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岸田文雄首相は2023年4月29日、東京都渋谷区の代々木公園で開かれた労働組合の中央組織である連合が主催した第94回メーデー中央大会に出席したそうです。
首相の出席は2014年の安倍晋三氏以来、9年ぶりのこと。
そして岸田首相は
「今年の春闘は30年ぶりの賃上げ水準となっており、力強いうねりが生まれている。このうねりを地方へ、そして中小企業へ広げるべく全力を尽くす」
などと述べたそうなんですが、これ、自民党の総理大臣がメーデーに来て言うことじゃないでしょう。
賃上げは労働者が資本家(使用者側)と闘って勝ち取るものなんだから。
それに今年の賃上げ分は物価高のせいで、全部物価高に吸収されて、実質賃金は1年間連続で下がりっぱなしです。
明日は統一地方選挙。自国維公=「地獄行こう」に投票したら戦争かコロナか物価高で死んでしまう。軍需産業だけに「助成金」を出して保護する防衛産業強化法案が審議入り。実質賃金は11カ月連続で減少。
2022年1月5日には連合の新年会に首相・官房長官揃って史上初の参加をした岸田首相と迎え入れた芳野友子連合会長。
岸田首相は新年のあいさつをしたが、連合が支援しているはずの立民の泉健太・民民の玉木雄一郎両代表には話す機会さえなし。
【民主党政権時代も含めて史上初】連合の新年会に岸田首相と松野官房長官がそろって出席。権力におもねり、反共攻撃に終始して野党を分断する連合に労働組合のナショナルセンターを名乗る資格はない。
メーデーとは
労働者の祭典。労働者が団結して権利を要求する日であり、世界的に毎年5月1日がメーデーとされている。
メーデーのきっかけとなったのは、1886年5月1日、アメリカの合衆国カナダ職能労働組合連盟(後のアメリカ労働総同盟)が8時間労働制を要求して行ったストライキ。
当時の労働者は、低賃金で1日12時間以上働かされるなど、過酷な生活を強いられており、これを改善するために労働者自らが立ち上がった。3年後にパリで開かれた第2インターナショナル創立大会では、8時間労働制実現のデモを行うことが決議され、さらに5月1日を労働運動の日に設定した。これ以降、メーデーは国際社会に広がることとなった。
日本で初めてメーデーが行われたのは、1920年、東京・上野公園。集まったおよそ5000人とも1万人ともいわれる労働者らが、8時間労働制や最低賃金法の制定などを訴えた。
しかし、世界大戦の足音が近づく中、36年には青年将校らによる2.26事件が発生。メーデーは禁止され、太平洋戦争が終わる45年までメーデーが開催されることはなかった。
だが、終戦と同時に復活。戦後初めての46年メーデーでは、「働けるだけ喰(く)わせろ」がスローガンに掲げられ、盛大に開催された。
近年、経済が安定し、5月1日がゴールデンウィークの長期休暇に含まれるようになって以来、メーデーへの参加者は減少。若い世代にはメーデーを知らない人も出てきているが、「8時間は労働、8時間は休息、そして残り8時間は自分たちの自由な時間のために」というメーデー誕生当初の主張は、いまも語り継がれている。(知恵蔵より)
プラカード事件。終戦翌年の1946年の食糧メーデーの際に、皇居前広場に集まったデモ隊のひとりが天皇を批判したプラカードを掲げ、不敬罪で逮捕・起訴された事件。第一審では名誉棄損罪で懲役刑が下されたが、日本国憲法の公布に伴う大赦で赦免。両罪の無罪を主張し控訴するが、同じく大赦により免訴となった。プラカードには「詔書 国体はゴジされたぞ 朕はタラフク食ってるぞ ナンジ人民飢えて死ね ギョメイギョジ」などと書かれていた。
それが今や以前の天皇誕生日にメーデーをやるようになるとは。。。。
マルクス主義者でも労働弁護士でもない私が言うのも変かもしれませんが、自民党は経団連をはじめとする財界を最大のスポンサーとする政党で、いわば資本家側の権化のような政党です。
それなのに労働組合のナショナルセンターを自称する連合が、その自民党から出た内閣総理大臣をメーデーに迎えちゃって、しかもメーデーなのに5月1日じゃなくて4月29日の「昭和の日」(昭和天皇の誕生日)にやるとか、もういろいろダメさが凄くてツッコミどころが多すぎます。
そして、岸田首相はあいさつの冒頭で賃上げを最重要課題と位置づけているとしたうえで、
「賃上げの機運を盛り上げたいという思いで本日参加させていただいた」
「賃上げは若い方々にとって、結婚、子供、子育ての希望をかなえるためにも重要な課題だ。賃金が増え、子供が増える。そんな社会を次の世代に引き継いでいきたい」
と語ったそうなんです。
ううん、これは野党第一党である立憲民主党党首の泉健太氏が言うべき話ですが、そもそも泉氏はメーデーで話をさせてもらえたんですかね。
【街頭演説】お近くの方はぜひお集まりください👏
— 立憲民主党 (@CDP2017) April 28, 2023
■ 4月29日(土)メーデー街頭演説
9:30~10:15めど
弁士:泉健太代表 東京都連所属議員
場所:代々木公園脇(代々木公園原宿門と渋谷門の中間辺り)https://t.co/VwSHVduDJd pic.twitter.com/pOvIQeNHre
まさか、メーデーでは挨拶させてもらえずに、「代々木公園脇」で街頭演説しただけじゃないだろな。
【#泉やめろ】衆参補選5選挙区でも立憲民主党が全敗。自民4勝、維新1勝。自民と対決できず維新にすり寄る泉健太代表のままでは立民は6月の解散総選挙で大敗し解党の危機となる。
岸田首相はこのメーデーでのあいさつの中で、5月8日から新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に引き下げることに触れて
「外国人旅行者数は回復傾向にある。
海外からの新たなビジネスチャンスを拡大し、我が国全体の投資を拡大させ、さらなる経済成長につなげる」
ともアピールしたそうなんですが、これは経済団体でのあいさつでいう話でしょう。
連合と言えどもメーデーに集まった中には労働貴族だけではなく、本当にごく普通の労働者もいっぱいおられたと思います。
その中には、岸田政権による5類引き下げなどコロナ対策の緩和に次ぐ緩和で、これからコロナ第9波で命が脅かされる人も多数いるはずなのですが、こんな話を大人しく聞いていたのでしょうか。
ないないづくしの感染症法5類格下げ。
【#天下の愚策】厚生労働省が5月8日に新型コロナを感染症法5類に格下げすることを正式決定。コロナ対応の医療機関は増えるどころか減る。感染者数も死者数も増える危険性。しかし実態は公表されなくなる。
岸田政権が4月28日の閣議で、新型コロナウイルスを5類に引き下げる5月8日に、政府の新型コロナ感染症対策本部を廃止することを決定。65歳未満で基礎疾患のない人は8月末までワクチンも打てなくなります。
このような岸田首相のメーデー参加について、連合の芳野友子会長は式典後記者団に
「非常に光栄だ。働く者の処遇改善に協力してほしい」
「連合の考え方を政府に聞いてもらえる関係性にある。これからも対話は大事にしたい」
と評価したそうです。
連合と自民党のズブズブの関係をさらに強化したのはこの芳野会長で、芳野氏は自民党への接近を繰り返し、岸田首相が議長の「新しい資本主義実現会議」のメンバーに就任していますし、芳野会長自ら2021年12月に自民党本部を訪ね、麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長らと次々と会談しています。
2022年2月17日には小渕優子自民党組織運動本部長と極秘に会談しました。
統一教会疑惑の芳野連合が立民・国民が敗れた参院選について、共産を含む野党共闘を否定したい一心で、数字に基づかない非科学的総括。「一本化せずに勝ったところもあれば一本化して敗れたところもある」(呆)
「芳野友子連合会長の言動への疑問ー自公政治継続・改憲の容認でいいのか?ー」 白井邦彦教授特別寄稿(青山学院大学経済学部)。
連合の芳野会長が「自民党との連携は全くない」と否定した夜に、小渕自民党組織運動本部長と極秘会談。労働者の権利よりも反共を優先して「資本」にすり寄る裏切り体質の連合は解体すべきだ。
その芳野会長は2022年9月には、統一教会の広告塔であったことが原因で殺害された安倍晋三元首相の国葬にも参列しました。
芳野会長が反共思想を習得した富士政治大学は富士教育訓練センターの教育部門で、同センターの2代目理事長は松下正寿氏。
松下氏と言えば統一教会の創設者の文鮮明に面会し心酔し、1974年に統一教会が主導する世界平和教授アカデミー初代会長に就任して、世界日報論説委員なども歴任した人物。
まさに、松下氏こそは国際勝共連合と統一教会の頭脳とも言うべき人物なのです。
しかし、芳野会長は今でも連合の幹部が学んでいる富士教育訓練センターと統一教会の関係については
「知りませんでした。調べないです。調べるつもりはないです」
と逃げまくっています。
こんな人を会長につけている連合に労働組合らしいことを求める方が無理なのかもしれません。
文鮮明―人と思想
松下正寿氏は自民民社の推薦を受け、社会・共産推薦の美濃部都知事に都知事選で挑んだこともある
連合の芳野友子会長は、統一教会の「世界平和教授アカデミー」初代会長で世界日報論説委員の松下正寿氏が理事長の「富士社会教育センター」で反共思想を学んだ。
統一教会疑惑の連合の芳野友子会長が安倍晋三元首相の国葬への参加を表明「労働者を代表して弔意を示さないといけない」。あなたたちは労働者の代表ではない。その連合のせいで泉立民代表の不参加表明が今日に。
法律の世界で言うと、フランス革命などの近代市民革命の当時は、私的自治の原則・契約自由の原則など市民間はお互いに対等であることが前提で法制度がつくられていましたが、実際には同じ市民と言っても資本家と労働者の間の力の差は圧倒的なのが現実です。
もし、何の制限もなく両者に労働契約を結ばせていたら、労働者は酷い労働条件を押し付けられ、「飢える自由」しかなくなり、結局は社会不安を招き資本主義社会も成り立たなくなります。
ということで、ロシア革命以降の社会主義革命の波に対抗して資本主義を守る手段としても、社会権や労働基本権が基本的人権として必要不可欠だと認識されるようになりました。
それで、労働者は団結して団体交渉をでき、争議もできる労働者の権利が現代憲法では保障されているのです。
そんな労働者が団結権を行使して組織したはずの労働組合が企業や権力と癒着してしまって、労働者の権利を守らないようであれば、労働者が生きていけないだけではなくて、結局資本主義社会自体が成り立たなくなるんですよ。
岸田首相をメーデーに呼んで喜んでいる連合の姿は、もはや資本主義の自殺です。
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政治
2023年4月29日 11:15 [有料会員限定] 日本経済新聞
岸田文雄首相は29日、連合が都内で開いたメーデー中央大会に出席した。現職首相の出席は2014年の安倍晋三氏以来9年ぶりとなった。連合が支援する政党は立憲民主、国民民主両党に分かれる。首相は賃上げなどで連合の動きに沿った姿勢を強調し、その隙を突く。
首相は政府代表としてあいさつし、23年の春闘(春季労使交渉)に関し「30年ぶりの賃上げ水準となった」と強調した。「力強いうねりを地方、中小企業に広げるべく全力を尽くす」と訴えた。賃上げに自ら先頭に立って取り組むことを誓うと言明した。
連合の芳野友子会長は首相の出席について「非常に光栄だ。働く者の処遇改善に協力してほしい」と述べた。式典後、記者団の質問に答えた。「連合の考え方を政府に聞いてもらえる関係性にある。これからも対話は大事にしたい」と評価した。
首相は就任後最初となる22年のメーデーの際も出席できないか探っていた。このときは外交日程と重なり松野博一官房長官が代理出席した。今回はアフリカ訪問への出発を前に駆けつけた。
政権と連合の接近を印象づける動きが続く。岸田政権が21年の発足直後に設けた「新しい資本主義実現会議」には経団連の十倉雅和会長とともに芳野氏が加わった。この4月に新設した「こども未来戦略会議」にも両氏が名を連ねた。
首相は1月、連合の新年交歓会に2年連続で訪れた。春季労使交渉が始まった後の2月には芳野氏を首相官邸に招いて面会した。
3月には政府と経済界、労働団体の代表者が意見交換する「政労使会議」を8年ぶりに復活させた。春季労使交渉の大企業の集中回答日にあたる3月15日に開き、首相が23年に最低賃金の全国加重平均を1000円に引き上げる目標を打ち出した。
連合は首相と連合会長の政策協議「政労会見」の復活も要望する。
自民党も2月の党大会で決定した23年の運動方針に「連合並びに友好的な労働組合との連携を強化する」と明記した。最終的に見送ったものの芳野氏を党大会に招く案も浮上した。
日本最大の労組の中央組織である連合は1989年の発足以来、非自民勢力を後押ししてきた。2009年の衆院選で民主党が勝利し、政権を得た。
17年の衆院選の際に当時の民進党が分裂し、連合が支援する政党は分裂状態にあるままだ。
立民の岡田克也幹事長は25日の記者会見で「国民民主は政策的にも近く、働く人たちを大きな基盤とする政党だ。もっと協力できるはずだ」と歩み寄りを呼びかけた。
一方で国民民主の玉木雄一郎代表は「立民とは党として一致していない」と距離を置く。「むしろ日本維新の会のほうが近い」とも語る。
首相は賃上げという共通の目標を足がかりに連合との対話を重ねる。次期衆院選をにらんで連合と野党勢力の結束にくさびをうつ。
4年ぶり大規模メーデーに岸田首相出席「力強いうねりが生まれている」連合中央大会
新型コロナウイルスの影響で2020年以降はオンラインや少人数での開催が続いており、制限のない大規模集会は4年ぶり。連合によると、参加者は一部のインターネット視聴を含め、約2万8000人に上った。
芳野友子会長は「コロナ禍に代わり生活を苦しめているのは高い物価だ」と訴え、中小企業の賃上げが必要だと強調。そのために適正な価格での企業間取引が不可欠だと指摘した。
大会には岸田文雄首相も出席し「30年ぶりの賃上げ水準となり、力強いうねりが生まれている。地方や中小企業へ広げるべく全力を尽くす」と話した。首相の参加は9年ぶりとなる。
連合傘下の運輸関係の労働組合は、人手不足が深刻だとして「人への投資」を求めた。子どもの貧困対策に取り組むNPO法人も参加し、支援する世帯の多くは親が働いても貧困から脱することができない実態を説明した。
メーデーは労働者が集まり権利を主張する日として、日本では1920年に始まった。全労連、全国労働組合連絡協議会(全労協)は5月1日に式典を開く。(共同)
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こんな支離滅裂な連合の会長が過去にいたでしょうか。
ひょっとして中身は新自由主義者なのか、労働者や弱者に寄り添うような感じが全くない。
維新に追随する国民民主なんか連合の支援がなければ、すぐに消えるだろうし、立憲も共産嫌いの連合芳野の顔色を窺うばかりで迷走状態。
権力者側に立つのなら連合の存在価値など全くない。
結局、今の連合がやりたいのは自民党への翼賛なのか。
この国は何もかもが狂ってきてますね。
(ついでに、ロシア連邦の傀儡国が~人民共和国というのも何ですなあ。)
小渕優子氏、御父上に群がっていた人々が政治家に仕立てて、食扶持保持に役立った人と認識しています。御父上のもう一つの負の遺産が森氏、五輪で遺憾なく負の遺産っぷりが発揮されました。
四月のメーデー?
国体はゴジされたぞ、朕はたらふく食ってるぞ、なんじ人民飢えて死ね、ギョメイギョジ、名文です。
最近は、ネトウヨの前天皇、秋篠宮非難で、天皇制も廃止されそうな情勢です。
以上、至難滅裂コメント失礼しました。
Rayさんが幹事長をつとめる村野瀬さんのブログへの投票もよろしくお願いします。
ある意味、正直になったって事ですかね。労働貴族諸君は。ジャパニーズドリームは大いに結構なんですが、無産階級が資本主義社会にて真に裕福になれる筈もないのですが、大企業の役員にでもなれればそれなりの出世ですからねぇ。連合は本当に労働者の敵ですわ。労働者自身が気づかなきゃいけないんですが、でも日本では仕方ないのかもしれないですね。水戸黄門や暴れん坊将軍が大好きな国ですから。
わたしゃ破れ傘刀舟大好きなんです。(古くてすみません。)
しかしこんな「無知無恥無教養職務経験ゼロ高卒女子」(JUKI入社→即労組専従職員だから一般職務経験は無い)な人間が、しかもJUKIが属するJAMという小さな組合の、委員長ですらない、“副”委員長の女がなぜ最大労組のトップに居座っているのか??
誰だこんなの連れてきたのは⁈
っていうと、連れてきたのは前委員長の
「神 津 里 季 生」
なのであった。
つまり芳野は神津らの操り人形にすぎないのである。『上手くやれば、国会議員にしてあげるよ』とか囁かれているのかもしれない。
強力な反共でバカで恥知らずだから、女性の衣に隠れて何でもやるだろうと見込まれて、白羽の矢を立てられたのだと思う。
連合の他の幹部連中も
「芳野には困ったもんだ…」
とかポーズ取ってるだけで、芳野の破壊ぶりを笑って見てるだけだよ。
妖怪オタフク一同に滅ぼされる日本の労働運動、哀れ😂😭