8月10日(土)
22時過ぎに出発して帰省ラッシュの中を夜通し走りました。
ここまで交通量多いって久々。どこのパーキングも大混雑。
17時間掛かって15時過ぎにホルトホール大分に到着。
オープンしたての綺麗な会場。
ここで南蛮文化国際フォーラムが開催されています。
お題が「世界から宗麟を学び、おおいたを知る」ですって。
私のお目当てはパネルディスカッション。
「大友宗麟~悲運の覇者に歴史を語らせよ~」
大友宗麟って知名度低い?(立花宗茂の方が人気ある?)
コーディネーターは上智大学文学部教授の川村信三さん。
パネリストはこちらの4人。
上智学院理事長・上智大学総合人間科学部教授の高祖敏明さん。
オックスフォード大学助教授のウセレル・アントニさん。
歴史アイドルの小日向えりさん。
そして、大分市長の釘宮磐さん。
久々に見たえりさん、綺麗になってたな~。
ファッション的にも“綺麗なおねいさん”コーデで実に清楚!
釘宮市長、AKB総選挙で指原の応援して全国的に目立ったw
「450年の呪縛から宗麟公を解き放ってあげたい」
「日本より、大分より、イギリスで有名とは驚きだ」
「日本初って肩書きを多く持つお方」
などなど皆のお話し実に興味深かった。
“キリスト教に入れ込み過ぎて国を滅ぼした”
というのが世間一般の宗麟の人物像。
秀吉、家康、そして島津(明治政府)。
勝者によって宗麟の偉業が歪められた?
正当な評価がされなかった可能性は高い。
まるで「可愛いけど売れない小松彩夏」みたいだな。
今後宗麟公の復権はあるのか?
三成公を例に挙げここ数年で再評価された武将が多いとえりさん。
最近はゲームなどポップカルチャーが契機に。
以前は司馬遼太郎の作品がきっかけになることが多かった。
歴女目線で宗麟公の復権に何が必要か意見を求められるえりさん。
「ご当地キャラ作るなら“ソーリン”」
「ネーミングの響き可愛いですよね」
その夜のえりさんTwitterは宗麟公フィーチャー特集w
・ご当地キャラはゆるキャラだけでない
・おもてなし武将のピークは過ぎている
・ゆるキャラは飽和状態
・くまもんはキャラの使用料無料が新しい
・ローカルヒーロー+無料戦略+同盟
・ターゲットが誰かでチョイスも変わる
・おたくの心をつかむのは容易ではない
などなど観光資源としてのご当地キャラを考察。
まるで軍師。諸葛孔明?
ムーブメントにネットは不可欠(「あまちゃん」然り)
予算あるなら多角的に攻めていくべき?
セリカ仲間から聞いた岡ザエもんを連想しました。
岡崎市の岡ザエもんは地元デザイナーの自発的な仕掛け。
非公認というアウトローな響きが人々の共感を呼ぶ?
“地元有志による勝手な応援”
これが成功のキーワードなのかもね。
ステージ上におじさんばかりが並んでも残念な絵面。
えりさんが華を添えて楽しいディスカッションになりました。
歴史に興味を持つきっかけをくれたのがえりさん。
今は大手芸能事務所サン・ミュージックに所属している。
以前の事務所から移籍した経緯は知りません。
上を目指しての決断ですよね。
タレントとして活動するなら当然の選択。
知的アイドル路線で行くとしても色々大変でしょうね。
頑張って欲しいし、成功して欲しいと思っています。
会場を出ると目の前に大分駅。
ビックリ、こんな好立地に在ったのね!
宗麟公の像はリニューアル待ちで見れず残念!・・