この主人公は泣きません。泣くという感情表現を失っています。戦えなければ自分の人生は破壊される。頼りになるのは自分だけ。自分は何も持っていないから、売れるものは身体。ウリやミズで安売りなんかしない。
泣きながら話している相手は親。
子供のような顔をして涙を流しながら誰かに何かを問いかけている。
ダブルライフが終わるシーンのカット。
ストーリーは、この後も続きますが、このエピソードは重要なんです。
投稿を諦めて、ページ数を増やして全部の設定、伏線を回収することにしました。
新たに圭が、珠莉愛を探して涙をこぼすシーンも入れて。
圭と珠莉愛は恋人?友達?セフレ?よく分からない関係。
圭という人間は、直ぐに女の子を好きになり、「卒業したら結婚したい」とこれまた直ぐに言うような素直なバカ。
「結婚」という言葉を言われてブチギレる珠莉愛。その日から珠莉愛は消えてしまいます。
圭は卒業後、前の彼女と結婚します。
圭が振られたんだけど、外資系企業に就職が決まった途端に前カノが、戻ってきます。
彼女とのデートで銀座で買い物したり、高級ホテルでディナーしたり。。。そんな時、幻のように珠莉愛を思い出しています。
二本線のジャージに頭かきむしって数式と格闘してる姿。口が悪くて下品。昼メシいこうと牛丼。でも、笑うと。。。
圭もダブルライフを生きるようになります。
イメージが固まってきてます。
泣きながら話している相手は親。