オバマ大統領 最後の賭け 医療保険制度改革

原点回帰、オバマ節復活＝「歴史的」医療改革で最後の訴え　時事通信　2010年3月20日

　【ワシントン時事】オバマ米大統領は１９日、ワシントン近郊のジョージ・メイソン大で演説し、医療保険改革で「今週末に議会は歴史的な行動をする」と強調、２１日の下院での法案可決に自信を示した。約３年前、大統領選出馬の表明直後に訪れた同じ場所で、改革の夢を熱く語る「オバマ節」が復活、米国民に支持を訴えた。
　大統領は「（過去１年間）すべての提案が論議された」とした上で、医療保険改革が実現すれば、既往症のある人の保険加入が可能になるほか、家庭や企業、連邦政府の医療コストが低下すると指摘した。
　さらに、同改革はルーズベルト、トルーマン両元大統領らも「正しい」と信じ、これに着手したと、歴史的意義を強調した。



　演説は上手なんだけど、なにもできない大統領という感じだったんですが、オバマさん、とうとう打って出ました。

　だいたい共和党の難癖のつけかたはひどかった。強制加入とは言ってないのに、市民の自由が失われるって、どんな注文？
　結局、憲法の修正条項があるから、自衛のためにピストル、ライフル、持ちますっていう、それって自衛じゃなくて集団射殺ばっかり引き起こしてる。そんな、国内も統治できないのに、よく、共和党はブッシュといい、チェイニーといい、世界の警察官と言えたなって感じです。

　日本よりはるかに格差社会で、貧困層の方々が３億人弱中、３０００万人とも言われるアメリカ合衆国。
　オバマさん、よく計算して、ぜひ国民皆保険の国を作ってください。