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まず何よりも、ゴルフ場ではなく国会にこの服を着てくるファッションセンスがすでに悪党だ(-_-;)
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2022年9月16日のテレビ番組で、野田佳彦元首相は安倍晋三元首相の国葬に関して
「元首相が元首相の葬儀に出ないのは、私の人生観から外れる」
とわけがわかったようなわからないようなことを言って参加を表明しました。
この人は2012年12月に負けるとわかっている解散総選挙に打って出て、安倍氏を首相に返り咲かせてしまった「戦犯」です。
私は、野田首相がすれば大敗するとわかっている解散をするのかしないのか、まだ判然としなかった2012年11月9日、こう書きました。
『野田首相は、環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加を年内にも正式表明する方向で調整に入りました。TPP参加に慎重な自民党との対立軸になると判断しているそうで、衆院選で争点としたい考えだそうで、まさかの年内解散も視野に入れているようです。
(中略)
脱原発に慎重な自民党と、原発ゼロを対立軸に解散するならいいけれど、TPPを軸に したら、まだしも慎重な自民党の方がマシっていう選挙になるじゃないですか。それも、支持率が10%代の今、解散なんかしたら、民主党の議席数は二ケタに なってしまいますよ。これは燃え尽きどころか、自爆テロ炎上解散です。
(中略)
いやあ、野田民主党政権は、最後の最後まで国民軽視で、アメリカと財界だけに尻尾を振りまくるトンデモ内閣でした。物凄いものを見てしまったなあ。ひょっとしたら、石原・橋下ラインの選挙態勢が整わないうちに解散しちゃおうということかもしれませんが、それにしても党利党略です。
とにかく民主党の仲間をほとんど落選させても、野田さんは最後の最後まで財界とアメリカと官僚のいい子ちゃんだったから、鳩山さんや菅さんより総理大臣を辞めてもなにかと厚遇されるんでしょうねえ。
むちゃくちゃな政治家がいたもんです。こんな人が内閣総理大臣でいるよりは、早く解散したらいいわ、もう。次に安倍ちゃんが総理大臣になっても、来年夏までには必ず馬脚を現すので、また参議院選挙で負けてねじれ現象になって、立ち行かなくなるでしょう。』
TPP参加表明を花道に玉砕解散する野田佳彦首相はアメリカ・財界・官僚盲従の戦後最悪の総理の一人だった
そして、同じ記事に追伸として以下のように書いたのです。
『追伸
どうも、野田首相と安倍総裁で、すでに解散について話し合いができているのではないでしょうか。特例公債法案だけは通せと、勝栄二郎前財務省事務次官あたりが民主・自民両党にハッパをかけたとか。野党党首が「もっともっと太陽が降り注ぐ」だなんてなんだか変です。
安倍総裁「来週は最高潮、もっと太陽降り注ぐ」
自民党の安倍総裁は9日、東京都内での会合であいさつし、衆院解散の環境を整えるために野田政権に協力する「太陽路線」につい て、「一両日は、もっともっと太陽が降り注ぐ。来週はいよいよ衆院予算委員会、党首討論とクライマックスを迎える」と述べ、法案処理で譲歩を重ね、首相に 解散を迫る考えを強調した。
(2012年11月9日20時25分 読売新聞)
TPP参加表明は、タイミングからして、アメリカと日本の財界が圧力をかけたにちがいありません。だいたい、自民党もTPPは反対じゃないし、これが選挙の争点になるってのが不可解。
日本のTPP交渉参加を強く支持 日米財界人会議
日米の経営者ら約200人が参加した日米財界人会議は9日、日本の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加を強く支持することなどを盛り込んだ共同声明を採択し、2日間の日程を終えた。
(朝日新聞 2012年11月9日20時17分)
どうも、なにか裏取引がある気がします。すっきりしません。なれ合い解散なんじゃないかな。』
安倍自民党政権は野田民主党政権の劣化版 自爆解散は密約による政権禅譲だったのか
野田民主党政権と安倍自公政権の政策は、TPP推進だけではなく集団的自衛権法制化、消費税増税、マイナンバー法、子育て新システム、原発再稼動と原発輸出とそっくりでした。
アベノミクスと言われる異常な金融緩和も野田政権が始めたこと。
まあ禅譲だったのか密約があったのかは謎のままですが、野田元首相と安倍元首相の間には、いわく言い難い、国葬に出ないと人生観に関わるような特別な関係があったという事でしょう。
とにかく、野田佳彦氏にとっては今も昔も、同じ党の仲間よりも安倍氏が大事。
そして、自分も安倍国葬に出たくて出たくて仕方なくて、招待状の締め切り後にならないと執行部の不参加を決められなかった泉健太代表が、一般の国会議員は自由に決めていいとしたのも、この野田元首相が参加するつもりだという意思を確認していたからなのでしょう。
立憲民主党の泉健太代表が、故安倍晋三元首相の国葬に出席する可能性について「あると思う」(呆)。これから国会で国葬の是非について審議するのに、安倍国葬に出席したいなら自民党に移籍してから出席しろ。
そして、野田氏に続いて、民主党政権の元外相で、泉健太代表の肝いりである「次の内閣」(ネクストキャビネット=NC)の外務・安全保障相になっている玄葉光一郎議員も安倍国葬への参加を表明しました。
その理由がまたわけがわからなくて、国葬には反対だが
「長きにわたり首相の重圧に耐えた。日本人の一般的な死生観などに鑑み、粛々と出席して追悼する」
とまた意味が分からないことを言っています。
そもそも、安倍氏の国葬は私人の葬儀じゃないですからね。
野田氏も玄葉氏もお通夜やお葬式には行ったのでしょうから、人生観だの死生観だのは国葬参列の理由になりません。
だいたい、「日本人の一般的な死生観」と言いますが、今世論の3分の2は国葬反対ですよ。
泉代表の次の内閣は外務大臣と防衛大臣を合わせて安保相にしてしまっていて、立憲民主党の人材払底を吐露してしまった形なのですが、その大事な大臣二人分を任せている玄葉氏が安倍国葬に参列することを認めてしまった泉立民にはもう何も期待できないというべきです。
安倍国葬にいち早く反対した西村智奈美前幹事長・代表代行、蓮舫・辻元清美議員が見事に外されている。
まだ国葬に参加したがっている立民の泉健太代表を辻元清美・蓮舫の両ベテラン議員が追い詰める!「閣議決定だけで時の政権が国葬を決める、国会を無視したこの決め方に反対です。納得いかない。欠席します」
折しも、立憲民主党はあの「野党でもゆ党でさえなく悪党」の日本維新の会と共闘宣言。
次の臨時国会では、国会召集要求から20日以内に開くことを義務付ける国会法改正案を共同提出するということで、それ自体はいいのですが、維新ってこれまで安倍・菅・岸田首相が通常国会を延長せず、臨時国会召集に応じなかったことを一度も批判したことがなく、受け入れてきた政党ですよ。
その反省もなく、いきなり立民と協力すると言い出したって、遅かれ早かれ裏切り体質を発揮して、立民がこっぴどい目に逢うに決まっているではないですか。
ああ、泉代表が立民と支持者を酷い目にあわそうと思っているのだからいいのか。
肝心なところでいつも妥協してしまう、一番たちの悪いのがこの人。
久しぶりに、うちのブログが社会派ブログになった当初、野田政権を批判しまくっていたのを思い出しました。
それにしても、獅子身中の虫という言葉がありますが、旧民主党は代表で首相の野田佳彦氏、立憲民主党も泉健太代表と、代表自体が党を裏切って自民党にすり寄っているんですから、救えないですね。
野党第一党の末期は社会党も含め、いつもこうなる運命なのでしょうか。
日本の議会制民主主義の成熟はまだまだ遠いです。
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安倍晋三元首相の国葬を巡り、党執行役員以外の出欠席を「自主判断」とした立憲民主党内で、党最高顧問を務める野田佳彦元首相の出席表明が議論を呼んでいる。野田氏が自らの「人生観」を出席の理由に挙げたのに対し、原口一博元総務相が「人生観よりも法と正義が優先する。個人を優先するなど私にはできない」などと批判。執行部は「個々の政治家としての判断」(岡田克也幹事長)と静観の構えだが、党内からは「党がバラバラだと見られかねない」と危惧する声も上がる。
立憲は15日、国葬について、明確な法的根拠や国会への事前説明がなかったなどとして、泉健太代表ら9人いる執行役員の欠席方針を決めた。党内では、蓮舫、辻元清美両参院議員らが党方針の決定前に自身のツイッターで欠席を表明。このほか、菅直人元首相や小沢一郎衆院議員ら重鎮を含む多くの党所属議員が、国会での十分な議論がなかったことなどを理由に欠席の意向を示している。
そうした中、野田氏は18日放送のBSテレ東番組で「元首相が元首相の葬儀に出ないのは、私の人生観から外れる」と述べ、出席する考えを表明した。野田氏は、菅氏とともに党の最高顧問を務めるが執行役員ではないため、泉氏ら幹部も容認する姿勢。このほか、党籍を持つ海江田万里衆院副議長や玄葉光一郎元外相も出席する予定だ。
一方、野田氏の発言に反応したのが原口氏だ。原口氏はツイッターで「人生観…。それよりも法と正義が優先する。憲法にも反し法的根拠もない」と指摘。「私たちは国権の最高機関にいる。国葬は、参列不可なのだ」などと不満をあらわにした。安倍氏と論戦を交わしたことがある党中堅も「それぞれ故人(安倍氏)への思いはあるが、おかしな儀式に出席せずに弔意を示すというのは国会議員として最低限の行動ではないのか」と語った。
岡田氏は20日の記者会見で、野田、原口両氏の言動について問題視しない考えを示した上で「(出欠判断が)遅かったとか、党が決めてほしかったとか、いろいろな声が(党内には)あると思うが、いちいち私がコメントする必要はないと思う」と述べた。【古川宗、宮原健太】
立憲民主党議員が、安倍晋三・元首相の国葬(国葬儀)への出席を決めた党所属議員らを非難するケースが相次いでいる。立民は泉代表ら執行役員の欠席を決めているが、党所属国会議員の出欠は個々の判断に委ねるとしており、他党からは「『弔意を示す自由』への圧力だ」との指摘も出ている。
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出席を表明し、党内から非難を浴びたのは野田佳彦・元首相だ。16日収録のテレビ番組で「元首相が元首相の葬儀に出ないのは、私の人生観から外れる」と出席を明言した。
野田氏の出席の意向が報じられると、原口一博・元総務相が同日、ツイッターで「人生観よりも法と正義が優先する。個人を優先するなど私にはできない」などとかみついた。
矛先は立民を支援する連合にも向かう。芳野友子会長が15日の記者会見で「苦渋の判断だが出席せざるを得ない」と表明すると、蓮舫参院議員はツイッターで「国葬よりも優先されるべき物価高の労働者支援を政府に求める立場なのでは」と皮肉った。
立民は国葬に対して「国民への弔意の強制はあるべきではない」と強調してきた。泉氏は15日に党執行役員の欠席を決める一方、その他の党所属国会議員に国葬欠席を「強制しない」と説明してきた。
自民党幹部は「『弔意を示すな』と強制するのもおかしい」と批判。日本維新の会幹部も「党内で弔意の示し方を批判し合うのは見苦しい」と眉をひそめた。
2022年9月9日 21:00 [有料会員限定] 日本経済新聞
立憲民主党の泉健太代表は13日にも発足させる「次の内閣」(ネクストキャビネット=NC)の外務・安全保障相に玄葉光一郎元外相を充てる方針だ。政府が年末に国家安全保障戦略など3文書を改めることを踏まえ、外相経験者を起用して党内の政策立案や国会審議の充実を狙う。
NCは13日の両院議員総会で正式に決まり、初の「閣議」を開催する見通しだ。ネクスト首相は泉氏、ネクスト官房長官は長妻昭政調会長が就く。泉氏は9日の記者会見で、NCの閣僚は泉氏を含めて13人で、そのうち5人を女性議員とする考えを示した。
立憲民主党の玄葉光一郎元外相は21日、安倍晋三元首相の国葬に出席する意向を表明した。共同通信の取材に対し、国葬実施には反対の考えを示した上で「長きにわたり首相の重圧に耐えた。日本人の一般的な死生観などに鑑み、粛々と出席して追悼する」とした。
衆院会派「有志の会」に所属する国会議員5人も21日までに出席する方針を固めた。5人は吉良州司、福島伸享、北神圭朗、仁木博文、緒方林太郎の各氏。
会談に臨む立憲民主党の安住淳(右)、日本維新の会の遠藤敬両国対委員長=21日午前、国会内
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♪ このみちぃ〜は いつか来たみぃち〜
ほ〜らそおだよぉ〜 (木)馬の中で〜
ブタが鳴いているぅ〜
何度おんなじ手を使うねん💢
バーカバーカバーカ!!!🐽
野田・玄葉の国葬出席、国会での維新との共闘については、一般国民・支持者・党員のみならず、現職や元職議員からも強い批判が起こっている。
野田ブーよ、“法”より“私の心情”を重んじるなら、離党してから行けっつーの。
玄葉は元福島県知事・佐藤栄佐久氏の女婿である。
佐藤氏は市町村合併に批判的で、プルサーマルに反対していた。自民党にとって目の上のたんこぶだったので、無辜の罪に問われ逮捕された。
松下政経塾出身で元自民党県議だった玄葉光一郎の行動を見て、岳父はどう思っているのだろうか。
維新との連携について「こたつぬこ」は
「限界系左翼の批判がエスカレートして自滅していくだろう」
と意味不明なツイートをしているが (なーにが“こたつ大本営”じゃ。鹿砦社の社長に酒飲まされて仲間の在日女性について下品なデマを吐き、それを雑誌に掲載され訴えられたゲス男のくせに、偉そうにマウント取るな) 立憲主義に立つと言ってる政党が、下手すりゃ自民より右で憲法も法律も無視の極悪強欲低脳詐欺集団とおてて携えて国会審議に臨むんですかね。
🍆仲良きことは 美しき哉🥒
野田氏も玄葉氏も、極めて日本人的と言えるかも知れませんね。
冷静な合理性追求よりも、「情緒」を重視してそれに流されてしまう。
合理性より、法的整合性より、何よりも「情緒」。
「正しいことかどうか」よりも、「情緒」。
これが結構日本的なのです。自民党の「三バン」のうち、地盤だ看板だといったところは「情緒」(あとひとつのカバンは、お得意の汚ないカネ)そのもので、これが強力なので自民党はいつも勝つし、自民党の議員特に地方選出の議員は「情緒」を優先して行動するので、国はどんどんおかしくなるわけです。
地方に限りません。前回の参議院選挙で、東京選挙区の自民党支持者には、実績も何もない体育会系と元アイドルという、100%情緒頼みの候補者しか選択肢がありませんでした。長年自民党を支持している私の知人(東大卒)は、怒りの余り共産党の候補に投票していました。
裁判でも情状酌量があるように、情緒が全否定されるべきものとは思いませんが、国会議員の決断の拠り所が情緒というのは困ったことです。