福岡応援blog

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行けなかった九響コンサート

2021年08月31日 | 音楽

九州交響楽団のコンサートに行くと、本会場に入る前、次回コンサートの予告チラシを受け取る事が出来ます。

 

そこで目に止まったのが「九響サマーコンサート クラシック&アニメ・コンチェルト(福岡公演)」。フィギュアスケートで使用された音楽および「トムとジェリー」や「ディズニーファンタジア」などの映画との共演で、会場は東区の「なみきホール」。会場が700席なので、全席特等席で、チケット代は一律3,000円でした。

 

ところが、感染防止の観点から、収容率が50%を超えた時点で販売停止になるらしく、迷っているうちに「販売終了」となってしまいました

 

私はふと、考えました。予定枚数が完売するほど人気のあるプログラムなら、全く同じ企画を再び実施すればファンに喜ばれ、主催者も儲かるのではないだろうか…

しかし、九州交響楽団は、これを(基本的に)やらないのです。毎回、曲目のラインナップを変えたり、同じ曲でも指揮者を変えたりし、1つ1つのコンサートが、そこでしか聴けない「一期一会」のプログラムになっている。

だから、本当に行きたいと思ったら「その時」チケットを買わなくちゃならない。

 

全ての商品が限定生産で、同じドレスを(基本的に)作り続けない「リカちゃん人形」のように、実は、これこそが「九州交響楽団」の価値を維持し、長く愛されている秘訣なのかもしれないです。

 

 


九州交響楽団のチケットのお得な買い方

2021年08月30日 | 音楽

九響のコンサートチケット、立て続けに2つ買ったら、少々財布にこたえました。ところが、色々と裏ワザがあるようなんです。

 

演奏会のチケット、最初は普通に定価で売り出されます。そして、ある程度販売して動きが止まった頃「おそ割」というチケットが、公式サイトからコッソリと発売されるようなのです(注:予定販売枚数を早期に売り切ってしまった場合など、発売されない事もあるようです)。

休憩時間を挟んだ後の後半から会場入りし、最後の美味しい部分だけを聴いて帰るというチケットで、大体半額くらいになるようです。

 

九響の定期演奏会は、平日19時からのスタートですが、仕事の関係で無理だと思っている人も多いのではないでしょうか(まさに自分がそうでした)?

また、クラシックって、CMやフィギュアスケートなどで部分的に知っている曲は「生演奏でフルで聴いてみたいな」と思うけど、全く知らない曲に関しては興味ない… そう感じる人も多いのではないでしょうか。

 

そして、座席にはS席、A席、B席というのがあります。一番安いB席(3,000~4,000円台)を半額で購入すれば、映画のチケットと変わらない位になります。あと、学生さんには、さらにお得な「学割」があります(フルで聴けてB席1,500円とは羨ましい限りです)。

九州交響楽団オンラインチケット

 

 

 


福岡スイーツの新名物

2021年08月29日 | グルメ

福岡サンパレスに行く途中、リニューアルオープンした「石村萬盛堂本店」に立ち寄りました(地下鉄「中洲川端駅」で降りて「福岡サンパレス」に向かう道の途中にあります)。

福岡のお土産は和菓子の石村萬盛堂|マシュマロ 洋菓子 鶴の子

 

お目当ては、本店でしか食べられない「つるのこのこ(冷茶付)」。出来立てのマシュマロを、職人さんが目の前で絞り出して盛ってくれるという、これまでに見た事も食べた事もなかった新感覚のスイーツです。

石村萬盛堂といえばマシュマロ、という事を思い出させてくれる、福岡の新名物だと思いました。

 

そして、セットで付いてくる冷茶が、緑茶なのに抹茶みたいに美味しかった

 

 

 

 

 


三大交響曲の夕べ

2021年08月28日 | 音楽

その後、すっかり「九州交響楽団」に嵌まってしまった私。今度は「三大交響曲の夕べ」に行ってきました。

これは、シューベルトの「未完成」とベートーヴェンの「運命」とドヴォルザークの「新世界より」をフルで3曲続けて聴くという、夏の風物詩みたいなもので、毎回指揮者が違っており、その違いを楽しむ聴き方も出来るものなのだそう(九響独自のものではなく、各地で同様のコンサートが行われているようです)。

アクロスシンフォニーホールが改修工事に入ったため、今回の会場は「福岡サンパレス」。ごく普通のコンサートホールでした。

 

シューベルトの「未完成」は、その名の通り「未完成」で終わっているため、第2楽章までとなっていました。未完成ということは「結論がない」ので、頭の中に「?」が沢山浮かんでくるプログラムでした。弦楽器の響きが美しかった。

 

ベートーヴェンの「運命」は「ジャジャジャジャーン」で始まる第1楽章から、明るく力強くなっていき、最後は壮大な感じで終わりました。ラスト、希望を歌い上げるように、高らかに響くトランペットソロが印象的でした。

 

ラストの「新世界より」は、チェコからアメリカに移住したドヴォルザークが作曲した交響曲。

第2楽章の「家路」は、母国を回想する部分といわれており「遠き山に日は落ちて」のメロディが有名です。そのソロを吹いていたようにみえたのが、オーボエ首席ではなく、二番手(?)の方でした。九響は、指揮者とソリスト以外の演奏者を大きく宣伝していませんが、二番手の人もめっちゃ上手い(最後、指揮者の方から「本日のVIP」のように紹介され、大きな拍手を貰っておられました)! そして、牧歌的なオーボエソロに続く哀愁のトランペットソロ。

この曲もまた、ラストが途切れ途切れになるのですが、それでもなお続いていく「遠き山に~」のメロディには「幾度となく障害に出会っても、決して(祖国が)途絶える事のないように」との思いが込められているようにも感じました。心を1つにしたような演奏にも説得力がありました。

最終楽章は、アメリカをイメージしているのでしょうか、インパクトのある冒頭部分から始まり、フルオーケストラで力強く壮大な感じ。

 

全体的な感想として、低音楽器の野太い響きは男性的なカッコ良さ。コントラバス軍団がイケメン。指揮者の方の表現力がすごかった。

 

 


アビスパ福岡と博多織

2021年08月26日 | その他文化

アビスパ福岡が伝統工芸品とのコラボレーション企画をするらしく、第1弾は「博多織」となっています。

アビスパ福岡の試合を見に行くと、選手が等身大パネルでお出迎えしてくれるらしいのですが、今回の企画では博多織の帯を締めた和服を着て、お出迎えして下さるとの事。

男性用の着物の帯って、あまり注目して見た事がなかったのですが、金銀刺繍の入っていない渋い高級感が、メンズっぽくて素敵だなと思います。