緑の広がった軌道曲線がIGSOになる予定の1I衛星です。これからの衛星運用管制のモニタリングが興味深いところです。(しかし1Iという衛星番号はよく似た文字の組合せで紛らわしいですね、日本人はタイプミスしやすいです。インド人は気にしないのかもね。)
いずれにしても2020年の東京夏季五輪時つづく2022年の北京冬季五輪時には、東アジア上空はIGSO/QZSS衛星の測位技術の大競演・大競争の場になっているでしょう。当然、日本も負けてはおられません。得意のチームプレイの緻密さで成果を挙げて行きましょう。
だからこそB17IGSO-like?の日本列島ジャスト中心経度の動きが気になるところです。