福岡応援blog

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九州市民大学に行ってきました

2022年10月23日 | 音楽

9月12日(月)の18時より、福岡サンパレスへ「九州市民大学」の講義を受けに行ってきました!

九州市民大学とは、月額2千円くらい(だったかな)の予算で、月に1回、著名人などからの講義を受けられるもので、基本的には年間契約という形になっています。 ですが、聴きたい回だけを選べる場合もあるようで、自分は今回開講された「井田勝大・九響が贈るバレエ音楽の魅力と歴史」を聴きに行きました。

プログラムの内容は、贅沢にも

  • 「コッペリア」より
  • 「白鳥の湖」より
  • 「眠りの森の美女」より
  • 「くるみ割り人形」より
  • チャイコフスキーとバレエ(指揮者・井田勝大先生のお話)
  • 「舞踏への勧誘」
  • 「ロミオとジュリエット」より
  • 「火の鳥」より

という盛り沢山な内容で、金管・木管・弦楽器のバランスが良かった。

そして、首席不在のクラリネット。他の楽団に応援を要請し、助っ人が来られているものと思われます。ちなみに、今回の助っ人の方、なかなか上手かったです。誰なんだろう? と思ってパンフレットを見ると、お名前が掲載されておらず、ちょっと残念でした。

全席自由席で、受講料は3,000円でした。こんなに贅沢な内容でいいのだろうか…

 

 

 


九州交響楽団を支えている企業様 た行

2022年10月22日 | 音楽

九州交響楽団のコンサートに行くと無料でもらえる冊子「月間九響(2022年10月号)」を元に、九響後援会の「た行」の法人会員様をリストアップさせて頂きました。なお、お名前を目立たせるため(株式会社などの)法人格は省略させて頂いております。

  • 大電
  • 大陽製粉
  • 大隆工業
  • タカギ
  • 高松産業
  • 武内総合会計
  • たける眼科
  • 田中藍
  • 樽見設備設計
  • ちくしの未来会計
  • 筑豊製作所
  • TVQ九州放送
  • TMスチール
  • テレビ西日本
  • 電気ビル
  • 東京日動火災保険 福岡支店
  • 東芝 九州支社
  • TOTO
  • 戸上電機製作所

こうしてみると、改めて「沢山の企業様に支えられているんだなぁ」って思います。

 

 

 

 

 

 


来シーズンの九州交響楽団のプログラム曲はどうなるの

2022年10月16日 | 音楽

昨年は10月中旬に「九州交響楽団の来シーズンのプログラム曲」が発表されましたね!

さて、今年はどうなるのでしょうか?

 

既に決まっているようにも思いますが、個人的には、CDのように「A面:有名な曲、B面:有名ではないが実はいい曲」という組み合わせがいいな! 前半が「B面」に相当する曲で、後半が「A面」に相当する曲!

この組み合わせが一番、ワクワク出来て、飽きが来ない! でも、オペラやバレエの「全幕演奏」や、交響曲の「全曲演奏」など「名曲1本勝負」的な企画も大好き 

そして、合唱団の出番が、増えるといいな  


九州交響楽団の「復活」コンサート

2022年10月08日 | 音楽

2022年10月7~8日に掛けて、アクロスシンフォニーホールで、九州交響楽団の「マーラーの交響曲第2番『復活』」コンサートがありました。

このコンサートは、リニューアルされたアクロスシンフォニーホールに、九州交響楽団が帰って来るという意味での「復活」でもあり、コロナ禍で活動が制限されていた合唱団の本格復帰という意味での「復活」でもありました。

この、伝説になるであろうコンサート、行かなかったら後悔するだろうな。と思いつつも「マーラーの曲は長い」という話もあり、その曲を知らない私が楽しめるのだろうか、眠くならないだろうか、という心配もありました。ですが、やはり行ってきました!

 

会場に着くと、いつもの通り「月間九響」という小冊子を頂きました。予習替わりにそれを読むと、マーラーの交響曲第2番は、

  • 偉大な人の死をもって始まる「第1楽章」
  • 在りし日の思い出に耽る「第2楽章」

と書かれてあり、今のご時世にピッタリだなと思いました。

 

そして、苦しみが表現されている「第3楽章」を経て、合唱団が徐々に台頭してくるのですが、合唱団の方々は、第1楽章から舞台上に控えておられ、出番が来るまで、姿勢を正していらっしゃいました。この合唱団の長い休符が、自由が制限された世界を表現しているようにも思えました。休符も音楽であり、芸術なのだと思いました。

そして「第4楽章」を経て「最終楽章」に向けて合唱団が台頭し、全てを持っていく感じになるのですが、命の輝きや生命力を表現するのに合唱に勝るものはないな、と思いました。

亡くなられた方が「復活する」といえば「生き返る」とか「神様になる」とか「新しい命が生まれる」といったイメージがありますが、大人数になって復活してくるとは、まさかまさかの展開でした。安倍昭恵夫人が「(夫は生前に)沢山の種を蒔いた。それが芽吹く事でしょう」と仰っていたのを思い出しました。

合唱団は、応援多数を含めた大人数の編成でノーマスク。これを実現出来る日が「復活」したのだなぁ… と思うと、感慨深かったです。

 

その一方で、楽器隊はひたすら神々しかった。トランペット首席の松居さんが4段目中央にいて、2段目中央にフルート首席&オーボエ首席コンビ。1段目の最前列にコンサートマスター西本さん。座席の関係上、低音楽器はあまり見えなかったのですが、基本的にフルメンバーでの出演でしょう。そして、長い間空席となっていたクラリネットの首席が決定し、本日がデビュー公演となっていました。

さらに指揮者として、待ってましたの小泉監督(続投ありがとうございます)! そして九響合唱団&オフィシャルパートナー! これぞ九州交響楽団の完成形! 

そこに、なんと50人ものゲスト奏者、ソプラノ歌手の安井陽子さん、アルト歌手の福原寿美枝さんが加わって下さいました。ソプラノは期待通りの素晴らしさ。特筆すべきはアルトでした。テレビでソプラノ歌手はよく見かけても、アルト歌手って、あまり見たことがなかった。これがとても新鮮で、慈愛に満ちた神々しさがありました。

 

マーラーの曲は長い、という声をよく耳にします。ですが、聴き終わった感想としては「第九交響曲」を第1楽章から第4楽章まで通しで聴くのと同じくらい、な感じがしました。ただ、途中でトイレ休憩を挟まず、一気に演奏するのです… そこが「長い」と感じさせる所以なのか、それとも「長いから休憩タイムを作れない」というのが真実なのか。

今回の演奏会、とても素晴らしかったのですが、年末に開催される「第九交響曲」も、同じくらいに素晴らしい。こちらは「第九は毎年聴きに行ってる」とか「もう何度も聴いている」って感じの通なファン向けで、一般的には聴きなじみのある「第九」の方が盛り上がれるでしょう。この感動、今年もう1回来るな、って思いました。