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厚生労働省が2024年1月19日に公表した結果によると、マイナンバーカードを健康保険証として使う「マイナ保険証」の利用率が2023年12月は4・29%で、2023年4月に6・3%だった利用率は8カ月連続で低下したことがわかりました。
2023年12月は、医療機関や薬局が患者の健康保険証の資格確認をオンラインで実施した件数が約1億7781万件あり、このうちマイナ保険証を利用したのは約763万件で桁違いに少なかったんですね。
マイナ保険証の利用率は4・29%で、同11月の4・34%からさらに低下しました。
これは実に市民の23人に1人未満しかマイナ保険証を利用しておらず、22人以上が従来の保険証を利用しているという計算になるわけです。
岸田政権は2023年末にあらためて今の保険証を原則廃止し、2024年12月2日から「マイナ保険証」に移行すると閣議決定したわけですが、マイナ保険証への不信はすなわち岸田政権への不信です。
保険証を廃止してマイナ保険証にする、その代わり資格確認書などを出す。
どんだけ無駄な作業か。なんのためにここまで保険証廃止にこだわるのか=マイナ利権。
マイナ保険証の利用率が2023年4月の6・3%から6か月間減少し続け10月は4・5%。22人に1人しか利用していないのに、河野太郎デジタル相が「健康保険証の廃止延期は全く考えていない」と言うこの傲慢。
実は厚労省は年代別の利用率のデータも初めて公開したのですが、マイナ保険証の利用率が最も高いのはなんと「65~69歳」で、若い世代ほど利用していない実態も明らかになったというのです。
ふつう逆ですよね、ITに慣れている若者のほうが利用していそうなのに実際はそうじゃないんです。
2023年11月分で最も高かったのは「65~69歳」の7・09%。
これより若い世代では、年齢が低いほど利用率が低下傾向で、「20~24歳」は3・62%、「30~34歳」は4・84%、「40~44歳」は4・97%などだったということです。
厚労省は
「特に若年層で、マイナカードを携行する習慣がない」
と分析していますが、彼らはデジタル化の波に乗っているだけに、若年層ほどマイナンバーカードを携帯する危険性も熟知しているということですよ。
逆にお年寄りは「お上」に言われたままに不便なマイナ保険証を使っているということです。
それでも7%ですから14人に1人も利用していませんがね。
マイナ保険証の利用率が4か月連続で減少して、とうとう5%を切って4・67%に。国民は従来の紙の健康保険証に軍配。95%以上の国民が今の保険証を使っている以上、廃止は中止!マイナ保険証こそ廃止が当然だ
厚労省はこのほかにマイナ保険証の利用が普及しない要因として
1 医療機関の窓口で「保険証お持ちですか」と聞いている
を一番の理由に挙げているんですが(笑)。
「保険証をお持ちですか」ではなくて「マイナ保険証をお持ちですか」ときいたら利用率が上がるなんてことあるか!
さらに厚労省は
2 医療機関のホームページでマイナカードの持参を案内していない
というのも理由に挙げているのですが、誰がいちいち病院のHPでマイナ保険証使えるのかな?と調べたりするんですか。
そうじゃなくて!
3 別人へのひもづけ問題などトラブルへの不安
が大きな理由ですよ。
しかし、最大の理由はマイナ保険証、めんどくさいじゃん。不便なんですよ。
マイナ保険証であなたの過去の診療記録が病院・薬局に知られる危険性について。「相手が医者でも、例えば性感染症になったときデータ共有はやられたくないと思うんじゃないか」(西村智奈美立憲民主党代表代行)。
紙の保険証を病院の受付で渡してチェックしてもらって、あとは病院任せの方が楽ちんだもん。
マイナ保険証が不便だわ不安だわというのが消費者からそっぽを向かれている理由なんです。
そこから目を背けて、厚労省は利用率が増加した医療機関などに支援金を出したり、全国の商業施設など約100カ所でマイナ保険証のデモ体験会を開いたりするというのですが、焼け石に水ですよ。
このまま今年の12月になって紙の保険証廃止とかになったら大混乱は必至。
それまでに政権交代して臨時国会で保険証の廃止が決められているマイナンバー法を再改正するしかありません。
岸田政権が閣議決定で現行の紙の健康保険証を2024年12月2日に廃止し、マイナ保険証を事実上義務化する政令を発布。8割の医療機関が反対。95%以上の国民が利用している保険証を廃止する岸田政権が廃止だ
災害時の有効性でも従来の保険証が勝利。
なお、マイナポータルは、2024年1月3日23時から4日7時までシステムメンテナンスを行いますが、当時間で医療機関をご利用いただく場合でも、ご本人の同意に基づきオンライン資格確認等システムから医療情報を医師に共有することができます。
— デジタル庁 (@digital_jpn) January 3, 2024
停電している時はどうしたらいいですか? https://t.co/nbDenl9dQv
— 愛知県医労連 (@irouren) January 5, 2024
参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
災害で停電している時など、マイナ保険証は使えない。 #なくすな保険証 #現行の健康保険証を残してください
どんなにデモンストレーションやっても無駄。それに笑顔の裏の正体もバレている。
河野太郎デジタル大臣が健康保険証の廃止に反対する医療関係者の意見について「法律で決まっていること」 「お医者さんがどう思うかではなく、きちんとやるべきことはやっていただかなければならない」(呆)。
また書きますが、岸田政権のマイナ保険証推し、マイナンバーカードゴリ押しの理由もマイナ利権ですから。
裏金問題と言い、自民党を政権から放逐するしか、この日本社会の問題を根本的に解決する方法はありません。
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マイナ保険証利用率4.29% 8カ月連続低下、促進策を検討
厚生労働省は19日、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」の2023年12月の利用率は4・29%だったと公表した。社会保障審議会の部会で提示した。11月の4・33%からわずかに減り、8カ月連続で低下した。促進策として、24年度の診療報酬改定で医療機関に対し利用実績に応じた評価を検討する方針を示した。
政府は昨年12月、マイナ保険証に一本化するため、健康保険証を24年12月2日から廃止すると決めた。(共同)
全国保険医団体連合会
マイナ保険証によるオンライン資格確認の利用率は8カ月連続で低下。2023年12月は4.29%となりました。
今回、公表された資料では、年代別のマイナ保険証利用率も示され、0歳から4歳では1%未満、5歳から14歳の小児世代でも1.5%未満となっていることが判明しました。65歳未満は年齢が低くなればなるほど利用率が下がっています。
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またデジタル庁主導の証明書有料化案も見送られたとのこと
もしブロック太郎が言うように「マイナ保険証トラブルはシステム由来ではなく全てヒューマンエラー」なら、移行期間としては随分ノンビリした印象を受けます
すでにその優れたマイナンバーシステムが「自動車免許以上の普及率」だと政府はドヤ顔してるにも拘らず、、、
正直政府も自信がないんでしょ
4%しか使ってない時点ならトラブルはみなヒューマンエラーって強弁できても、今後ほぼ全国民に使わせるんですよ
COCOAみたいなダメアプリしか作れないこの国で(笑)
資格証明書に新たに240億必要、って dis ってますが、アベノマスクは購入と郵送だけで500億かけてるんだから許容範囲でしょ
余談ですが、急にコメ欄が「シーン」となっちゃったようですがどうかしましたかね