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名曲午後のオーケストラ ジョン・ウィリアムズ特集

2022年02月24日 | 音楽

来たる2月23日(祝)、福岡サンパレスで開催された、九州交響楽団のコンサート「ジョン・ウィリアムズ特集」に行ってきました。

ジョン・ウィリアムズさんは、存命中の作曲家で「ジョーズ」「スーパーマン」「E.T.」「シンドラーのリスト」「インディ・ジョーンズ」などの映画音楽を手掛けて来られた方です。誰もが耳にした事のある名曲ばかりですが、全て同じ方が作曲されていたという事実は、この企画で初めて知りました。

途中、バーンスタインの「ウエストサイドストーリー」を挟んだほかは、ウィリアムズ尽くしのプログラム構成でした。本来は、原田慶太楼氏が指揮を務められる予定でしたが、コロナ禍での自主隔離の影響で難しくなったらしく、代わりにキンボー・イシイさんが指揮台に立たれました。

以下、個人的な感想です。

 

ジョーズ:コントラバス軍団がイントロを担当。音階のない打楽器が、無彩色的な効果を醸し出す。来るぞ来るぞ~という雰囲気のまま、余韻を残して終わりました。サメは背ビレしか登場しなかったような。

ジュラシックパーク:サメの話から恐竜の話へ… ですが、おどろおどろしい感じではなく、美しい音楽でした。映画の原作を知らない私には「のび太の恐竜」のラストに出て来る、ピー助が幸せに暮らす楽園の情景が浮かんできました。

インディジョーンズより「レイダース・マーチ」:トランペットの長いソロが聴けて大満足。 本日は金管祭り。

シンドラーのリスト:弦楽器と一部楽器のみの演目。コンサートマスターの西本さんが、ヴァイオリンソロを担当。九響の管打楽器は少数精鋭、弦楽器には(特定1人が目立つというより)全員野球的な魅力を感じていますが、エースはやはり上手かった。魂の込もった演奏でした。

ホルン協奏曲:日本初演との事。福川伸陽さんがソリストを務められました。感想を漢字1文字で表すならば「難」というところでしょうか。余す所なく超絶技巧を披露して下さいました。ホルンって色々な音が出せるんだなぁ。

 

ウエストサイドストーリー:浅野さんをはじめとするコントラバス軍団の、躍動感あふれるステージングがいい感じ。

スーパーマン:金管楽器の力強さと、高らかに響き渡るトランペットの音色が印象的でした。木管楽器と弦楽器は、澄んだ青空のイメージ

E.T.より「フライング・テーマ」:弦楽器の奏でる美しいメロディが印象的でした。

ハリーポッター:冒頭部分、チェレスタの長いソロが堪能出来、大満足。ファンタジーな世界にいざなわれました。

スターウォーズより「ダースベイダーのテーマ」:鬼気迫るトランペットの音色、威圧感を感じさせる金管楽器の重低音が印象的でした。どよーんとなって終わるかと思いきや…

 

スーパーマン(アンコール):この展開は、予めプログラムに組み込まれていたようでした。その後も聴衆は指揮者を帰そうとしませんでしたが、楽譜がないらしく、ゴメンね~ というポーズをして舞台から降りられました。何かを手話で伝えようとされており、原田さんファンの方へ向けて、交代になってしまってゴメンね~ と言っているようにもみえました。が、素敵な企画を考えて下さった原田さんにも、原田さんの企画を実現して下さったイシイさんにも、感謝の気持ちしかないです。

また、ソリストの福川さんが後半、オーケストラに混じっていた事が判明。グランドピアノの蓋の裏に隠れていて見えなかった…  しかし、2段目センターにフルート首席&オーボエ首席、4段目センターにトランペット首席が配置されていたのは良かった。

 

 

 


福岡県美しいまちづくり建築賞 受賞作品

2022年02月20日 | 日記

来たる2月2日、福岡県の「第34回 美しいまちづくり建築賞」受賞作品が発表されました。

福岡県の「美しいまちづくり建築賞」は、一般人の自宅が対象の「住宅の部」と、それ以外の建築物が対象の「一般建築の部」で構成されているのですが、当ブログでは「一般建築の部」に注目してみます。

 

大賞の「柳川市民文化会館」には行ったことがないのですが、舟に乗って会場入り出来る立地で、外からも中からも美しい風景が堪能出来そうです。飲食店は、お店の雰囲気や立地、窓からみえる風景なども値段に含まれると思うし、美術館は建物本体や、その建物が建っている庭なども含めて芸術だと思いますが、それは他の文化活動(例えば映画鑑賞や音楽鑑賞、食文化など)にも広げて考える事が出来ます。

芸術鑑賞で遠征した時、その会場が有名な建築物だったりすると、2倍得した気持ちになれます。

大ホールは、柳川が誇る文学者・北原白秋にちなんで「白秋ホール」と名付けられているらしく、童謡「この道」を歌唱(or 演奏)するには最高の舞台だと思いますし、高畑勲監督(&アシスタント時代の宮崎駿さん)が手がけた作品「柳川掘割物語」が上映されたら素敵だな、と思いました。

 

 

 


パンの美味しい店

2022年02月13日 | グルメ

大濠公園の正門前あたりに「ラ・ブリオッシュ」という有名ベーカリーがあるのを発見。とりあえず入ってみました(ミスタードーナツの斜め向かいにある、モスバーガーの隣です)。

ラ・ブリオッシュ|自家製パン・パスタのカフェ

 

すると、看板商品の「ブリオッシュ」が、200円台前半で販売されていました。一見「高っ」と思いました。ですが、実際に食べてみると、一見つまらない(← 具材でごまかさないともいえる)普通のパンなのに、他では食べたことのない不思議な美味しさ。マフィンとパンを足して2で割ったような、リッチな味わいでした。

福岡でクロワッサンといえば「三日月」、練乳入りロールパンといえば「シロヤ」、そしてブリオッシュといえば「ラ・ブリオッシュ」といっても過言ではないなと。

 

博多駅の売店とかで気軽に買えるようになるといいなぁ、と思いました。

 

 

 


イタリアンの美味しい店

2022年02月12日 | グルメ

ちょっと用があり、イタリアンレストランに行ってきました

私のお気に入りは、ソラリアプラザ6Fにある「フェリーチェ・バジル」。生パスタと九州産野菜にこだわったイタリアンレストランで、地元メディアによる「福岡で美味しいパスタランキング」調査で第一位に輝いた事のある「スイートバジル」が改名した店です。博多デイトスにもあります。

フェリーチェバジル 公式ホームページ

 

1人で行くと、パスタを1種類しか食べられないのですが、複数人で行くと、何種類かのパスタを頼んでシェアする事も出来るし、パスタもドリアもピザも全部食べたーい というワガママな願望を叶える事も出来ます。

そんな意味でも、誰かと行くイタリアンは格別  そして、実際に注文してみると、何を食べても全部美味しい  そしてお値段もシェアできて最高

 

その「お値段」についてですが、パスタ1皿につき1000円台前半程度で、ランチタイムに行くと、パン食べ放題&ドリンク飲み放題が無料で付いてきます。

 

 

 


ミライへの1minite ~九響トランペット首席~

2022年02月07日 | 音楽

先日、テレビ西日本の「ミライへの1minute」コーナーに、北九州出身のヴァイオリニスト・中村太地さんが出演されました。

その情報を検索する際、九州交響楽団のトランペット首席・松居洋輔さんが、過去に出演されていた動画を発見しました。

 

【公式】「松居洋輔 / トランペッター」ミライへの1minute|テレビ西日本

 

動画の最初のワンフレーズだけで、心を掴まれてしまったのは、自分だけではないはず… 一体何者かと思って(← 注:ほめ言葉です)調べてみると、アジア人初の金管奏者として、オペラハウスで有名な「シドニー交響楽団」で演奏されていたという、すごい経歴の持ち主だったのです

そのような方が福岡に来て下さり、しかも気に入って頂いているとは、嬉しい限りです。