全てを忘れるその日まで

~明日への遺書~

執着

2024年04月27日 | 山歩記
朝方に見た夢…

何故だか暗いトンネルの中に布団を敷いて寝ていた

隣に寝てた人が「肩に何か乗ってるよ」って言った事から話しが始まり、清めの塩を撒く係の人がやって来たんだけど、これくらいじゃ祓えないって言う事で

妖怪祓いの病院へ

パソコンのディスプレイがたくさん並んだ研究所みたいな病院

「いやー、大丈夫です…何も憑いてはいませんよ」

笑顔でそう言う医師の言葉にホッとして、お礼を言って帰ろうとすると

急に呼び止められて

「いや〇〇さん、ちょっと待って!
やっぱり何か憑いてるみたい…」

緊急手術(除霊)が始まり

「ほら、これが憑いてましたよー」

あっと言う間に手術を終えた医師の手にはカッパのミイラがぶら下がっていました

肩が非常に軽くなり、再発予防の薬を処方され、医師にお礼を言ったところで目が覚め

傍らのスマホを見ると時刻はちょうど3時半

早速今見た夢の意味をググってみると…

執着から解放される

…との事


執着…はて?



今日は裏有明

 



最初の予報、GW前半は雨

すっかり諦めていたけど

大修正でまさかのドン晴

一足飛びに初夏の陽気となった
絶景の裏有明を歩きます
 



















山頂手前の松の木の下

ここはマムシの出現率が高い場所

今年も安定
 



まだ寝起きで不活発…でも不気味にトグロを巻いています

尻尾を踏むと噛まれてしまうから、用心して横をパス

たぶんコイツ、イノシシから食べられるな

そんな思いがよぎったのも一瞬


到着した青い山頂にテンションMAX
 









東の海
 




潮流の関係なのか

濃淡まだら模様が入ってます


再び青い山頂に向かい
 









軽く食べたあと
 



もと来た路を帰ります
 





マムシ…すっかり忘れてた


見上げた空は綺麗なブルー
 



朝方見た夢

結構リアルなカッパのミイラ


…カッパかぁ


叶わない事を思い続ける事を執着と呼ぶのなら

とっくの昔に捨てたはず


 



なんなら

自分の命にでさえ


 




なんの執着もなくなってます


お祝い

2024年03月31日 | 日記
二男のお祝い事で福岡来ています

 

 






私の離婚の影響をまともに受けた二男

自分も辛かったはずなのにずっと私を励ましてくれました

一人慣れない福岡の地に渡り

かなり苦労もしたみたいだけど


この度ご縁があって

素敵な女性と

終生の誓いを結ぶ運びとなりました


立派なご両親と大切に育てられた素敵なお嬢さん

 




私にもまた新しいご縁がつながりました…


ありがとうね


生きる意味

2024年03月20日 | 山歩記
3月14日

表有明

 



清水山の古城から登ります
 






表有明はずーっと登り

余計な事を考えず歩くには最高の場所
 





















嫌な事ばかり続く時は

何も考えず、ただがむしゃらに歩くのみ…

大好きな場所を越え
 


 


最後の急登を息を切らしながら

駆け登ると
 





青い山頂到着です
 









肉体的にはくたびれるけど
 



一事のみに集中した脳は

ただその事だけを考えるから

精神的には疲れない…とか

 



私がここを歩いた後の心地良い疲れは

これがその理由なんだと思います

 












明けて15日は城山さん
 















山頂でお会いした新潟からお越しの観光客

全国のお城巡りが趣味だとか

お金はかかるけど、まだ動ける内に色んな場所に行こうと思ってる…
今まで働いてきた自分への褒美だよ

とても66歳には見えない若々しい立ち姿

楽しげな笑顔で件の観光客はそう宣います

 




今の私には思いもつかぬ事

 



でも

山での出会いは

いつでも私に刺激をくれます



そして


今日は裏有明
 






トータル的には暖冬だけど

気温のアップダウンが甚だしい


アークのソフトシェルを羽織って

強風下ちょい冷えの裏有明路を歩きます
 



















 












天気は良いけどバカ強風

強い風を避けリョウブの間へと下ります
 







母親が亡くなって3か月…

1人で暮らす父親の様子をたまに見に行くんだけど

寂しそうな姿が何ともいたたまれない


当たり前の事だけど、親戚や近所の人にとって母の死は既に過去のものとなり
各々の日常生活に戻っています

私自身もその一人…です


ただ 父親だけ

父ひとりだけが

過ぎた時間を忘れきれず

先に希望を見いだせないまま

母と二人寄り添って暮らしていた家に

一人残され生きています


 




たぶんだけど…


生きる意味を見いだせないまま


起きて 食べて 寝て…また起きて


それだけを繰り返し生きています


…私と同じです

3月11日

2024年03月11日 | 山歩記
今日はラムの命日

 
 





向こうの世界に旅立って

もう6年経ちました


色々…ほんと色々あったけれど

私は音の無いこの部屋でまだ生きています


昼はお外
 



昨日歩いた白嶽さんを見ながら

ラムと一緒にモスバーガー


晴れ勝ちの昨日と違い
 




















今日はどんよりしてます
 


離婚直後は全てが地獄で、ラムの死でトドメを刺され、人生詰んだ感100パーセントだったけど

6年経った今

その死は私に

人生の開き直り方を教えてくれたのかなって

そう思える様になりました


昨日は風も穏やか

訪れる人のない西岩峰での昼ご飯
 






帰りものんびり…
 











待たせる人がいない身ならでは…


今の私には何もありません


死んでないから生きている


ただそれだけの事


でも…


何もないと言う事は


 




何からも自由という事…




虹の橋のたもとで再会するまで

開き直って生きなさい


 





って事でいいんだよな

ラム?…

深い森

2024年03月08日 | 山歩記
今日は龍良山

 



年休取って臨んだ山行

何となく足りなくなったセロトニンを増やすため

未斧の杜を歩きます
 









たまに止まって深呼吸
 


そしてまた

歩き出す
 


緩やかな山裾に広がる太古の森
 



















天道法師の母様が眠られる苔むす杜
 




訪う者の靴音だけが樹々の間にこだまする
 


なんという静けさ

死後の世界はかくあるものと

言わんばかりの静寂の杜
 





たぶん

そばで一緒に歩いているのは亡くなった母


確証はないけど

しっかりした足取りで歩く母を感じる 

あっ、脚、良くなったんだ


今日はここに来て良かったよ

 














色々ありすぎてさ

何となく母ちゃんに会いたくなったんだ

前に

龍良山登った事あるよって話してた事

ふと思い出したから

 





五十七にもなってさ…


 




何言ってんだかね