選挙割|福岡県の参加企業一覧
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福岡の蕎麦好きの間で知る人ぞ知る「弥五郎」は、西鉄「香椎駅」から「香椎宮前駅」へと続く商店街の「御幸橋」を渡ったところにあります。この店は、かつて地元テレビ局が主催した「蕎麦の美味しい店」人気投票で、天神や博多の店舗に混じって「ベスト10」入りするという快挙を果たした実績があります(こういう人気投票は、人口の多い所にある店が有利なので、郊外でランク入りするのは凄い事です)。
「御幸橋」は、ガーデニングが施されている素敵な橋。川沿いにも樹木があり、お店の外側にも植栽が施されていて、オアシス的な空間を形成しています。店内に入り、メニューブックを開くと「温かいそば」「冷たいそば」「丼」「博多うどん」など、幅広いラインナップが揃っています。私が注文したのは「冷たいそば」と「かきあげ」のセット(1,000円)。運ばれてきたかきあげはビッグサイズで、カルシウムが沢山取れそうな殻付きのエビも、しっかり入っていました。
でも、特筆すべきは、蕎麦そのもののクオリティ。しっかりと色が付いており、蕎麦粉の割合が高いのがひと目でわかります。そして、そのコシの強さと風味豊かな味わいは、こだわりの賜物。蕎麦は自家製で、なんと、蕎麦の栽培から手がけているのです。店内には、蕎麦畑の写真が飾られており、蕎麦に対する愛情とこだわりが感じられます。
私自身、このお店との縁はちょっとした偶然から始まりました。以前、飛び込み営業をしていた時、見ず知らずの私に仕事を発注してくださったのが弥五郎のオーナーさんだったのです。その時のご恩が忘れられず、仕事を辞めてからも、香椎に来た時には必ず立ち寄っています。オーナーさん元気かな。
今度の日曜日、来たる10月27日に行われる「第50回衆議院議員選挙」。すでに期日前投票も始まっていますが「誰が出ているのか、さっぱり分からない」との声があるようなので、情報をアップさせて頂きました。
福岡県選挙管理委員会から発表されている公式情報は、こちらです(ここをクリック)。
チェックポイント
- 小選挙区:自分の住んでいる選挙区の中から1人を選ぶものです。
- 福岡1区・4区は、選挙区が変わっているので、要チェック
- 比例代表:得票数に応じて、議席が配分されるシステム
- どの政党が選べるのか:九州ブロックでは、選べる政党が限られています。
- 選びたい政党の中で、どの人に当選して欲しいのか:政党の名前を書くだけでも良いですが、その中の特定の方を指名することも出来ます。その場合は「政党名」ではなく「候補者名」を書きます。現地に行っても分からないため、事前にチェックしておく必要があります。
- 最高裁判所裁判官 国民審査:選挙と同時に行われます。やめさせたい方にのみ「×」を書きます。公式情報はこちら(ここをクリック)。
ご参考になれば幸いです。
前回の記事を書いた後、ふと「大木町のエノキをブランドにすることは出来ないのだろうか」と考えました。
そこで、福岡県が指定している「ブランド野菜」について調べてみました。ラインナップは以下の通り。
・博多あまおう
・博多なす
・博多のトマト
・福岡レタス
・博多万能ねぎ
・博多ぶなしめじ
・博多な花おいしい菜
・博多えのき
・博多きゅうり
・博多アスパラガス
すると「博多えのき」というブランドがありました。でも、なぜ多くのブランド野菜に「博多」と付いているのでしょうか。本当に、福岡の農産物の殆どが、オフィス街の「博多区」で生産されているのでしょうか。もしかすると「大木町」で生産されたエノキも「博多えのき」として売られているのではなかろうか? という疑問が湧いてきました。
もしも私の想像が正しければ、それは「大木えのき」と呼ぶべきではなかろうか? そうすれば「お茶の名産地」として「八女市」が有名であるように「九州一のエノキの生産地」としての「大木町」の知名度・認知度アップにつながり、大木町の役所や企業も、町を挙げて応援したくなるのではないだろうか…
先日、九州最大のエノキ産地である「福岡県大木町」のエノキ工場がテレビで紹介されているのを見ました。エノキ工場では現在、利益が出ない状況が続いており、工場で働く女性が「夫から『利益が出ない仕事は、もはや仕事ではない』と言われている」と話していたのが印象的でした。
エノキは、スーパーで安価に手に入るキノコの1つで、火が通りやすく使いやすいのが特徴です。また、エノキを他のキノコとミックスして「キノコミックス」にすることで、リゾットやパスタ、マリネなどの料理が一気に華やかになります。さらには栄養価が高く、冷凍保存が出来る食材です。冷凍すると細胞壁が壊れてダシが出やすくなり、料理の旨味が増すというメリットもあります。
しかしエノキには、それ以外にも特別な役割があります。日本の国蝶である「オオムラサキ」の幼虫は、榎(えのき)の葉を食べて成長します。かつては日本各地で見られたオオムラサキですが、急激に個体数が減っており、現在では環境省の「レッドデータ」に掲載されるほど希少な存在となっています。
もしも福岡でエノキ産業が衰退し、エノキの木が大きく減少してしまったら… これからも、美しい蝶が空を舞う姿を見られるよう、福岡産のエノキを応援したいです。