福岡応援blog

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北九州市の鉄道遺構、どうなるの?

2024年11月21日 | その他文化
門司区で発見された鉄道遺構を巡り、市民と行政の意見が分かれています。この遺構は、スケールの大きさや歴史的価値の高さから「世界遺産」に登録される可能性があるとも言われており、保存を望む声が日に日に広がっています。署名活動も活発に行われ、多くの市民がその価値を守りたいと訴えています。 ですが、北九州市はその多くを取り壊す方針を示しています。一部は保存や移転が予定されていますが、それは申し訳程度の「ほんのちょっとだけ」な規模のようです。
 
北九州・門司には、鉄道にちなんだ多くの観光名所があります。JR「門司港駅」は、駅舎自体が観光名所として知られており、門司港地区には「九州鉄道記念館」や「門司港レトロ観光線」などの観光スポットがあります。さらに北九州市は「銀河鉄道999」を生み出した松本零士さんとのつながりも深く、JR小倉駅にはキャラクターの銅像が立ち、新幹線の発車時には「銀河鉄道999」のテーマソングが流れます。さらに、JR九州を走る在来線車両の修繕や改造を行う「小倉総合車両センター」には「小倉工場鉄道ランド」という施設があります。

今回見つかった鉄道遺構を、既存の観光名所と組み合わせれば、新たな観光商品を開発することが出来ます。それにより、他の観光スポットとの相乗効果が得られるだけでなく、飲食・物販・交通など、幅広い分野への経済波及効果が発生します。また、この鉄道遺構は歴史的な価値が高いため、遠足や修学旅行の目的地としてもピッタリだし、電車好きな小学生の「夏休みの自由研究」のテーマにもうってつけです。そうすることで「鉄道ファンの聖地」としての北九州市の認知度を、さらに高めることが出来るでしょう。
 
しかし、鉄道遺跡の取り壊しを進める側にも、きっと理由があるはずです。遺跡が見つかった場所が、老朽化した複数の公共施設を総合した新施設の建設予定地になっているそうなんです。しかし、賛成派の声は殆ど報道されていません。それがどのようなものなのか、他の場所ではダメなのか、建替を中止・延期するとどのようなデメリットがあるのか、その説明を聞いてみたいです(責めるような記者会見じゃなくてね)。

一度取り壊してしまえば取り返しがつかないものなので、決断を急がず、多くの人が納得できる判断をして頂きたいと思っています。



 

花と祈願のお寺 ~鎮国寺~

2024年09月09日 | その他文化

鎮国寺(ちんこくじ)は、福岡県宗像市にある「花と祈願の寺」として知られ、四季折々の美しい自然に囲まれた癒しのスポットです。春の桜を始めとする「花」も美しいのですが、鎮国寺は森の中にあり、境内は大きな樹木に囲まれています。今は最も緑が生い茂っており、暑さも和らいできたことから、マイナスイオンを浴びたい人にとっては絶好の季節といえます。

鎮国寺のもう一つの魅力は、様々なテーマに沿って祈願ができることです。ろうそくを灯したり、絵馬を奉納したりと、願いを形にして祈りを捧げることができ、まるでアトラクションのような楽しさがあります。特に人気なのが「認知症予防」の祈願コーナーで、現代を反映していると感じます。また「学業成就」のコーナーも人気で、多くの人が祈願しています。

訪れる際は、色々な祈願を体験できるように、小銭を多めに持参するのがおすすめです。豊富なお守りや絵馬も揃っており、ご朱印もいただけるので、参拝の記念としてぜひ、お堂に立ち寄ってみてください。

鎮国寺は、西鉄バス「宗像大社前」バス停から徒歩15分。宗像大社から少し歩いたところにある、遊歩道を通っていきます。このお寺は、唐から「真言」の教えを授かって帰国し「宗像神社」に立ち寄った空海が、美しい雲がたなびいているのを見て、ここを特別な場所だと感じ、建てた場所だと言われています。

鎮国寺は、四季折々の自然を感じながら、そんな歴史を学べる場所でもあるといえるでしょう。

 

 


博多松囃子の妖精

2022年04月29日 | その他文化

2020年、国の重要無形民俗文化財に「博多山笠」と「博多松囃子」が認定された、というニュースを耳にした時、思ったこと。

博多山笠は知ってるけど「博多松囃子」って何? 

 

しかし、この姿を見た時、気付いてしまった。毎日毎日、博多マイングの店頭で「博多松囃子」のPRをしている妖精がいたことに

 

博多菓匠 左衛門 博多ぶらぶら

 

老舗銘菓メーカーによる、地域文化への貢献度合いって、改めてすごいなと思います

 

そして「博多松囃子」は、数年ぶりに開催される「博多どんたくパレード」の起源でもあるらしい。妖精達には是非「祭りのPR役」としても、存在感を発揮して欲しいものですね。


FFGホール

2022年04月16日 | その他文化

福岡に住み始めて何十年と経ちますが、このたび初めて「福岡銀行本店ビル」内にある、FFGホールに行ってきました  目的は、九州交響楽団による「イタリア音楽」コンサート。

 

福岡銀行本店ビルは、天神のど真ん中にある、コの字を左に90度回転させたような形の、大きいビルです。

黒川紀章さんが設計しており「第1回・福岡市都市景観賞」を受賞している、福岡市を代表する近代建築といえます。福岡人にはなじみの深いものですが、遠征して来られた方には、建物だけでも見る価値ありだと思います。

 

 

そして、FFGホールは、この建物の最上部にあるのだろう… と思っていたところ、まさかの「地下」でした  ホールに入るために階段を昇る事は多いけれど、地下に潜って行くのは初めてかも。

 

大きさは「アクロスシンフォニーホール」や「福岡サンパレス」と比べると小さめでしたが、逆の見方をすれば「全席が特等席」ともいえるでしょう。そして中には、美術品や中庭があり、高級感のあるホールだなと思いました。

 

 

 


福岡のアートめぐりをお得に楽しむ方法

2021年09月17日 | その他文化

公益財団法人 福岡市文化芸術振興財団主催の「わたすクラブ」。

 

入会すると、年会費2,000円で、以下が全て無料になるらしい。

  • 福岡市美術館(常設展)
  • 福岡市博物館(常設展)
  • 福岡アジア美術館(常設展)
  • 九州産業大学美術館(常設展)

また、多くの特別展・観光名所・映画などが割引になり、会員だけが招待されるイベントもあります。また、どういうわけか門司港観光などもオトクになるようです(参考資料)。

 

さらに、10月1日以降の入会だと、今年度の入会費が1,500円となります(今年度:3月31日まで)。

そして、新たに、以下の特典が加わる事になったようです(12月の「第九公演」からが対象になるとの事)。

 

コロナの関係で、観光やレジャーも「安・近・短」にならざるを得ない中、これは色々と使えそうな気がします。