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2022年10月24日、瀬戸際大臣と言われて2カ月余り。
やっと、やっと、山際大臣が大臣を辞めてくれました。
本来であれば、8月10日に岸田首相が内閣改造を行なうにあたって明言していたのが、統一教会との関係の点検と見直しが入閣の前提条件だったということ。
そして、岸田首相は
「私から閣僚に対しては、それぞれ当該団体との関係を点検し、その結果をふまえて厳正に見直すことを言明し、それを了解した者のみを任命いたしました」
と言っていたのに、改造前から入閣していてしかも統一教会との関係について口を濁していた山際大臣を改造後も入閣させたのです。
ですから、案の定、改造後もぞろぞろ出てくる山際氏と統一教会の関係については、岸田首相も大いに責任があるのです。
もう誰の目から見ても、山際氏の後出しじゃんけんはミエミエだったのに、留任を強行した岸田首相の責任は重い。
岸田内閣の閣僚と副大臣・政務官74人中、杉田水脈議員ら28人が統一教会と癒着。一方、統一教会はソウルで安倍晋三元首相の追悼献花式。そんな安倍氏には国葬より自民党と統一教会の合同葬こそふさわしい。
それにしても、山際大臣の仕事のできなかったこと、できなかったこと。
11月末には経済再選担当大臣としての最重要任務である総合経済対策のとりまとめもあるのに、ここまで辞任しないで粘ってしまったため、直前の辞任となりました。
そして、またもや往生際の悪いことには、旧統一教会との関係は説明できたと考えるか。
『付き合いがそれほど深くなく、自分の(記憶の)中に残っていなかった。
それがなかなか納得してもらえなかったのが事実ではないか。』
というのですが、ネパールだろうがナイジェリアだろうが統一教会関連のイベントとあれば出かけていく山際大臣が統一教会との関係が深くない、というのであれば、統一教会との関係が深い議員なんていなくなるというのが事実ではないか。
内閣改造2日前の8月8日も、山際氏は歯切れの悪い受け答えで回答を保留していた。
山際経済再生相「きちっと点検はさせていただいたうえで、適切に対応してまいりたい」
記者「明らかにはされない?」
山際経済再生相「今のところは」
記者「いつごろめど?」
山際経済再生相「点検次第だと思いますが...」
8月12日から、当ブログではこう主張していた。
相変わらず掛け声だけでやる気ゼロの岸田首相。どこをどう切っても統一教会が出てくる自民党。岸田「統一教会金太郎アメ内閣」は総辞職せよ。
岸田首相が山際大臣を更迭できなかった理由は、山際氏の辞任を認めてしまうと「辞職ドミノ」になるからだと説明されていますが、それだけではないでしょう。
2021年9月の総裁選で、岸田首相が最後に勝てたのは安倍晋三・麻生太郎・甘利明の3Aの力があったればこそ。
そして、麻生派の重鎮でありながら麻生派の河野太郎候補ではなく岸田首相を推すことをいち早く決めた甘利明氏に、岸田首相が頭が上がらず、最初に幹事長に模したわけですが、その甘利氏の弟子とさえ言われる山際氏を入閣させ首も切れなかったというのが本当のところです。
しかも、安倍首相でもできなかった原発の新建設さえ認めるという岸田首相の超原発推進路線の中で、甘利・山際両氏という原子力ムラの住人が非常に重要な役割を果たすはずだったのでしょう。
右派の支持を取り付けたいという私利私欲で安倍国葬を強行して、日本の政治を分断し停滞もさせた岸田首相。
この山際大臣を筆頭とする統一教会癒着議員たちを放置していることで、どれだけ日本の政治に支障をきたし、国会と国民のエネルギーと時間を無駄に費やしたかわかりません。
山際大臣をここまで引っ張ったのが辞職ドミノを嫌がってでも、原発推進のためでも、結局、岸田首相の自己都合のためだけのことでないですか。
こんなに内閣総理大臣にただなりたかったというだけの我利我欲だけがあって、首相になって何か市民のためにしたいことが全くない総理大臣は有害無益です。
辞職ドミノというなら、岸田内閣の総辞職までいかないと、とばっちりを喰らいっぱなしの我々有権者が可哀そうすぎます。
これからまだ後出しじゃんけんをする、と前もって言っておくという超裏技が斬新で、不祥事大臣のための遺産となった(笑)。
これを鈴木エイト氏にばらされたのが最後のトドメになった。
「募ったけれども募集してない」が安倍氏の最高のレガシーだとすると、山際氏の遺した最高の遺産はこの言葉。
山際大志郎経済再生相が「野党の人から来る話はわれわれ政府は何一つ聞かない」発言について撤回せず。「誤解を招くような発言になった」。野党の言うことは何一つ聞かないのが政権の本音だから撤回しないのだ。
山際大臣は辞任記者会見で
「自身の資料を1年ごとに大体かたづけてしまってきたので、どうしても自分自身で過去の出来事を調べられない状況にあった。外部からの指摘で説明する後追いになってしまった。結果として政権にもご迷惑をおかけすることになった。」
とまだ明らかな嘘をついて終わったのですが、次の選挙もあるのに、自分の活動記録をたった1年分しか残さない政治家なんてこの世に存在しませんよ。
短期記憶しかない脳機能障害の男の物語、クリストファー・ノーラン監督の「メメント」かよ!(知らんかw)
とにかく、統一教会癒着の元締め安倍晋三氏と言い、統一教会界隈の政治家の大嘘にはあきれ果てるしかありません。
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山際大志郎経済再生担当相が24日夜の辞表提出後、記者団に語った主な内容は次の通り。
――辞任の理由は。
◆これからの国会審議などを考えた時にこのタイミングを逃すわけにはいかないと思った。
――月末には総合経済対策のとりまとめもある。この時期に退く責任については。
◆本当に大変重たいと思っている。ぎりぎり考えた中でこのタイミングしかないと思った。
――何が一番問題だったか。
◆(世界平和統一家庭連合との接点を含む)自身の資料を1年ごとに大体かたづけてしまってきたので、どうしても自分自身で過去の出来事を調べられない状況にあった。外部からの指摘で説明する後追いになってしまった。結果として政権にもご迷惑をおかけすることになった。
――首相からどんな言葉があったか。
◆政治家同士の話だから控えたい。
――国会議員は辞職しないのか。
◆当該団体に信用を与えるような結果となってしまったことは深く反省している。私が国会議員として何か法に触れるようなことをやってきたわけではなく、しっかりと信用を取り戻すためにも活動は続けたい。
◆あらゆる機会を使って説明したい。
――旧統一教会との関係は説明できたと考えるか。
◆付き合いがそれほど深くなく、自分の(記憶の)中に残っていなかった。それがなかなか納得してもらえなかったのが事実ではないか。
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それはさておき、
どうせ、記憶を失くしちゃっう設定を貫徹したかったのなら、中井貴一のように頑張ればよかったのになあ、が感想です。w
いや、もしかしたら、これから、芳根京子ちゃんのお世話にでもなろうとしているのかなあ、も感想です。w
でも、そんなに覚え力が悪いダメダメちゃんの自覚があるなら、
日記でも備忘録でも毎日書くなり、スマホ(今どきはポラロイドでもないからw)でパチリなり、後生大事にしまっておこう、こういう時の為に!
ってならないところもダメダメちゃんですよねえ~。
ところで、この人のHPの「やまぎわ太志郎ヒストリー」ってやつを見ると、
若き日に政治家を志した理由が紹介されているんですが、彼の記憶に残されている、
結構、むかし懐かしの思い出たちが赤裸々に描かれているじゃん、
って思ったんですよ、それも、ずいぶんと格好良く、です。
ということを併せ考えても、やっぱ、記憶喪失嘘はバレちゃうんですよねえ。
命も平和も軽んじてはならないように、真実も軽んじないで欲しかったなあ、まっしぐらに!
でも、今、一番思うことは、松岡のようにならないことです。
自分の吐いた嘘や誤魔化しに押し潰されずに反省し改心できることを願います。
次はどんな際物が出てくることやら。
日本学術会議はスガ内閣の違法行為に続いて二次被害?にあって、ABE(恥的野蛮教育)以降、日本の知的水準は落ちる一方です。