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立憲民主党の小西洋之議員が発掘した放送法の解釈を安倍官邸が総務省に圧力をかけて変えさせた経緯がわかる、いわゆる総務省の行政文書。
2023年3月2日に小西議員がこの文書について記者会見をした際には、当時の総務大臣であった高市早苗経済安保大臣は、この文書全体を
「怪文書」
だと言い切り、3月3日の参院予算委員会で、高市氏は小西議員からこの内部文書について質問されて、この文書は捏造だと考えていると述べ、捏造でない場合は大臣や国会議員を辞職するか問われて
「結構ですよ」
と答えました。
かつて安保法案に反対する放送局は電波停止処分と言った高市早苗大臣が、放送法の解釈を変更するやり取りを記載した総務省内部文書が捏造でなければ「辞職」と言った!
ところが、その後、総務省がこの文書が行政文書であり、総務省に今も全く同じものが保管されていることを認めると、高市氏は劇的にトーンダウン。
文書全体について捏造だと主張するのは諦め、自分の発言などが出てくる4ページについては内容が間違っていて捏造だと、全く違うことを言い出し、ゴールポストを変えてしまいました。
ところで、高市氏が「捏造」と主張した4枚のうちの「2015年2月13日」と記載されている行政文書には、放送法の政治的公平性について、当時の総務相だった高市氏に大臣レク(レクチャー=内容を説明して政治家と意見交換)を行った際のやりとりとされるものや、同席者が記録されています。
小西議員が公開した文書について「捏造でなければ閣僚・議員を辞職するか」と問われて「結構だ」と答えた高市早苗大臣は、文書が真正でも「その中の自分の発言は捏造だ」と言って議員を辞めない魂胆だ(笑)。
これについて高市氏は何度も
「レクは受けていない」
とレクの存在そのものを否定していました。
ところが、総務省がこのレクについても
「レクがあった可能性が高い」
と説明すると、高市氏は3月13日の参院予算委員会では
「何月何日の何時にどのレクがあったのか、確認の取りようがない」
とふらつきだし、14日の衆院本会議では
「2月はNHK予算の国会提出に向けた準備を急いでいた時期だ。これに関するレクを受けた可能性はあり得る」
と一転してレクはあった可能性があると言い出しました。なんやねん、もう!
ところが、高市氏は3月15日の参議院予算委員会で立民の杉尾秀哉議員の質問に対して
「同席していた(総務)大臣側の2人(参事官と秘書官)は、絶対にレクはないと言ってくれています」
とこの文書に出てくる平川薫参事官や松井孝治秘書官に対し、自ら当時のことを確認したと答弁し、またレクがなかったと言い出したんです。
そこで、杉尾議員は、高市氏が当初文書について「捏造」と述べていた発言が変わってきていると指摘し
「大臣の発言を証明するものはまったくない。
総務省には文書が残っていて、その文書に沿う答弁をしているが、高市大臣が言っていることは全く根拠がない中で、ずるずる変わっていっている」
「全く信用できません。あなたの答弁は」
と糾弾したんです。
信用できるわけがない。
「礒崎さんからの働き掛けによって私の答弁が変わったかのように言われているがそれも違う。礒崎さんという名前は今年3月になって初めて聞いた」と大嘘ついてる高市早苗氏が磯崎氏と超仲良しだった件(笑)。
高市早苗氏がまた見苦しい言い訳。「礒崎さんという名前もしくは放送行政に興味をお持ちだと知ったのは今年3月になってからです」答弁が大嘘つきだとの批判に対して「即座に答弁する中で日本語が乱れた」(笑)。
これだけ供述が変遷して、いきなりまた話がガラッと変わったら、信用してもらえないのは当たり前です。
しかも、自民党はこの行政文書に出てくる当時の首相秘書官である磯崎陽輔氏、平川薫参事官、松井孝治秘書官らの国会喚問は拒否しています。
国会に呼んで当人らに確認することは拒否しながら、高市氏自身だけががその人たちからレクがなかったと言ってもらいましたと言っても、誰が信用します?
そこで、高市氏はヒステリーを起こしてしまって
「私が信用できないならもう質問はなさらないでください」
と言い出しました。
とうとう、野党議員に質問するなと答弁拒否をするほど追い詰められた高市大臣。
もう、貴重な国会の時間を空費しないよう、高市氏には大好きな「お国のために」大臣や議員を辞めていただくしかないでしょう。
高市早苗さん、三浦瑠麗さん、さようなら!捏造でなければ議員を辞職すると高市氏が言った文書が全部行政文書であることを松本総務相が認める。そして瑠麗氏の夫三浦清志氏は東京地検特捜部が業務上横領容疑で逮捕!
放送法に関する関連記事
なぜ放送法4条は倫理規範なのか(どうして総務大臣の電波停止・業務停止は許されないのか)。
放送法4条1項2号が定める「政治的公平」規定は倫理規範に過ぎず、その違反をもって総務大臣が放送局を電波停止や業務停止にすることはそもそもできないというのが学会の通説。安倍政権の悪の遺産に騙されるな。
放送法4条の「政治的公平」は倫理規定に過ぎず総務大臣の電波停止の根拠にならないことは、放送法改正の時に田中角栄郵政大臣が認めていた。高市早苗大臣の大罪は安倍政権時代に電波停止ができると言ったことだ。
「そもそも、政治的公平に関するこの規定(注 放送法4条1項2号のこと)は、当初は選挙放送に関して定められたものであり、かつNHKに関する規定であった。それが、「番組準則」のなかに盛り込まれ、民放の出現後も、ほとんど議論もなく番組の一般原則となったものであり、違憲性の疑いのある規定である。」
「かりに規定自身は憲法に違反しないとしても、それを根拠に放送局が処分の対象になるとすれば、違憲の疑いが極めて濃いため、この規定は、あくまで放送局に対する倫理的義務を定めたもの、とするのが通説となっている」
高市さん、次はどうするつもりなんすかねえ。今度は
「レクは受けたけど、それは放送法の解釈に関するレクじゃなかった」
とでも言うのでしょうか。
生前の安倍晋三元首相も桜を見る会前夜祭の領収書問題だけで100回以上の虚偽答弁をしたことが明らかになっています。
総理大臣なのにヤジを連発して議長から叱られて謝罪したり、とにかく議会制民主主義の破壊というもおこがましいような下劣な言動を続けた安倍氏。
高市氏はまさに安倍後継ですな、悪い意味で!
橋下徹氏も大阪市長時代に言うことがころころ変わるので「コロコロ王子」と呼ばれていたのですが(笑)、高市氏のこのわずか2週間の間の説明の変化はひどすぎます。
6月までしかない国会の空転を招いているのはひとえに高市氏。本当に政治家は早く辞めて、三浦瑠麗さんの後継者になってください(笑)。
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放送法が定める「政治的公平」の解釈に関する総務省の行政文書をめぐり、高市経済安全保障担当大臣は参議院予算委員会で、総務大臣当時の秘書官らに確認した結果、「政治的公平」に関する説明を受けた事実はなかったと、重ねて文書の内容を否定しました。
一連の行政文書のうち、平成27年2月13日に当時の高市総務大臣に「レク」と呼ばれる説明を行ったと記された文書には、「政治的公平」の解釈をめぐり、当時の局長が礒崎総理大臣補佐官の意向を伝え、協議したとされています。
これについて高市大臣は、15日の参議院予算委員会で「この文書に出てくる『レク』には、大臣室側は私を含め3人が同席しているが、秘書官ら2人は『絶対にない』と言っている。ペーパーの内容が間違いだと繰り返し申し上げている」と、文書の内容を重ねて否定しました。
また、立憲民主党が答弁の内容が変わってきており信用できないとして、説明責任を果たすよう求めたのに対し、高市大臣は「私の答弁が信用できないのであれば、もう質問をしないでほしい。説明しようとすると遮られるので、これまで十分に一つ一つについての説明をさせてもらうことができなかった」と反論しました。
一方、松本総務大臣は、礒崎元補佐官の圧力で解釈が変更されたのではないかと問われたのに対し「関係者に聞くかぎり、強要されて解釈を変えたということではない。解釈は従来と変更なく、放送の表現の自由や知る権利を大切に行政を前に進めていきたい」と述べました。
立民 石橋議員「予算委での謝罪と撤回求めたい」
そのうえで「予算委員会での謝罪と撤回を求めたい。『大臣の任にあらず』で、高市大臣のもとで国会審議ができるのかというぐらい重たい話だと受け止めている」と述べました。
野党追及に高市氏が反論「答弁が信用できないなら質問しないで」 行政文書“ねつ造”発言
3/15(水) 14:57配信
日テレNEWS
放送法の政治的公平性に関する行政文書をめぐり、高市経済安保相が自身に関する記述を「ねつ造だ」と発言したことについて、野党側が国会で追及を強めています。
野党側から「発言が信用できない」と厳しい追及を受けた高市経済安保相は「答弁が信用できないなら質問しないで」などと反論しました。
立憲民主党・杉尾秀哉議員「高市大臣の言ってることは全く根拠がないんですよ。全く根拠がない中で、ずるずるずるずる答弁が変わってってるんです。全く信用ができません」
高市経済安保相「放送法の解釈を変更するという説明を行ったとは認識を示すものはいなかったと書かれております。私が信用できない、答弁が信用できないんだったら、もう質問なさらないでください」
立憲民主党・杉尾秀哉議員「『これが事実だったら大臣どころか議員もやめる』って言った。だからこういう話になってんじゃないですか。それを何で今になって答弁拒否するんですか、おかしいでしょう」
高市経済安保相「それは答弁をしても杉尾委員が私の発言は信用できないとおっしゃったからでございます」
高市経済安保相は「ねつ造と言ったのは言葉がきつかったかもしれないが、ありもしないことをあったかのように書くのはねつ造だと考えた」と述べ、文書の内容は不正確だとの考えを重ねて示しました。
高市氏は「2月はNHK予算の国会提出に向けた準備を急いでいた時期だ。これに関するレクを受けた可能性はあり得る」と説明。ただ、詳細については「総務省にも問い合わせたが、8年も前の大臣スケジュールは残っていない。確認する方法はない」と述べるにとどめた。
文書には、当時の礒崎陽輔首相補佐官が求めた放送法の解釈見直しを、15年2月のレクで総務省幹部が高市氏に説明したと記されている。高市氏は同5月の国会答弁で、政治的公平性について「番組全体を見て判断する」との解釈を維持しつつ、一つの番組でも判断できると表明した。
一連の経緯に関し、高市氏は14日の本会議で「問題の本質は、(国会での)私の答弁が礒崎氏の影響を受けたか否かだ。そうでないことを証明するため、私と大臣室のメールや資料を求められれば衆院に提出する」と述べた。
これに対し、立憲民主党の泉健太代表は14日の党会合で「ずいぶん人の記憶は柔軟だ」と皮肉り、安住淳国対委員長は「徐々に外堀が埋まってきた」と強調した。党内では「『文書は捏造(ねつぞう)』との主張は完全に崩れた」との声も出ている。
立民は同日、放送法に関する有識者の意見聴取を実施。他の野党とも連携し、15日以降の参院予算委員会で徹底追及する方針だ。
高市氏はレクの存在をいったんは全面否定したが、14日の衆院本会議ではNHK予算などに関するレクを「受けた可能性はあり得る」と表明、行政文書に関する発言が変遷している。15日の参院予算委で、立憲民主党の杉尾秀哉氏が「ずるずる答弁が変わっている」と追及すると、高市氏は「私が信用できないのであればもう質問しないでほしい」などと反発した。
立民はこの発言を問題視。予算委散会後の理事会で、高市氏の謝罪を要求した。
高市氏が一時答弁拒否「私を信用できないなら質問なさらないで」立民・杉尾秀哉氏に不快感
[2023年3月15日14時13分] 日刊スポーツ
高市早苗経済安全保障担当相は15日の参院予算委員会で、放送法の「政治的公平」をめぐる総務省の行政文書に関する自身の説明内容について、立憲民主党の杉尾秀哉氏に「根拠がない」などと指摘され、一時「答弁拒否」を宣言をするひと幕があった。「私の答弁が信用できないなら、質問をなさらないでください」と不快感を示し、自席に戻った。
杉尾氏は、高市氏が当初、文書について「捏造(ねつぞう)」と述べた発言が、変わってきていると指摘。「大臣の発言を証明するものはまったくない。総務省には文書が残っていて、その文書に沿う答弁をしているが、高市大臣が言っていることは全く根拠がない中で、ずるずる変わっていっている」「全く信用できません。あなたの答弁は」と指摘した。
これを受け高市氏は、不機嫌そうな声色で「私が信用できないならもう質問はなさらないでください」と発言。杉尾氏は「いやいや、この問題の発端は、最初に小西議員が示した内容について(高市氏が)捏造と言い切ったことだ。これが事実なら大臣どころか議員を辞めると。なんで今になって答弁拒否をするのか」と批判した。
これに対し、高市氏は答弁に立った。「答弁をしても私の発言を信用できないとおっしゃったからでございます」とした上で「捏造と申し上げたのは、ありもしないことをあったかのように書くのは捏造だと感じたので、そう申し上げた」と反論した。
杉尾氏は、納得できない様子で「ありもしないことではない。裏付けるものが出てきている」と、述べた上で、先日発表された共同通信の世論調査で、高市氏の説明について「納得できない」とする回答が73%だったことに触れ「一般国民に通じていない。あなたは説明責任を果たしていない」と、あらためて指摘した。
これに対し、高市氏は「御党の議員に質問をされた時も、ひとつずつ説明させてほしいと申し上げたが、結構ですと、拒絶された。説明をしようとするとさえぎられる。これまで1つ1つについて国会の場で説明をさせていただくことはできなかった」と釈明。説明をする機会が十分になかったと主張した。
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この問題に付いての主役は、安倍総理と礒崎陽輔総理補佐官である。
高市大臣は単なる脇役の一人に過ぎない。
然るに、何故、高市大臣は放送文書の全部を、議員の首を掛けて迄、「捏造」と否定するのか?
後で、高市大臣は、「放送法の政治的公平に関するレクは受けたことはない」、文書のうち、自らが登場する4枚については「不正確だ」と改めて否定した(注2)。
これは、自らの行為だから、自分の記憶と明らかに違っていたら、「捏造」という強い言葉で否定するのも頷ける。
敢えて、記憶間違いか、嘘を言って居る可能性は否定しないが。
でも、自分の記憶と違うから、文書のうち自らが登場する4枚については「捏造」と言うのは一応尤もである。
しかし、高市大臣は、文書のうち、自らが登場する4枚についてとは限定せずに、放送文書の全部を「捏造」と決め付けたのである。
常軌を逸していると言わざるを得ない。
何故なら高市大臣は:「礒崎さんからの働き掛けによって私の答弁が変わったかのように言われていますけど、それも違います。礒崎さんという名前は今年3月になって初めて聞きました」と述べている(注3)。
そうであるならば、「放送文書」の磯崎補佐官関連部分の礒崎陽輔総理補佐官の言動に付いて関知出来ない筈である(注4)。
それなのに、放送文書の磯崎補佐官関連部分も含めて捏造と言うのだから、物事の進め方が、粗雑で乱暴である。
一言で言えば、無茶苦茶だ。
高市大臣の真の狙いは、放送法の「政治的公平性」の解釈を捻じ曲げようとした安倍政権の悪事が露見するのを防ぐ為に、自分の進退問題に矮小化するのが目的ではないだろうか?
立憲民主党の小西洋之参議院議員が公開した放送文書の高市大臣に係る部分が「捏造」だと言うなら兎も角、文書の全部が「捏造」だと言うなら、「政治的公平性」の解釈を捻じ曲げようとした安倍政権の関与の追及が出来なくなって仕舞う。
小西洋之氏は、安倍政権の『報道の自由(憲法21条)』の侵害を明らかにすることによって、以後の政権が『報道の自由』の侵害を躊躇する様に仕向ける為に追及しているのである。
しかし、高市大臣は、小西洋之氏の追及を妨害する為に、「放送文書」の自分の知り得ない部分も含めて、「放送文書」は全て「捏造」だと断定したのである。
そうだとすれば、この方ほど、国民の為にならない政治家は居ない!
この様な方に国政を任せるのは大変危険である。
速やかに政界から退陣して貰いたい。
けれど、高市氏は、弁舌は爽やかで、度胸もあるから、政治評論家には打って付けだと思う。
自分に向いている職業に就いた方が、高市氏は幸せになれると思う。
(注1)【 JIJI.COM 時事ドットコムニュース 2023年03月03日18時26分
高市氏、放送法文書は「捏造」 事実なら議員辞職―参院予算委
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023030300620&g=pol
Copyright©Jiji Press, Ltd. All rights reserved. 】
(注2)【 産経ニュース 2023/3/15 16:11
高市氏「放送法のレク受けたことない」 参院予算委
https://www.sankei.com/article/20230315-3I7XCKF7EROLHDWSAMO5OI573E/
©2020-2023 The Sankei Shimbun. All rights reserved. 】
(注3)【 テレ朝news [2023/03/09 19:15]
「安倍さんいなくなって高市さん守る人間いない」“捏造”主張に身内から冷ややかな声
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000290801.html
Copyright© tv asahi All rights reserved. 】
(注4)【 総務省 令和5年3月7日 お知らせ
政治的公平に関する文書の公開について
https://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/important/kinkyu02_000503.html
【 厳重取扱注意
「政治的公平」に関する放送法の解釈について(磯崎補佐官関連)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000866745.pdf
(以上) 】
© 2009 Ministry of Internal Affairs and Communications All Rights Reserved. 】