関ケ原合戦祭り2014（二日目）

10月19日（日）
​快晴に恵まれた今年の関ケ原合戦祭り。
到着したらふれあい広場で合戦絵巻のリハーサル中。山積みの荷物に各地から集った参加者たちのドラマを感じた。

 

いかんいかん、本番を楽しみにしよう。
と、笹尾山に向かいかけて「ん？」
「金吾がオトコじゃん！」
2010～2013年の金吾は女性だった。
世間一般には裏切り者の悪役だが、関ケ原では悩める若き武将として描かれる。
女性の金吾は凛々しくてとても魅力的だった。
そのイメージが覆されそうで少し不安。

シャトルバスで笹尾山会場に到着。
居合わせた稲川さんに金吾の配役について尋ねてみた。
「今年の小早川は最初からやる気満々ですよ」
勝算アリの表情で力強く答えてくれた。
相変わらず良い声だ。

ステージで「戦国キャラと遊ぼう」が始まった。
舞鶴市から細川幽斎公が転生した「ゆうさいくん」登場。

 

MASA先生の紹介で「左近くん」も登場、更に「ためにゃん」「織田のぶニャが」「伊達まシャムネ」も出て来た。

子供相手のボディジャンケン。
空気を読むキャラ、空気を読まずに勝つキャラなど、その対応に会場が湧いた。

 

鉄砲隊による演武。火縄銃の轟音が関ケ原に響いた。

 

指揮はお馴染み澤田さん。

結構ぶっ飛んだお姿だった。

 

続いて「さくらゆき 歌と語りでつづる関ケ原」

情景や心情を綴った語りに続いて歌が披露された。

 

《第一幕》

　　秋嵐／黒田長政

　　蓮／島左近

《第二幕》

　　七夜の星​​​／東堂高虎

《第三幕》

　　夢幻泡影／小早川秀秋

《第四幕》

　　落花流水／細川ガラシャ夫人

　　紅蓮／細川忠興

《第五幕》

　　夢陽炎／石田三成・大谷吉継

《第六幕》

　　砂の川／豪姫

　　返照／宇喜多秀家

 

一時間のステージを終えたお二人、もはや号泣。

途中も少しヤバかったけれど最後まで頑張った。

 

笹尾山ステージに各隊が「布陣パフォーマンス」
まずは軍議タイム（写真撮影）から。

 

合戦タイム（フリーパフォーマンス）に移行。

 

KRD8のメンバーもマイクパフォーマンス。

 

戦国貴公子・宇喜多秀家。
今年最もイケメンと評判だった。

 

宇喜多隊のネタは昨年の大谷隊と被っていた。

 

一番「ガラが悪い」と言われていたｗ

後ろに控える「メガネ侍」がいい味。

 

出陣式の恒例、さくらゆきの「関ヶ原」

​

 

全員で鬨の声。

 

「全軍武者行列」で陣場野会場を目指す。

 

やっぱり勝鬨カレーは完売。今年も食べられなかった・・

 

「合戦絵巻」が始まった。

脚立で身長2mなので後ろからでも良く見える。

三成が凛々しい。

 

西軍は石田、宇喜多、大谷、小早川の4隊。

 

東軍は徳川、黒田、福島の3隊。

 

長政と又兵衛、この時点ではまだ名コンビ？

 

家康の要請にも慌てず、戦況を冷静に見極める金吾。

豪胆でクール＆クレバーな描かれ方が新鮮だった。

 

宇喜多隊と福島隊の激しい攻防。

 

しびれを切らした家康が松尾山に鉄砲を撃ち掛けた。

「今が好機」と大谷隊への攻撃を命じる金吾。

勝負の行方を左右するキーパーソンとして立ち回る。

 

左近と死闘を繰り広げた又兵衛が力尽き崩れ落ちる。

死んでしまった？

 

「又兵衛ー！」駆け寄り泣き崩れる長政。
「お前がおらねば！」と叫んだ。
それを聞き、復活して立ち上がる又兵衛。
後に敵同士となる運命の二人。
主従の哀しい絆を描いた合戦絵巻、終了。

 

討ち死にしていた兵士たちが起き上がる。
ナレーションで各隊が紹介されながら退場した。
いやぁ、雄々しくて格好良かったぞ金吾！

 

家康も頑張った。

 

前で見ていた外人さんの背中。

 

陣場野公園で記念撮影タイム。

 

隊長たちの記念撮影に家康が中々来ない。
しびれを切らして越中さんがアナウンス。
「徳川さん、遅刻は息子だけにして下さい！」
大受けしてたｗ

 

やっと揃った。

 

副将も一緒に。

 

最後に全員で。
大谷隊が居なくて慌てて戻る刑部ｗ

 

今年も三成は安定感抜群の知嶋さん。
それ以外の武将も迫真の演技でお見事だった。
越中さんや多くの常連さんが裏方のスタッフとして絵巻を支える側になっていたのが印象的だった。

最高の笑顔たち。