民主党政権を自爆テロ解散で崩壊させた安倍政権の生みの親、野田佳彦元首相が立憲民主党代表選挙に出馬表明。小泉進次郎が自民党新総裁に選出されるのが「一番怖い」と負ける気満々の敗北主義者にまた立民が壊される

上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。
最近の政治家の発言で一番腹が立ったのが、野田佳彦元首相が本日2024年8月29日に立憲民主党代表選挙に出馬表明する前日の昨日に言ったこと。
野田氏は8月28日放送のラジオ日本番組で、9月の自民党総裁選後に早期の衆院解散がある場合、小泉進次郎元環境相が新総裁に選出されるのが
「一番怖い」
と述べた言葉。
野田氏は小泉氏を警戒する理由を
「新総裁の鮮度が落ちない『ご祝儀相場』で、化けの皮がはがれないうちに解散するかもしれない」
と指摘したというのですが、9月に自民党新総裁に誰が選ばれてもすぐに解散して、11月には衆院総選挙があるのは既定路線です。
特に進次郎氏が自民党総裁になったら自民党が勝って立民は負けると、野田氏は出馬表明をする前にもう言っちゃってるわけですよ。
こんな敵に塩を送りすぎて塩漬けにするくらいの持ち上げ方あります?
野田氏は今日の出馬表明で、自分が2012年に自爆テロ解散をして第二次安倍政権をこの世に送り出したことについて
「多くの仲間を失ったことは痛恨の極みだ。
もう一度政権を取り戻すための道筋をつけることが私の役割だ」
と言いましたが、この人、全然政権交代なんか本気で目指していませんよ。
だいたい、超大型台風の台風10号が九州に上陸し、自民党総裁選に出馬表明をするつもりだった閣僚は続々と来週に延期。
小泉進次郎氏なんて閣僚でも何でもないのに今週の予定を1週間もずらして9月6日にしたわけですよ。
この進次郎にも劣る野田佳彦。
大型台風接近中。大地震や有事の際に小泉進次郎氏が総理大臣で安心して任せられますか。河野ブロック太郎や石破ヘタレ茂氏なら安心ですか?今の日本を見れば、自民党には政権担当能力が元々なかったことがわかるはず
もうすでに鹿児島から九州全域の方々が苦しんでいるのに、野田氏は自分勝手な出馬表明をして
「熟慮してきたが、代表選にチャレンジする。
再び首相を目指す決意を固めた」
って、あんたには内閣総理大臣になる意思も資格もないわ!と今日も腹立ってしゃあないです。
毎回、自民党にナイスなパスを送る気で代表になる野田佳彦氏。まさに「自民党からの刺客」「トロイの木馬」の名に恥じない活躍だ。
安倍自民党政権は野田民主党政権の劣化版 自爆解散は密約による政権禅譲だったのか
また、野田氏は財務省に洗脳されて、民主党のマニフェストになかった消費税増税法案を成立させ、安倍政権の消費税増税に道筋をつけたことで知られていますが、今日の出馬表明の中で消費税への対応については
「将来的にベーシックサービスを実現をしていく財源には、消費税がきちんと位置づけられるべきだ。
この時期に安易に減税をするのではなく、現状を維持するのが基本だと思っている」
と明言したんです。
これ一つとっても次の総選挙で負ける気満々だとわかろうというものではないですか。
国民の同意なく消費税増税を国際公約しながら、解散は法案成立後と言う野田財務省公認内閣は総辞職すべきだ
『いやあ、野田民主党政権は、最後の最後まで国民軽視で、アメリカと財界だけに尻尾を振りまくるトンデモ内閣でした。物凄いものを見てしまったなあ。ひょっとしたら、石原・橋下ラインの選挙態勢が整わないうちに解散しちゃおうということかもしれませんが、それにしても党利党略です。
とにかく民主党の仲間をほとんど落選させても、野田さんは最後の最後まで財界とアメリカと官僚のいい子ちゃんだったから、鳩山さんや菅さんより総理大臣を辞めてもなにかと厚遇されるんでしょうねえ。』
と書いたのが2012年11月9日。
野田佳彦氏が「近いうちに解散」発言をするちょうど1週間前だった。
TPP参加表明を花道に玉砕解散する野田佳彦首相はアメリカ・財界・官僚盲従の戦後最悪の総理の一人だった
野田政権が安倍政権の生みの親だったことを7つの例を挙げて証明しましょう。
その前に、野田佳彦首相が自民党総裁に選出されたばかりの安倍晋三氏との党首討論で突然
「社会保障・税一体改革関連法案が成立した後、近いうちに国民の信を問う」
と言い出したのが、2012年11月16日。
日本経済新聞にさえ翌日には
『党首討論で突然、衆院解散を表明した首相の野田佳彦。「攻めの解散」や「奇襲作戦」は事の本質ではない。自らの「近いうち」発言で解散権を半ば縛られたうえ、周到な日程の組み立てや選挙戦略を欠いて追い込まれた「自爆解散」が実相だ。経済政策や外交の混乱がその証左だ。』
と書かれたのですが、案の定大敗して、せっかくの民主党政権は崩壊して、第二次安倍政権が成立。
野田首相は大敗した翌日の2012年12月18日の閣議で
「本当にご迷惑をおかけした。大変申し訳ない」
と平謝りしたけれど、当時の田中真紀子文部科学大臣が落選閣僚の記者会見で
「自爆テロ解散だった」
と述べて批判したのが、「自爆テロ解散」という命名の由来だという歴史を知ったうえでお読み下さい。
安倍政権の生みの親である野田佳彦元首相に、自爆テロ解散で民主党政権を崩壊させた責任を問わないで、『「自民ふざけるな」 立憲・野田元首相が政治改革の審議で現場志願』と持ち上げる朝日新聞がふざけている。
上岡龍太郎の弟子という芸人の方が朝日よりよほど物がわかっている。
民主党政権崩壊の主犯で安倍政権誕生の生みの親である野田佳彦氏に次の総理を期待するとか絶対やめてください。泉健太首相よりひどいことになります(笑)。
まず、第1に安保法制で。
野田政権の国家戦略会議フロンティア分科会は2012年7月、憲法解釈を変えて集団的自衛権を行使を認めるべきだと提言し、それを「能動的な平和主義」と名付けたのですが、自民党もほぼ同時期に「国家安全保障基本法(概要)」を発表して政権交代後に備え、安倍首相はこれを積極的平和主義と名付けて集団的自衛権の行使を容認する安保法制を実現しました。
第2に武器輸出解禁で、野田政権の藤村修官房長官は2011年12月に、佐藤・三木両内閣以来の武器輸出禁止3原則を見直して「包括的な例外協定」案を発表したのですが、それを受けて安倍首相は2014年4月、武器輸出禁止3原則を廃止して防衛装備3原則に転換、武器輸出を原則的に認めてしまいました。
野田新内閣は軍拡政権 宇宙航空研究開発機構の「平和目的」を削除・秘密保全法案・武器輸出3原則見直し
第3にオスプレイ配備で、野田首相は米国の言いなりでオスプレイを受け入れ、自爆テロ解散=安倍政権発足直前の2012年10月に沖縄に配備を強行させました。その結果、最近までずっとオスプレイが墜ち続けていることは周知の事実です。
第4に、石原都知事が尖閣列島を東京都のものだと言い出したのをカバーすると称して、野田首相は2012年9月、中国への根回しを欠いたまま尖閣諸島の国有化に踏み切り、日中関係が一気暗転させ、戦後最悪の日中関係に叩き落し、日本の安全保障環境を悪化させました。
これが、安倍政権から今に至る「中国脅威論」キャンペーンを産み、安倍氏自身が中国脅威論を逆転することを政権のレガシーにしようとして、退陣直前の2020年に習近平国家主席を国賓待遇で日本に招くことに執着し、コロナまん延を招いたという落ちが付きました。
このために安倍国葬に参列した野田佳彦元首相が、国会での安倍晋三元首相への追悼演説受諾。自爆解散で安倍政権を産んだ野田元首相はTPP、安保法制、消費税増税、マイナンバー法、原発推進の生みの親だ。
第5に原発再稼働で、野田首相は2012年6月に、2011年3月11日の福島原発事故以降初めて大飯原発3、4号機の再稼働を決定し、7月から運転させました。
また同時に、野田政権は原発再稼働の「新安全基準」を定め、それを担う「原子力規制委員会」を設置する法案を成立させました。同委員会は2012年9月に発足して再稼働推進に取り組み始めたのを受けて、安倍首相は全面的な原発復活・輸出路線に突き進み、さらに岸田首相は原発新増設を言い出す始末。
あれだけの犠牲を出していまだに全く終息が見えない福島原発事故の教訓を、事故の翌年には早くも台無しにしたのが野田首相だったのです。
国民の了解を得ずになんでも公約する野田政権こそ独裁だ 普天間、原発再稼働・輸出、消費税増税、TPP
第6にTPPで、最初に「参加を検討する」と言ったのは菅直人首相なのですが、野田は2011年11月「参加のため関係国と協議に入る」と表明し、2012年に入り各国に政府代表団を派遣し始めました。
それを引き継いで安倍首相は2013年3月にTPPに正式に参加表明し、甘利明特命大臣を任命しして交渉をまとめさせたのですが、TPPが日本の農業にさらに打撃を与えたことも周知の事実で、これが今の「令和のコメ不足」を引き起こしているのです。
世界の土壌の4分の1が劣化で食糧危機(国連) 日本の食糧安全保障を危険にさらすTPP参加は許されない
TPP参加表明を花道に玉砕解散する野田佳彦首相はアメリカ・財界・官僚盲従の戦後最悪の総理の一人だった
最後の7番目にやっと消費税増税です。
野田内閣は2012年2月に「社会保障・税一体改革」大綱を閣議決定し、8月に「2014年に8%、2015年に10%」とする消費税法「改正」案を成立させました。
消費税増税法案成立 次の解散総選挙で賛成派を落とし、増税の阻止を!
野田首相と消費税増税に賛成するすべての国会議員、財界、財務省、マスコミを心から心から心から軽蔑する
この法案をめぐる野田首相と安倍総裁との駆け引きの中で、先ほど述べた「近いうちに解散」宣言があり、野田首相はやれば必ず負けると分かっている解散・総選挙を打って出て、民主党議員の「同志」173人を落選させ、安倍晋三氏に第二次政権をプレゼントしたのです。
というか、野田佳彦氏にとっては民主党議員など同志でも何でもなく、安倍晋三氏こそが「同志」だったのは、立憲民主党執行部が全員ボイコットする中での安倍国葬への強行参加、そしてその功績を自公政権に「認めていただいた」結果の、衆院での歯が浮くような安倍追悼演説から明らかです。
また、安倍政権の悪政の数々が実は全部野田首相が始めたものばかりだということもお判りいただけたと思います。
野田佳彦元首相の追悼演説。統一教会と癒着し広告塔になっていたから殺害された安倍晋三元首相を、政治テロで死んだかのように扱い、どっ白け。「暴力に怯まず、臆さず、街頭に立つ勇気を持ち続けよう」
その野田氏が、「進次郎が自民党総裁になったら自分たちは選挙で負ける」と早々と降参したうえでの立民代表選挙出馬。
「kojitakenの日記」の古寺多見さんがよく引用される
「歴史は繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として」
という言葉がありますが、もう一回野田氏を代表に選出したら立民の議員と党員は周りから大層笑われるでしょう。
しかし、それは、日本に暮らす市民にとっては惨劇なのです。
【#枝野立つ】立憲民主党の創立者枝野幸男氏が9月の代表選挙に再び挑むことを正式に表明。共に維新にすり寄る立民衰退の犯人=泉健太氏や民主党崩壊の犯人=野田佳彦元首相に比べれば2万%素晴らしい候補者だ。
「進次郎怖い」発言からわかるように、野田氏には自公を過半数割れに追い込む気なんて全くないし、あるとしたら立民と維新と国民民主党で組むという話なのが野田佳彦氏の「政権構想」です。
安倍晋三氏とか麻生太郎氏とか菅義偉氏とか、見るからに悪人なのが手に取るようにわかる人間の方が前もって警戒できるし、予測可能性があるという意味では安心感があるじゃないですか。
岸田文雄氏や野田佳彦氏のようにまるで「いい人」みたいなふりをして中身が極悪。こういうのが最悪の政治家だと思います。
上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。
立憲民主党の野田佳彦元首相は28日放送のラジオ日本番組で、9月の自民党総裁選後に早期の衆院解散がある場合、小泉進次郎元環境相が新総裁に選出されるのが「一番怖い」と述べた。一方で「一定期間があれば馬脚を現す可能性は十分ある」とも語った。
小泉氏を警戒する理由を「新総裁の鮮度が落ちない『ご祝儀相場』で、化けの皮がはがれないうちに解散するかもしれない」と指摘。総裁選出馬が予想される候補者の顔触れに触れ「家柄の良い方やマスクの良い方など、金魚がいっぱい出てきた」と評した。
立憲民主党の野田元総理大臣は、「再び内閣総理大臣を目指す決意を固めた」と述べ、来月行われる党の代表選挙に立候補することを表明しました。
立憲民主党の野田元総理大臣は、29日朝、地元の千葉県内の駅前で朝のあいさつをしたあと、記者団の取材に応じました。
この中で野田氏は「立憲民主党の代表選挙にチャレンジし、再び内閣総理大臣を目指す決意を固めた」と述べました。
そのうえで「次の政権をかけた衆議院選挙に勝ち抜いていくためにどうしたらいいか真剣に考えてきた。刷新感ももちろん必要だが、一定の経験値に基づく安定感で問題を解決し、国家を背負う覚悟と力量が問われる」と指摘しました。
また、同じ時期に行われる自民党総裁選挙に触れ「成立した改正政治資金規正法は抜け穴だらけのザルであり、こんなものに賛成した人たちが本当の政治改革はできない。改革もどきのことを言っている世襲の多い金魚たちに立ち向かっていくドジョウでありたい」と述べました。
さらに、「大目標は、自民党を単独過半数割れに追い込むことだ。立憲民主党だけで届かない可能性は十分あり、野党連携が必要でほかの野党と対話できる状況は持っていなければならない」と述べました。
その上で、共産党との関係について「対話ができる関係は必要だが、政権を一緒に担えるかというとそれはできない」と指摘しました。
野田氏は来週、改めて正式に記者会見し、具体的な政策や党運営の方針を説明することにしています。
野田氏とは
野田氏は、衆議院千葉4区選出の当選9回で67歳。
2011年に民主党政権として3人目の総理大臣に就任し、よくとしに消費税率の引き上げを含む社会保障と税の一体改革の関連法を成立させましたが、直後の衆議院選挙で敗北し、政権を失いました。
その後、無所属などを経て、4年前に立憲民主党に参加しました。
党の代表選挙をめぐっては、枝野前代表が立候補を表明し、現職の泉代表が再選を目指して立候補する意向を固めているほか、江田・元代表代行や衆議院当選1回の吉田晴美氏が立候補に意欲を示しています。
立民 岡田幹事長「総理経験者の立候補で厚み増した代表選に」
立憲民主党の岡田幹事長は、訪問先の中国・北京で記者団に対し、野田元総理大臣が立候補を表明したことについて「幹事長として自民党の総裁選挙に負けない中身のある代表選挙にする責任を負っているので、個々のことはコメントはしない。ただ、総理大臣を経験した人が立候補することで、より厚みを増した代表選挙になるのではないか。今のところ立候補を表明したのは2人だが、これから女性を含め、手を挙げる人が出てくることを期待したい」と述べました。
立憲民主党代表選出馬を表明し、記者団の取材に応じる野田佳彦元首相=29日午前、千葉県習志野市
野田氏は「再び首相を目指す決意を固めた」と強調。旧民主党政権の首相として2012年衆院選で下野したことに触れ、「多くの仲間を失ったことは痛恨の極みだ。もう一度政権を取り戻すための道筋をつけることが私の役割だ」と訴えた。
共産党との協力については「対話のできる関係は必要だ」としたものの、「同じ政権を担うことはできない」と明言した。
立民内には物価高対策を目的とした時限的な消費税減税を行うべきだとの主張がある。これについて野田氏は、医療や福祉、教育といった「ベーシックサービス」の財源として消費税が位置付けられていると指摘。「安易に減税するのではなく、現状を維持するのが基本だ」と述べ、税率引き下げに否定的な考えを示した。
上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。
この時期に安易に減税をするのではなく、現状を維持するのが基本だと思っている」 >
現在は“生活苦”からくる多くの国民の困窮度も“景気低迷”からくる社会全体の先行きの危なさももはや『崖っぷち』です。
『現状を維持するのが基本』とか、日本全体に対する『危機意識がなさすぎ』です。
こんな『へっぴり腰の訴え』で喜ぶのは『現状維持』≒『今だけ 金だけ 自分だけ』の利権層だけで、多くの国民は失望するばかりなのですよね。
枝野氏は消費税減税にこそ踏み込まなかったですが(踏み込んでほしかったですが)、他の減税政策で『貧困層対策』を強く打ち出し、その他の政策もかなり適切なものが多かったように思えます。
『枝野氏の方が4万パーセントまし』という宮武さんの評価は今回の記事にも表れているように極めて適切で、もっとこの事実を周知させることは大切だと思います。
冒頭の画像
「そうなんですか山本さん?」
「そうなんですよ川崎さん!」
を思い出しました…(^^;)