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橋下徹前大阪市長が、大阪府知事時代に月刊誌「新潮45」の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社(東京)と筆者の精神科医・野田正彰氏に1100万円の賠償を求めた訴訟の上告審で、橋下氏の敗訴が確定しました。
最高裁第二小法廷(山本庸幸裁判長)が、1日付の決定で橋下氏の上告を退けたものです。
問題になったのは、同誌の2011年11月号の記事
「大阪府知事は『病気』である」
で、野田氏は橋下氏の高校時代の恩師に取材するなどした結果、橋下氏について
「人格障害と言ってもいい」
などと書きました。
2015年9月の一審・大阪地裁判決は、新潮社側に対する請求を一部認めましたが、2016年4月の二審・大阪高裁判決は、高校時代の橋下氏を知る教諭が
「うそを平気で言う。ばれても恥じない」
と述べたとする記述について、野田氏が橋下氏の生活指導に当時携わった教諭から聞いた内容であることなどから、
「真実と信じた相当の理由があった」
と判断しました。
( 野田氏の寄稿には
「橋下青年の高校生の頃を最もよく知る先生」
が橋下氏の高校時代を
「嘘を平気で言う。バレても恥じない。信用できない。約束をはたせない。自分の利害にかかわることには理屈を考え出す。人望はまったくなく、委員などに選ばれることはなかった」
などと解説。
この発言を踏まえて、野田氏は橋下氏について
「これ以上私たちは、自己顕示欲型精神病質者(C・K・シュナイダーの10分類のひとつ)に振り回されてはならない。WHOの分類(ICD10)を使えば、演技性人格性障害と言ってもいい」
と分析している。)
そのうえで、大阪高裁判決は教諭の発言も踏まえ、野田氏が橋下氏を
「自己顕示欲型精神病質者」
「演技性人格障害」
などと評した記事は
「エピソードを真実と信じる理由があり、記事も意見や論評の範囲内だ」
として名誉毀損ではないということで、橋下氏の逆転敗訴としました。
橋下氏はこの大阪高裁の判決を不服として上告していたものですが、そもそも上告理由がありませんからね。
こんな裁判所の判断が自分の仕掛けた裁判で最高裁で敗訴確定して、自分に不名誉な判決が残ってしまった橋下弁護士は何を思う?
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橋下徹氏が新潮社にまた敗訴。「大阪府知事は病気である」は「真実であると信じた相当の理由がある」。
あらためて、よくこんな人が冠番組を持って、いまだに政界にも影響力を持ってるものだと思いますねえ。
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ロイター
前大阪市長の橋下徹氏が、月刊誌「新潮45」の記事で名誉を傷つけられたとして、出版元の新潮社と、執筆した精神科医野田正彰氏に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(山本庸幸裁判長)は橋下氏の上告を退ける決定をした。1日付。橋下氏逆転敗訴の二審判決が確定した。
確定判決によると、橋下氏が大阪府知事だった2011年10月発売の同誌は「大阪府知事は『病気』である」とのタイトルで、橋下氏に精神疾患の特徴が当てはまるとする記事を載せた。
一審大阪地裁判決は、新潮社と野田氏に計110万円の支払いを命令したが、二審大阪高裁は請求を棄却していた。
【共同通信】
橋下氏が新潮社に逆転敗訴=大阪高裁
月刊誌「新潮45」の記事で名誉を毀損(きそん)されたとして、橋下徹前大阪市長が発行元の新潮社と執筆した精神科医の野田正彰氏に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁(中村哲裁判長)は21日、同社側に110万円の支払いを命じた一審大阪地裁判決を取り消し、請求を棄却した。
地裁判決は高校時のエピソードの部分を真実と認められないと名誉毀損を認めた。高裁判決は野田氏が橋下氏の生活指導に当時、携わった教諭から聞いた内容であることなどから、「真実と信じた相当の理由があった」と判断した。
(時事通信 2016/04/21-16:07)
橋下前大阪市長が逆転敗訴
毎日新聞2016年4月21日 18時56分(最終更新 4月21日 18時56分)
大阪高裁「野田正彰氏らが真実と信じる理由が当時あった」
橋下徹前大阪市長が月刊誌「新潮45」の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社(東京)と記事を執筆した精神科医の野田正彰氏に計1100万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が21日、大阪高裁であった。中村哲裁判長は「野田氏らが真実と信じる理由が当時はあった」と判断、1審の大阪地裁判決を取り消し、橋下氏の訴えを棄却した。
新潮社側に計110万円の賠償を命じた1審判決は、記事の一部で名誉毀損(きそん)を認定。新潮社側が控訴していた。
問題の記事は2011年11月号に掲載された。当時、大阪府知事だった橋下氏の言動を取り上げ、「人格障害」などと論評した。
中村裁判長は、野田氏が橋下氏の生活指導に関わった高校時代の教諭に取材した経緯などを検討した。その結果、記事内容を裏付ける証明はないものの、「野田氏らが真実と信じる理由があり、名誉毀損は成立しない」と判断した。【向畑泰司】
2016.4.21 20:24 産経新聞
「橋下氏は『精神病質者』」記事は「違法性ない」新潮社が逆転勝訴 大阪高裁判決
橋下徹前大阪市長が、月刊誌「新潮45」の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社などに1100万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が21日、大阪高裁であった。中村哲裁判長は「記事に違法性はない」と判断。新潮社側に110万円の支払いを命じた1審大阪地裁判決を取り消し、橋下氏側の請求を棄却した。
「真実と信じるに足る理由あった」
問題となったのは平成23年11月号の記事。精神科医でノンフィクション作家の野田正彰氏が執筆し、当時大阪府知事だった橋下氏について「精神病質者」などと書いた。
野田氏の精神分析の前提となった橋下氏のエピソードについて、1審判決は「客観的証拠がなく真実と認められない」として名誉毀損を認定したが、高裁判決は別記事での取材内容も踏まえ「真実との証明はないが、真実と信じるに足る理由があった」とした。
新潮45編集部は「自信を持って掲載した記事なので当然の判決と考える」とコメント。橋下氏側は「コメントを出す予定はない」とした。
「新潮45」損倍請求、橋下氏が逆転敗訴…高裁
橋下徹・前大阪市長が月刊誌「新潮45」の記事で名誉を毀損きそんされたとして、発行元の新潮社などに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は21日、新潮社と、執筆した精神科医に110万円の支払いを命じた大阪地裁判決を取り消し、橋下氏の請求を棄却した。
精神科医はノンフィクション作家の野田正彰氏。
控訴審判決によると、新潮45の2011年11月号は、大阪府知事だった橋下氏について「『病気』である」と題する記事を掲載した。
昨年9月の1審判決は、記事の前提になった橋下氏の高校時代のエピソードを「裏付けがない」としたが、高裁の中村哲裁判長は「複数の人物から取材しており、真実と信じる相当の理由があった」と指摘した。
2015.9.29 15:36 産経新聞
「橋下氏は『病気』である」は名誉毀損…新潮記事に賠償命令 大阪地裁
橋下徹大阪市長が、月刊誌「新潮45」の記事で精神疾患であるかのように報じられたとして、発行元の新潮社などに1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が29日、大阪地裁であり、増森珠美裁判長は一部記載について「橋下氏の社会的評価を低下させ、名誉を毀損(きそん)する内容だった」として、同社などに110万円の支払いを命じた。
■橋下氏について、「嘘を平気で言う」と「高校時代の教諭が発言」…
判決によると、橋下氏が大阪府知事だった平成23年10月、同社は「新潮45」に、精神科医でノンフィクション作家の野田正彰氏が執筆した「大阪府知事は『病気』である」と題した記事を掲載。過去の発言などから精神分析した結果として、橋下氏が「精神病質者」などと報じた。
増森裁判長は判決で、精神分析の前提となった橋下氏の高校時代のエピソードを検討。当時を知る教諭とされる人物の「嘘を平気で言う」などの発言について「客観的証拠がなく真実と認められない」と述べた。
橋下氏を「精神疾患」と診断した男性精神科医に賠償命令 香山リカ氏の批判との違いはどこに?
大阪市の橋下徹市長を激しく批判する論客のひとりとして有名なのが精神科医の香山リカ氏だ。香山氏が橋下氏を診察もせずに「病気だと診断」したとして、橋下氏からツイッターで「サイババか!」と罵倒されたこともあった。
その橋下氏を非難する記事をめぐって、別の精神科医が訴訟を起こされて1審で敗訴した。香山氏との違いはどこにあるのだろうか。
橋下氏の高校時代の先生の証言を根拠に「診断」
橋下氏が問題視したのは、橋下氏の大阪府知事時代の11年10月に発売された「新潮45」11年11月号に、精神科医でノンフィクション作家の野田正彰氏が「大阪府知事は『病気』である」と題して寄稿した記事だ。この号では「『最も危険な政治家』橋下徹研究」と題した大特集が組まれており、野田氏の寄稿はその一部だ。記事は
「挑発的発言、扇情的な振る舞い、不安定な感情――それらから導き出せるのはある精神疾患である」
というリード文で始まり、
「橋下青年の高校生の頃を最もよく知る先生」
が橋下氏の高校時代を
「嘘を平気で言う。バレても恥じない。信用できない。約束をはたせない。自分の利害にかかわることには理屈を考え出す。人望はまったくなく、委員などに選ばれることはなかった」
などと解説。この発言を踏まえて、野田氏は橋下氏について
「これ以上私たちは、自己顕示欲型精神病質者(C・K・シュナイダーの10分類のひとつ)に振り回されてはならない。WHOの分類(ICD10)を使えば、演技性人格性障害と言ってもいい」
と分析している。
野田氏の記事中の説明によると、演技性人格性障害には(1)自己の劇化、演劇的傾向、感情の誇張された表出(2)他人に容易に影響を受ける被暗示性(3)浅薄で不安定な感情性(4)興奮、他人の評価、および自分が注目の的になるような行動を持続的に追い求めること(5)不適当に扇情的な外見や行動をとること(6)身体的魅力に必要以上に熱中すること、の6つの特徴がある。
野田氏は、橋下氏は「(2)をのぞいて5項目が当てはまる」と評価。これに前出の「嘘を言う、バレても恥じない、信用できない」という評価を加味した結果として
「彼の言葉をまともに受け止め対応していけば、常に彼の内容空虚性に突き当たるのである」
と結論づけた。
判決は「客観的な証拠なく真実と認められない」
この記事に対して、橋下氏は発行元の新潮社などに1100万円の損害賠償を求めて提訴。その判決が15年9月29日に大阪地裁(増森珠美裁判長)であった。判決では、客観的な証拠がなく真実と認められない上、真実と信じた相当の理由もないとして「橋下氏の社会的評価を低下させ、名誉を毀損する内容」だと評価。新潮社側に110万円の支払いを命じた。
「新潮45」の記事から約10か月後の12年8月、野田氏は橋下氏のツイートに1回だけ登場している。維新の会の政治塾に公務員が参加していることを問題視する論調に橋下氏が反論する中で、
「頼んでもいないのに俺の精神鑑定を8流雑誌で勝手にしやがった8流大学教授が勉強不足を露呈していた」
「この大学教授は光市母子殺害事件の加害者について、母体回帰説なる珍説を唱え、無罪の根拠とし、このことが最高裁で反省の欠如と断罪され死刑となった。母体回帰説なる珍説を唱えた責任など微塵にも感じない俺の最も嫌いな無責任学者だ。野田正彰氏。もう評論家になったのか」
と罵倒していた。この時点で、かなり腹に据えかねていたようだ。
香山氏は当時の連載で「病気だとは言っていない」
では、香山氏の場合はどうか。橋下氏は2012年1月、ツイッターで
「香山氏は、一回も面談もしたことがないのに僕のことを病気だと診断してたんですよ。そんな医者あるんですかね。患者と一度も接触せずに病名が分かるなんて。サイババか!」
などと非難。これに対して香山氏は直後にダイヤモンド・オンラインの連載で、
「私は、橋下さん個人が病気だとは言っていません。確かに、大阪市長選挙の際は反対陣営の平松さんを応援する中で、これまでマスコミで報じられている橋下さんの特徴を分析し、そこに見られる心理的傾向を類推する発言はしました。それでも、橋下さんご自身を病気だと『診断』したわけではありません」
と反論している。
橋下氏は、香山氏のどの発言が「診断」にあたるかは明示していない。ただ、香山氏は11年9月17日に開かれた橋下氏を批判するシンポジウムで「病理」という言葉を使っている。香山氏の発言は薬師院仁志氏、山口二郎氏との鼎談(ていだん)の中で出た。この鼎談を収録している2011年11月発行の「橋下主義(ハシズム)を許すな!」(ビジネス社)によると、香山氏は「丁か半か」といった二項対立の構図に持ち込む橋下氏の手法を指摘しながら、
「そういうやり方に対して、迷ったすえにやっぱりそっちが正しいんじゃないか、みたいなためらいを含んだ曖昧さではなく、バトルの構図の中でどっちを取るのかと迫ってくる方が、魅力的に見える。そういうふるまい方というのは、私たち精神科医からすると、ある種の危機や不安を抱いている病理のひとつの証拠だと思えてしまいます」
「つまり黒か白かという判断しかできない人たちを見ると、私たちは、ああこの人自身が今かなり不安に心を占拠されてるんだなと。精神医学的な病理を感じてしまいます」
と述べている。「病理」という言葉は、橋下氏の人格そのものではなく、橋下氏をめぐる社会的状況のことを指しているようにも読める。この点が野田氏との大きな違いだと言えそうだ。
「裸の総理候補」
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いまや「総理にしたい男ナンバー1」として注目される橋下徹大阪市長(43)。
そんな橋下市長の愛人だった女性が、週刊文春編集部の取材に応じた。
橋下氏と不倫関係にあったのは、元クラブホステス・華原礼子さん(仮名・30代前半)。華原さんは身長160センチ、松下奈緒似の色白で清楚な美女である。現在は夜の世界から引退しているが、橋下氏と出会ったのは2006年、ホステスとして大阪・北新地の高級クラブ「A」に勤めていた頃だった。
本誌は独自取材によって、華原さんが橋下氏と一時期深い関係にあったとの情報をキャッチし、接触に成功。橋下氏との関係を聞くと、当初はかなり狼狽しながらも、事実関係を認めた。そして交渉の末、彼女は本誌にすべてを告白する決意を固めた。
華原さんによれば、橋下氏は彼女との関係が発覚することを警戒し、自分の携帯電話からは連絡せず、マネージャーの携帯や、法律事務所のPCメールから連絡してきたという。
「スケジュールは事務所と奥さんに完全に管理されていたみたいでしたね。私と一緒にいる時は、一切メールも見ないし、携帯も見ませんでした。マネージャーの目もあるし、奥さんの目もあるし、板挟みでたぶんしんどかったんじゃないかな」(華原さん)
初めて男女の関係になったのは、4回目ぐらいのデートだったという。
「その日も二人で待ち合わせをして食事に行き、かなり飲んだんですよ。それでその流れで、っていうか……(笑)。食事をしてお酒飲んで、それからタクシーに乗って伊丹空港近くのラブホテルに行ったんです。チェックインした時、『ラブホテルに行くのは何年ぶりかな~』みたいなことを言ってましたね」
また、デート中に意外な本音を吐露することもあった。
「お茶を飲んで二人で街を歩いている時、『普通に手をつないで歩きたいけど、手まではつなげないよね。普通にデートがしたい。こんな仕事早くやめて、弁護士業に戻りたい』って言っていたのが印象に残っています」
だが、その直後に大阪府知事選に立候補。
「そんなそぶりは微塵も見せなかったんで、『え~っ! 言ってることとやってることが違う!』ってビックリしましたよ」
本誌編集部は橋下氏に事実関係の確認を求めるため、締め切り4日前に法律事務所を通じて直接取材を申し込んだ。しかし一向に返事がなかったため、あらためて事務局長を通じて直接取材を申込んだところ、
「ご指摘のお店や旅館には顧問先とも一緒に行ったことはありますが、(女性については)何のことを言っているのかわからないとのことです。06年から07年にかけてそうした女性とお付き合いしていた事実はないとのことです」
という回答が事務局長を通じて返ってきた。
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記事には喜んでいる様子は見えませんし、正当な判決が下ったことは喜ばしいことなので、喜んだとしても何が悪いのかも解りません。
普通、医者というのは病気で困っている人をその専門性の知識で救ってあげるのが生業だと思います。
しかし、この野田という人間はその医者という立場でその専門性の知識で他人を(ここでは橋下を)貶めています。。
これって医者のやる事ですか?
まるで731部隊の石井四郎みたいで薄気味悪さを感じますし、こんな人間に我々の健康保険料が回ってしまうのが少し腹立たしいと感じます。
なんか、この国救いようがないかも…
こちら側は、負け続きで嫌になりますが冷静に頑張りましょう!
なんと言うか橋下徹を批判したいなら「本人の発言が○○だから信用出来ない」と言えば済むところを、わざわざ精神病患者という属性を持ち出して、それを信用できない理由に絡めて批判する必要性があるとは思えないんですよね。
気に入らない橋下徹がヤクザの息子だから、だから、精神病だから信用できないと言うのは楽しいんでしょうけど、普段人権を守れとかいってる人がそんなことを言ったら信用をなくしませんかね?
橋下徹はヤクザの息子で出身!は言っても良いけど
蓮舫は二重国籍!って言うのは差別だ!
(以前の記事にありましたよね?)
ってダブスタに見えません?
どっちのかたを持つ訳ではないですが、違和感ありますが…
【 橋下徹の対野田医師訴訟 最高裁で敗訴確定 】 (2017.2.3)
昨晩(2月2日)のこと、久しぶりに野田正彰医師から電話をいただいた。「橋下徹から訴えられていた名誉毀損訴訟で最高裁の判断が出た」「これで、勝訴判決が確定した」とのことだった。〈略〉
名誉毀損訴訟においては、表現者側の「表現の自由」という憲法価値と、当該表現によって傷つけられたとされる「『被害者』側の名誉」とが衡量される。
この両利益の調整は、本来表現内容の有益性と「被害者」の属性とによって判断されなければならない。
野田医師の橋下徹についての論述は、有権者国民にとって、公人としての知事である橋下に関する有益で重要な情報提供である。
明らかに、「表現の自由」を「橋下個人の名誉」を凌駕するものとして重視すべき判断が必要である。
総理大臣や国会議員・知事・市長、あるいは天皇・皇族・大企業・経営者などに対する批判の言論は手厚く保護されなければならない。
それが、言論・表現の自由を保障することの実質的意味である。
権力や権威に対する批判の言論の権利性を高く認めることに躊躇があってはならない。〈略〉
現在の名誉毀損訴訟実務における両価値の調整の手法は、名誉毀損と特定された記事が、「事実の指摘」であるか、それとも「意見ないし論評であるか」で大きく異なる。
野田医師の本件「誌上診断」は、典型的な論評である。〈略〉
そして、実は野田医師の論評が、知事たる政治家の資質に関するものであることから、真実性や相当性の認定においてハードルの高いものとしてはならない。
同判決は、真実性はともかく、真実相当性認定のハードルを下げるやり方で表現の自由に軍配を上げたのだ。
政治家や政治に口を差し挟もうという企業や経営者が、名誉毀損訴訟を提起する時代ではないことを知るべきなのだ。
〈略〉//
このエントリーについて批判している方は、上記元記事を読んでみてください。
こういうのは無視する方針ですが、今回だけ答えましょう。
[ 蓮舫・二重国籍の件 ]
興味ないから知らん。
自分で過去エントリーを読んで考えなさい。
> http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/31eda2add15246cd50af31b203f21e6e
[ 橋下の父親が出身の件 ]
この暴露は上品とは言えないが、行政のトップに立つ以上、その点は覚悟の上だろうと思います。
親も出自も変えられない。
このことを以ってして差別したり、誹謗中傷するのはアウトです。
そんなこと常識でしょうが。
佐野眞一の連載も、冒頭からこのスタンスではまずいな、と思っていました。
案の定・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以下は心の歪んだ人にしか読めないように、魔法をかけてあります。
いつもこのブログをdisるためだけに来ているネトウヨの(疑)氏よ。
何を目的にここに来るのか?
あなたは一度たりともブログ主の問題提起に同調したことがない。
アンチな書き込み専業のプロ(アルバイト含む)なのか?
単に嫌がらせをして楽しんでいるアマチュアなのか?
いずれにせよ、あなたのような心の歪んだ人間相手に何を言っても徒労だ。
何か書けばすぐその隙間を突いて、絡んで来るだけだからな。
過去、ネトウヨのバルディオス、加藤隼、K、別視点らが出禁になった。
あなたももっと差別思想全開の書き込みをして、早く出禁処置を受けることをオススメする。
ネトウヨ、退散!!!!!