セリカ魂

「初代セリカに乗りたい!」
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蛇にピアス

2008年10月01日 19時00分00秒 | つぶやき

休めるか微妙だったけど呼び出し無いので年休に。

MOVIX三好の15時25分の回は客席はまばら。
今日はサービスデイで¥1,000なのに。
金原ひとみの原作は芥川賞受賞時の文藝春秋で読みました。
優等生然とした綿矢と比べた金原の悪そうな姿が何かと話題に。
私小説作家と捉えられているかも。

山田詠美の影響を受けた作品の映画化。
しかも監督が蜷川幸雄。
以前TVで蜷川監督のインタビューを見た。
「海外から映画化のオファーがあるのを聞いた」
「外国に撮らせるのはシャクだから自分がやることにした」
それだけ巨匠が認めた原作ってことですね。
シバ役を弓削智久だと思っていたら違った、ARATAだった。
彼は「ピンポン」でいい味出してたなぁ。
最近TVで「プルコギ」のロン毛を見た。
それが一転してスキンヘッドに。
落差あり過ぎ。

舌のピアス穴やスプリットタンはCGでしょうね。
違和感が無いのでとても痛々しい。
ピアスやタトゥーで自分の身体を「改造」する若者たち。
リスカなどの自傷と通じるものがありそう。
「痛みだけが存在感を与えてくれる」
これって若者が抱える閉塞感を象徴してる?
全編ほぼ原作に忠実な映画化だった。
敢えて言うならラストの展開。
ここも原作同様にサラっとテンポ良く描いて欲しかった。
そこだけが唯一の不満かな。



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