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劣勢を伝えられる橋下市長がよりによってこんな演説をしたと報道されているのですが、二重三重の意味で橋下市長はアホか、バカかと。
大阪都構想、橋下氏が女性票に注力 反対派は引き締め
大阪市をなくして五つの特別区を設けるいわゆる「大阪都構想」をめぐり、報道各社の世論調査で反対が賛成を上回った。都構想を推進する大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は11日、反対意見が強い女性を意識した演説を強化。17日の住民投票に向け、反対派は油断を戒めている。
朝日新聞社と朝日放送(ABC)が9、10両日に行った大阪市民対象の電話世論調査では、都構想に「賛成」が33%、「反対」が43%だった。男女別では男性が賛成39%、反対41%と拮抗(きっこう)したが、女性は賛成27%、反対44%と賛否の差が大きく開いた。
橋下氏は11日に大阪市内で行った街頭演説で「女性に超不人気」と認めたうえで、
「『大阪の発展』を男性陣は考えてくれているんだろう。組織の合併ということも何となく頭に入っている。しかし、女性になかなかうまく伝わりにくい」
と分析。
「医療・教育・福祉をちゃんと充実させていくためにも、今の大阪市役所をもう一度作り直していきたい」とアピールした。
(後略)
大阪「都」構想世論調査 反対が賛成上回る! 毎日・TBS・産経・共同通信で8% 朝日・朝日放送で10%!
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最初に言いますけどね。
女性に反対者が多い分析として
「『大阪の発展』を男性陣は考えてくれているんだろう。組織の合併ということも何となく頭に入っている。しかし、女性になかなかうまく伝わりにくい」
というのが、もう女性蔑視になってるって気づかないの!!?
女性には大阪の発展を考える能力がないとでもいうんですか!
「組織の合併」のことが頭に入ってないから反対してるんじゃないの!
女性の方が真の意味で「大阪の発展」を考えてるから、大阪「都」構想に反対が多いの!
女性の神経をかえって逆なでするような演説をこの期に及んでまたしてしまうとは、橋下市長におかれましては、いかにジェンダーフリーというか男女平等というかのセンスがずれまくってることがわかります。
大阪「都」構想が女性に不人気だという結果が出ているのは、朝日新聞と朝日放送の世論調査だけではありません。
産経新聞の都構想 20代女性、調査のたび「賛成」低下…男性は「賛否」拮抗 という記事でも、産経新聞・共同通信・毎日新聞・毎日放送の合同世論調査で
「産経新聞社が3月から5月にかけて大阪市内の有権者を対象に3回実施した「大阪都構想」に関する世論調査で、20代女性は調査のたびごとに賛成の割合が低下し、今回は初回の半分以下にまで落ち込んだ。」
「今回の調査で、都構想への賛否を性別でみると、男性が賛成45・1%、反対45・2%で拮抗(きっこう)しているが、女性は賛成34・2%に対して反対が過半数の50・3%に上った。」
「年代別では、男性が30~50代で賛成が5割を超えた一方、女性は60代を除くすべての年代で反対が上回った。特に20代女性は、賛成の割合が初回(3月)の40・2%から2回目(4月)は27・6%に下がり、さらに今回は17・1%まで低下した。」
という、見事に女性が橋下維新の会と大阪「都」構想を支持していないという結果が出ています。
私などは、女性が、それも若い女性がこんなに賢明なのかと、むしろ快哉を叫んだくらいです。素晴らしいです。
だって、大阪「都」構想を女性が支持できるわけがありません。
まず、橋下大阪維新の会は、教育予算を5倍に増やしたwと大嘘をつきまくっていますが、実際には
1 保育料の軽減措置を見直して値上げ
2 学童保育事業補助金廃止
3 子ども園事業廃止
4 新婚世帯向け家賃補助新規募集停止
で、なんと増やすどころか、平松市政が行なわれていた2011年(平成23年度)のこども青少年費は1687億円、教育費は980億2200万円だったものを、2014年(平成26年度)の橋下市政では、こども青少年費が1713億1900万円、教育費が845億5600万円と、
108億4700万円も予算を削ってしまっているのです。
大阪「都」構想のデメリット 橋下市長の教育破壊 教育予算・現役世代予算5倍増の嘘
なにより、橋下市長って、「従軍慰安婦」=戦時性奴隷制度についてこんな発言をした人ですよ。
当時日本維新の会共同代表だった橋下徹大阪市長は2013年5月13日、太平洋戦争下の「従軍慰安婦」制度について
「韓国とかいろんなところが宣伝し、欧米社会に『日本はレイプ国家だ』とみられている」
「暴行、脅迫をして拉致した事実 は裏付けられていない」
「銃弾の雨嵐のごとく飛び交うなかで、命かけて走っていく時に、猛者集団といいますか、精神的にもたかぶっている、そういう集団、やっぱりどこか休息じゃないけれども、そういうことをさせてあげようと思ったら、慰安婦制度は必要というのは誰だって分かるわけです」
「世界各国が持っていた。なぜ日本だけが取り上げられるのか」
「当時は軍の規律を維持するために必要だった」
と言い募ったのです。
「慰安婦」は必要だったという橋下氏に侵略をわびる気持ちも資格もない
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さらに、橋下氏は沖縄県の米軍普天間飛行場を視察した際に、在日米軍幹部に対し
「海兵隊の猛者の性的エネルギーを解消できない」
との理由で風俗業者の活用を求めたと明かしました。
この女性蔑視、沖縄蔑視はどうでしょうか。
「慰安婦」発言と同時にこんなことをいうのは、沖縄の風俗で働く女性に「慰安婦」=性的奴隷の役をしろといっているようなものではないですか。
橋下氏は、性的奴隷を使って米軍兵士を「慰め」「休息」させるしか、米軍兵士による度重なる犯罪をなくす方策を持たないのでしょうか。
橋下氏が沖縄米軍に性欲発散のため買春を勧めた事を論証する 橋下市長は公職を辞任・維新は解党すべきだ
5月9日にはこれも自民党、民主党、公明党、共産党という超党派の女性市会議員がパネリストで参加した「大阪市は大阪市でええねん/大阪市のままでも変われるで 女性集会」が開かれました。
会場は超満員だったそうです。
橋下さん。あなたには永遠にわからないでしょう。
なぜ、様々な立場を超えて女性たちがあなたの「都」構想に反対するのかを。
賢い大阪の女性たちがさらにこんな企画を立てています!どうぞご参加を!
5/15 大阪市廃止・分割に大反対!怒れる大女子会パレード
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大阪市廃止・分割に大反対!怒れる大女子会パレード
住民投票投票日まであと2日となる、5月15日。御堂筋を怒れる女子が埋め尽くす!?とき 5月15日(金) 18時~
パレード出発18時15分
ところ 「新町北公園」(オリックス劇場 南側)(地下鉄四ツ橋線四ツ橋駅・長堀鶴見緑地線西大橋駅)
心斎橋から難波(元町中公園)までパレード(1時間程度)
★当日は、鳴り物大歓迎!!
★NOの意思を示す黄色ものがあればぜひ身につけて
ご参加ください!
☆女性が、個人でも参加できる市民主体のパレードですが、男性、多様な性をもつ方や団体での参加を拒否するものではありません。
☆当日は、様々な違いを超えて、「大阪市廃止・分割」を止めたい人たちが、最大公約数として結集できる場を目指します。
主催 大阪市廃止・分割に大反対!怒れる大女子会パレード 実行委員会
新町北公園はこちら
★フェイスブックページはこちら
★連絡先はこちら
ikareru.ijyoshikaiアットマークgmail.com
ほんとに救いがたいとはこのことだ。
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Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2013年 6/11号 [慰安婦問題] |
阪急コミュニケーションズ |
![]() |
橋下・慰安婦・侵略・安倍―誰が日本の評価を下げているのか |
野崎 ほし (著) | |
第三書館 |
慰安婦発言、侵略発言...。国内の右派、左派、あるいは普段は政治に疎い一般の人までを巻き込み、国連からも批判の矢を浴びた、橋下徹の一連の舌禍事件とはなんだったのか。その正体をさまざまな角度から検証する。
追伸
朝日新聞は控えめに報道していますが、橋下市長の5月11日の梅田のヨドバシカメラ前での演説はこんなでした。
「女性は不安を乗り越えられない」とはアホです。今、この瞬間、やっと橋下維新の敗北を確信できました。
「いま大阪都構想。女性の方に超・不人気なんです。いま世論調査をやって、大阪都構想、「反対優勢」となっていますが、30代・40代・50代の男性の方は圧倒的に大阪都構想を支持してくれている。
やっぱりこれね、「大阪の発展」ということを男性陣は考えてくださっているんでしょう。それから組織の合併ということも何となく頭に入っている。
しかし、女性になかなかうまく伝わりにくい。
これはやっぱり、女性はね――僕は女性は女性で大切なことだと思いますよ。やっぱり子供を育てる。
「いまどうなるの?」いまの不安というものをどうしても乗り越えられないところもあると思う。
ですから、ちょっと、そこだけ説明させてください。」
http://twitcasting.tv/oneosaka/movie/167709437
(37:40あたりから)
2015.5.11 07:38
【大阪都構想】
都構想 20代女性、調査のたび「賛成」低下…男性は「賛否」拮抗
性別・年代別の大阪都構想の賛否
産経新聞社が3月から5月にかけて大阪市内の有権者を対象に3回実施した「大阪都構想」に関する世論調査で、20代女性は調査のたびごとに賛成の割合が低下し、今回は初回の半分以下にまで落ち込んだ。また、70歳以上の男女も反対が賛成を大きく上回った。子育てや、70歳以上が対象の優待乗車証「敬老パス」に象徴される高齢者福祉など、身近な行政サービスの先行き不透明感に対する不安を投影している可能性もある。
今回の調査で、都構想への賛否を性別でみると、男性が賛成45・1%、反対45・2%で拮抗(きっこう)しているが、女性は賛成34・2%に対して反対が過半数の50・3%に上った。
女性ほぼすべての年代が「反対」
年代別では、男性が30~50代で賛成が5割を超えた一方、女性は60代を除くすべての年代で反対が上回った。特に20代女性は、賛成の割合が初回(3月)の40・2%から2回目(4月)は27・6%に下がり、さらに今回は17・1%まで低下した。
都構想に反対する理由は「住民サービスが良くならないから」が2番目に多く、暮らしへの影響を見極めようとする有権者の姿勢も見てとれそうだ。
自民党支持層は…
また、支持政党別にみると、住民投票で否決を目指す自民党支持層のうち反対は53・3%、賛成が36・6%だった。前回の調査から反対が7・9ポイント減る一方、賛成が9・6ポイント増えた。
同様に否決を目標とする他党の支持層で反対と答えた人は、民主党93・6%、公明党78・0%、共産党85・5%で、いずれも3回の調査で最も高い割合となった。
住民投票の投開票を17日に控え、3党が順調に支持層に主張を浸透させているのに対し、自民党の取り組みの課題が浮き彫りになった格好だ。
一方、都構想を推進する維新の党の支持層の賛成は90・2%で、4月の前回調査から3・1ポイント減り、反対は3・7%で1・9ポイント増えた。3月の前々回調査で86・6%が賛成し、前回調査では93・3%へと伸ばしていたが、頭打ちの傾向も見て取れる。
「支持政党なし」の無党派層は反対が52・0%、賛成が28・0%だった。
また、分割される5つの特別区別でみると、前回調査で唯一賛成が上回った「北区」(北、都島、福島、淀川、東淀川区)を含め、すべての特別区で反対が賛成を上回った。
大阪都構想、橋下氏が女性票に注力 反対派は引き締め
大阪市をなくして五つの特別区を設けるいわゆる「大阪都構想」をめぐり、報道各社の世論調査で反対が賛成を上回った。都構想を推進する大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は11日、反対意見が強い女性を意識した演説を強化。17日の住民投票に向け、反対派は油断を戒めている。
朝日新聞社と朝日放送(ABC)が9、10両日に行った大阪市民対象の電話世論調査では、都構想に「賛成」が33%、「反対」が43%だった。男女別では男性が賛成39%、反対41%と拮抗(きっこう)したが、女性は賛成27%、反対44%と賛否の差が大きく開いた。
橋下氏は11日に大阪市内で行った街頭演説で「女性に超不人気」と認めたうえで、「『大阪の発展』を男性陣は考えてくれているんだろう。組織の合併ということも何となく頭に入っている。しかし、女性になかなかうまく伝わりにくい」と分析。「医療・教育・福祉をちゃんと充実させていくためにも、今の大阪市役所をもう一度作り直していきたい」とアピールした。
反対派が「住民サービスが低下する」と批判していることから、維新幹事長の松井一郎大阪府知事は記者団に「(反対派は)不安をあおっており、打ち消すには5倍、10倍の力がいる。組織力の差が出ているのかもしれない」と語った。
一方、反対派は「差はわずか」と見て警戒する。
自民党支持層では賛成22%、反対61%で、都構想に一定の支持があった。自民党の柳本顕・大阪市議団幹事長は11日の集会で「なかなかしんどい。自民党も頑張らないといけない」と厳しい表情を崩さなかった。
自民党の宗清皇一衆院議員は取材に「昨年12月の衆院選でも終盤に追い上げられた。簡単にひっくり返される差だ」と指摘。共産党大阪府委員会の柳利昭副委員長も「1週間で逆転される危険がある」と語った。
10日に大阪市中心部で行われた反対派の演説会では、自民、民主、共産3党の国会議員がそろい踏みした。民主党府連の幹部は11日午前、大阪市内で協議し、既成政党色を出したことに「評判が悪い」として軌道修正を検討。公明党府本部幹部は「橋下氏の泣きが入ったら世の中の雰囲気が変わるかもしれない。油断せず、一票でも反対票を増やすしかない」と気を引き締めた。
2015年5月12日05時00分 朝日新聞
大阪市をなくして五つの特別区を設けるいわゆる「大阪都構想」をめぐり、報道各社の世論調査で反対が賛成を上回った。都構想を推進する大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は11日、反対意見が強い女性を意識した演説を強化。17日の住民投票に向け、反対派は油断を戒めている。
朝日新聞社と朝日放送(ABC)が9、10両日に行った大阪市民対象の電話世論調査では、都構想に「賛成」が33%、「反対」が43%だった。男女別では男性が賛成39%、反対41%と拮抗(きっこう)したが、女性は賛成27%、反対44%と開いた。
橋下氏は11日に大阪市内で行った街頭演説で「女性に超不人気」と認めたうえで、「『大阪の発展』を男性陣は考えてくれているんだろう。しかし、女性になかなかうまく伝わりにくい」と分析。「医療・教育・福祉をちゃんと充実させていくためにも、今の大阪市役所をもう一度作り直していきたい」とアピールした。
一方、反対派は「差はわずか」と見て警戒する。
自民党支持層では賛成22%、反対61%で、都構想に一定の支持があった。自民党の柳本顕・大阪市議団幹事長は11日の集会で「なかなかしんどい。自民党も頑張らないといけない」と厳しい表情を崩さなかった。自民党の宗清皇一衆院議員は取材に「昨年12月の衆院選でも終盤に追い上げられた。簡単にひっくり返される差だ」と指摘した。
橋下氏 大阪都構想劣勢報道に悲鳴 「女性に不人気」「デマに惑わされないで」
投票で反対多数となった場合は政治家引退を示唆している橋下氏は、市内各所でそれぞれ約1時間、都構想の説明を行い「投票は1回だけ。これがラストチャンス。2回目までは気持ちが持たないので、5月17日に勝負をかけてやっています」と述べ、自身の進退についても「反対されてずっと続けられないですから」と語った。
世論調査で劣勢が報じられていることには「反対派の勢いがすさまじい」「4分6分で反対派が優勢です」「都構想はどうも女性に不人気です」と結果を受け入れたうえで、「残り6日、若いお母さん方、どうかお子さんたちのためにお願いします」と支持を求めた。
この日もパネルを使って都構想の説明をした橋下氏は「このように都構想の説明はどんなに圧縮しても1時間かかりますけど、反対派は簡単。税金があがるとか言って回って、デマが広がっています」とボヤキも飛び出した。
反対派が訴えている主張に対し「反対派は都構想が実現したら、国民健康保険や、市営住宅の家賃や、保育料や水道料金が上がるとか、隣の区の保育園や老人ホームに入れなくなるとか、敬老パスがなくなるとか言ってますが、これは全部ウソです。デマに惑わされないで」と反論した。
連日の演説のせいか、声がかれ気味。市民から「やせた」と指摘されると「いやいや、太ってますよ」と返す一幕も。「今の大阪にお金がないのが大前提。このままでは衰退していく。反対派には、反対して大阪市を残しても、その後どうするかのアイデアはない。皆さん、勇気を持ってください」と訴えかけていた。
日本維新の会の橋下徹共同代表の13日の発言要旨は次のとおり。
【午前】
侵略の定義について学術上、きちんと定義がないことは安倍首相が言われているとおりだが、日本は敗戦国。敗戦の結果として侵略だということはしっかりと受け止めないといけない。実際に多大な苦痛と損害を周辺諸国に与えたことも間違いない。反省とおわびはしなければいけない。
ただ、事実と違うことで日本国が不当に侮辱を受けていることにはしっかりと主張しなければいけない。
なぜ日本の慰安婦問題だけが世界的に取り上げられるのか。日本は「レイプ国家」だと、国をあげて強制的に慰安婦を拉致し、職業に就かせたと世界は非難している。その点についてはやっぱり、違うところは違うと言わないといけない。
意に反して慰安婦になってしまった方は、戦争の悲劇の結果でもある。戦争の責任は日本国にもある。心情をしっかりと理解して、優しく配慮していくことが必要だ。
当時は日本だけじゃなくいろんな軍で慰安婦制度を活用していた。あれだけ銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、そんな猛者集団と いうか、精神的にも高ぶっている集団は、どこかで休息をさせてあげようと思ったら慰安婦制度は必要なのはこれは誰だってわかる。
ただ、日本国が、韓国とかいろんなところの宣伝の効果があって、レイプ国家だと見られてしまっている。ここが一番問題。証拠が出てくれば認めなきゃいけないが、今のところ2007年の(第1次安倍内閣の)閣議決定ではそういう証拠がないとなっている。そこはしっかり言っていかなきゃいけない。
【午後】
慰安婦制度じゃなくても、風俗業っていうものは必要だと思う。だから沖縄の海兵隊・普天間に行ったとき、司令官に「もっと風俗業を 活用してほしい」と言った。司令官は凍り付いたように苦笑いになって「米軍ではオフリミッツ(出入り禁止)だ」と。(ぼくは)「そんな建前みたいなことを 言うからおかしくなるんですよ。法律の範囲内で認められている中で、いわゆるそういう性的なエネルギーを合法的に解消できる場所は日本にあるわけだから、 もっと真正面からそういう所を活用してもらわないと、海兵隊の猛者の性的なエネルギーをきちんとコントロールできない」と言った。(司令官からは)「行くなと通達を出しているし、これ以上この話はやめよう」と打ち切られた。
兵士なんていうのは、命を落とすかも分からない極限の状況まで追い込まれるような任務のわけで、どっかで発散するとか、そういうことはしっかり考えないといけない。建前論ばかりでは人間社会は回らない。
(慰安婦制度は)朝鮮戦争の時もあった。沖縄占領時代だって、日本人の女性が米軍基地の周辺でそういうところに携わっていた。良いか悪いかは別で、あったのは間違いない。戦争責任の一環としてそういう女性たちに配慮しなければいけないが、そういう仕事があったことまでは否定できない。
歴史をひもといたら、いろんな戦争で、勝った側が負けた側をレイプするだのなんだのっていうのは、山ほどある。そういうのを抑えていくためには、一定の 慰安婦みたいな制度が必要だったのも厳然たる事実だ。そんな中で、なぜ日本が世界から非難されているのかを、日本国民は知っておかないといけない。
2013年5月14日 朝日新聞
「もっと風俗活用を」と橋下氏 凍り付く沖縄の米軍司令官
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は13日夕、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を視察し同飛行場の司令官と面会した際に「もっと日本の風俗業を活用してほしい」と促していたことを明らかにした。「風俗業を活用してもらわないと、海兵隊の猛者の性的なエネルギーをコントロールできない」と伝えたというが、司令官は「米軍では禁止されている」などと取り合わなかったという。
橋下氏は今月1日、同飛行場を視察。その際、司令官に「合法的に性的なエネルギーを解消できる場所が日本にはある」と述べた上で、海兵隊員に風俗業者を活用させるよう求めたという。橋下氏によると、司令官は凍り付いたような表情をみせ、「米軍では禁止の通達を出している。これ以上、この話はやめよう」と打ち切った。
橋下氏は記者団に対して「(米兵による)事件が収まる因果関係があるようなものではないが、活用を真っ正面から認めないとダメ。兵士は命を落としかねない極限状況に追い込まれており、そのエネルギーを発散させることを考えないといけない」と述べた。
橋下氏はこの日午前、戦時中の慰安婦制度について「必要なのは誰だって分かる」と発言。夕方、その発言について改めて言及した際、司令官とのやり取りを明らかにした。
「慰安婦制度は必要」。戦時中の従軍慰安婦問題をめぐり、旧日本軍の強制性を示す証拠はないと主張する橋下徹・日本維新の会共同代表が13日、また一歩踏み込んだ。沖縄の米軍司令官に「風俗業の活用」を促したとの発言も飛び出し、元慰安婦の支援団体のほか、現代史や女性の権利に詳しい専門家からも批判や疑問の声が上がった。
慰安婦問題、風俗業をめぐる橋下氏の発言要旨
◇
「戦争遂行のために女性の性を利用するのは当たり前という発言で、女性を人間と見なしていない。こんな発言が通用すると考える感覚が、恐ろしい」。大阪市の市民団体「日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」共同代表の方清子(パンチョンジャ)さん(58)は、橋下氏の発言に言葉を失った。
同ネットワークは2009年から韓国の元慰安婦を招いて証言集会を開催。今月下旬にも金福童(キムポットン)さん(87)ら元慰安婦2人が大阪入りする。「旧日本軍による(慰安婦の)強制連行があったかどうか確たる証拠はない」と主張してきた橋下氏に面会を求め、実現する見通しだ。方さんは「元慰安婦の声を直接聞き、経験や思いに真摯(しんし)に向き合ってほしい」と話す。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナル日本の「慰安婦」問題チーム代表、山下明子さんは「発言は心的外傷後ストレス障害(PTSD)を抱えて生きている元慰安婦の方への拷問だ」と批判する。「政治の要職にある人が発言できる内容ではない」
慰安婦にされた女性の被害や兵士らの加害証言を伝える「女たちの戦争と平和資料館」(東京)の渡辺美奈事務局長は、橋下氏の発言について「戦争中は強姦(ごうかん)、性奴隷は必要と言っているのと同じ」。「元慰安婦には優しい言葉をかけないといけない」という橋下氏の発言にも「単に責任を認めない態度」と憤る。
◇
橋下市長が米軍司令官に「風俗業を活用して」と求めた発言でも、専門家からは批判の声が上がった。
上野千鶴子・立命館大学教授は「軍隊の女性に対する人権侵害や性暴力を容認するものだ。弁護士であり、首長である人間の発言とは思えない」。1995年に沖縄県で起きた米兵による少女暴行事件の際、「(犯行に使った)レンタカー代で女が買えたのに」と発言した米太平洋軍の司令官が責任を取って辞任した。上野教授は「女性の人権軽視は、当時と全く変わっていない」と指摘した。
沖縄で活動する「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」の高里鈴代・共同代表は「沖縄の基地で性のはけ口が必要だから『風俗業はどうか』と勧めるとは。戦時の旧日本軍的な発想と同じだ」と憤る。「(橋下氏との会話を途中で遮った)米軍司令官の方がまともな神経をしている」と皮肉ったうえで、「そんなに言うなら大阪に海兵隊を誘致して(風俗業を)設置してみては」と批判した。
沖縄で女性史を研究する宮城晴美さん(63)も、95年の司令官辞任を思い出したといい、「橋下氏は、その事実を知らないのでは。風俗の勧めを説いて、米司令官に苦笑されるとはみっともない。同じ日本人として恥ずかしい」と話した。
宮城さんによると、1950年代、米兵によるレイプなどが横行した沖縄では、一般女性の被害を防ぐために「慰安所をつくろう」という運動があった。その結果、基地周辺に風俗施設が出来たものの、性暴力が減ることはなかった。
「女をあてがえば、それで問題は解決するという安直な考え方。そういう人権意識のない人を支える本土の空気が理解できない」と語った。
よろしかったら大変お手数とは存じますが、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!
しかし、17日までの反対活動は維新の会の妨害が考えられますので、ICレコーダーやビデオカメラを用意した方が良いでしょう。
○大阪市廃止に反対していた人達も次の市長選挙には立候補しませんね。何故って、解体作業をするだけの市長になろうって人はいませんからね。
○従って次の市長選挙にはあの前教育長の中原が立候補して無投票で当選するんです。
○では橋下はどうなるのかですが、総務大臣のポストが用意されているんです。「都構想」を実現するためにはいくつもの関連法を通さなければならないからです。「都」への名称変更もその時に実現しようって考えでしょう。
大阪市を消滅させたら次は自分が松井に代わって府知事になるつもりでしょう。
○京都大学の藤井聡教授の呼びかけに応じて100人以上の学者が反対意見を寄せています。対する「賛成派」は「維新」に雇われた3人の「学者」だけです。
そうした制度を「仕方ない」と認めてしまい、現代でも活用させようとする橋下氏は女性蔑視・人権無視論者と受け取られても仕方無いでしょうね。
若い女性は結婚・子育てを主眼に置くので、教育を大事にせず、「大阪を猥雑な街にしたい」と言って、風俗産業に肩入れしようとしている橋下氏を応援する訳が有りません。
都構想の中身に関しては学者でさえ結果がどうなるかの」意見が分かれており、素人には大変見えにくいものです。女性は解らないものは素直に「解らない」と言えるので、「そんな賭け事には乗れないな」という事も有るでしょう。
組織に右ならえでギャンブルに勝つことを夢見がちな男性達も、仕事に追われるだけでは無く、現実を見つめて頑張って頂きたいものです。
○男性は組織の論理にはまり込む傾向があるんですよ。それに対して女性は自分中心で考えるんですね。
○その「二重行政」だって、女性なら「そんなの知ったこっちゃないわ。」ってなって、男性は「そりゃいかんわな。」ってな具合なんですよ。
○でも女性の橋下ファンは「二重行政」なんかどーでも良くても「橋下さんがんばってえ。」なんですね。