門田氏のトンデモ安倍擁護発言。
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立憲民主党で今「サル」発言で話題の小西洋之議員と杉尾秀哉議員。
この二人はDappi疑惑でも訴訟を起こしているのですが、裁判にはやたら強く、今回うちのブログで初めて取り上げる超ネトウヨ評論家の門田隆将氏と産経新聞にまたも名誉棄損訴訟で勝ちました。
この判決について、産経新聞自身が
という記事にしていて、その素直な表題のつけ方に笑っちゃったのですが(笑)、丸ごと引用しますね。
森友学園に関する財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題を巡り産経新聞に掲載された作家の門田隆将氏の寄稿記事で名誉を毀損(きそん)されたとして、立憲民主党の小西洋之参院議員と杉尾秀哉参院議員が産経新聞社と門田氏に損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は12日、計220万円の賠償を命じた昨年11月の1審東京地裁判決を支持し、産経新聞社と門田氏の控訴を棄却した。
記事は改竄問題に絡み自殺した近畿財務局の元職員=当時(54)=に関し、両議員が「財務省に乗り込み、約1時間、職員をつるし上げている。当該職員の自殺はその翌日だった」などと記載した。
判決理由で舘内比佐志裁判長は、つるし上げられた職員と自殺した「当該職員」は同一人物だと理解されるとし、名誉毀損を認定した1審判決の判断を踏襲。「議員の政治活動に関する論評や批判が重要な意義を有するとしても、国会議員であるからといって社会的評価を低下させる批判を甘受すべきだとはいえない」と結論づけた。
両議員は、1審判決後に門田氏が自身のツイッターに記事を再掲したことを受けて門田氏に計220万円の損害賠償を追加請求していたが、高裁は退けた。
産経新聞社広報部の話「判決内容を精査し、今後の対応を検討します」』
立憲小西洋之&杉尾秀哉議員の訴訟に対する私のコメント「完全な言いがかり訴訟で議員としての資質を疑う。どこをどう読めば名誉毀損なのか。究極の公人たる国会議員が言論ではなく国民相手に訴訟を起こす点がいかにも立憲議員らしい」…特に選挙区の皆様には“政治家のあり方”について考えて頂きたい。 https://t.co/kEzCbESxiv pic.twitter.com/NbumjZ7jhG
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) February 28, 2022
森友学園事件で、安倍晋三・昭恵夫妻の名前を隠蔽するために公文書を改ざんさせられたことを苦に自死された赤木俊夫さんの妻雅子さんから佐川元理財局長への請求棄却。真実の究明は国会と政府が果たすべきだ。
森友事件で近畿財務局の赤木俊夫さんが、佐川局長などの指示で、無理やり安倍晋三夫妻の名前を削除するなど公文書を改ざんさせられたことを苦にして自死されたという痛ましい事件。
これについて、とにかく安倍氏を擁護して、取って返した刀で立民をけなしたい門田氏が産経新聞の2020年10月25日の朝刊で
「杉尾、小西両氏が財務省に乗り込み、約1時間、職員をつるし上げている。当該職員の自殺はその翌日だった」
とする寄稿文を書いて産経がこれを掲載したんです。
添付の私のコラムを読んで頂きたい。自殺した近畿財務局職員の上司に関する新聞の意図的報道を取り上げたものだ。これに何と“我々への名誉毀損”と訴えてきたのが立憲の小西洋之&杉尾秀哉両議員。どこが名誉毀損?と門前払いと思ったら司法は彼らの訴えを認めた。唖然…左傾化し正義を捨てた日本の司法 pic.twitter.com/FYkgdiLKIB
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) November 9, 2022
赤木さんの死をも逆利用する人で無しのネトウヨ門田氏。
安倍晋三元首相の国葬強行の日。アベ政治の犠牲者の象徴として、森友事件で自死された赤木俊夫さんと残された妻雅子さんを忘れない。
どう読んでも、二人の議員が赤木さんを1時間もつるし上げたから赤木さんは翌日自殺したと読めるわけですが、産経新聞社と門田氏は訴訟で
「一般読者はつるし上げを受けた職員と自殺した職員は別人と容易に理解できる」
と主張しました。
門田氏は自分の書いた文章が、赤木さんを殺したのは小西・杉尾両議員だという印象を与えることを意図し、しかし後で名誉毀損で問題にされることを恐れて、両議員が行ったのは霞が関の財務省だと書いたのだから、二人がつるし上げた職員は近畿財務局の赤木さんではないとわかるはず、と言いぬけするつもりだったんでしょうね。
さすが卑怯なネトウヨらしい発想なのですが、
「職員をつるし上げている。当該職員の自殺はその翌日だった」
と書けば、当該職員というのはその直前の「職員」を指すと考えるのが日本語して当たり前。
近畿財務局も財務省の一部署だし。
そこで、東京高裁は1審判決を出した東京地裁と同様に
「つるし上げられた職員と自殺した職員は同じ人物を示している」
と認定しました。
いつも言っているように、ネトウヨは卑怯で間抜けだからネトウヨになった、その典型が門田隆将氏です。
例のDappiも文字通りに記事を理解して、門田氏を応援し、門田氏の名誉毀損を裏付けていた(笑)。
自民党が野党攻撃のツイッターアカウント「Dappi」を雇っていた!立憲の小西、杉尾両参院議員がこのIT関連会社を名誉毀損で提訴。森議員が岸田首相を直撃。自民党のネット工作がこれから暴かれる。
個人を装うネトウヨアカウント「Dappi」は実は株式会社ワンズクエスト。その取引先の自民党ダミー会社「株式会社システム収納センター」は岸田首相と甘利幹事長も代表取締役だった。
野党攻撃のネトウヨアカウント「Dappi」運営会社の主要取引先に自民党本部から毎月末350万円。社長に土地を貸している元宿自民党事務総長を抜擢したのは安倍元首相。Dappi疑惑はアベ疑惑だ。
世論操作で票を買う。ネトウヨアカウント「Dappi」を運営する株式会社ワンズクエストと取引先の株式会社システム収納センターに、自民党本部から3年間で1億2000万円以上のカネが渡っていた。
ところで、うちのブログではいちいち右翼評論家を取り上げていたらキリがないので取り上げる相手は大物に制限していて、門田氏を取り上げるのは初めてなのですが、なんで取り上げたかと言いますと、冒頭の画像のことを当時からどうしても書きたかったんですよ(笑)。
2022年7月8日に安倍晋三元首相が統一教会2世信者の山上容疑者に射殺されました。
世間では山上容疑者の殺害動機が、安倍氏が統一教会の広告塔になるなどズルズルベッタリの関係だったことを知るようになるのですが、超アベ友ネトウヨの門田氏はそれが我慢できなかったのでしょうね。
安倍晋三氏は統一教会の「最大の天敵」だったという、飛び抜けた弁護をしたんですwwww
虎ノ門ニュースで政治と宗教の関係、特に旧統一教会と創価学会について解説させてもらった。統一教会の“天敵”だった安倍晋三氏を真逆の“シンパ”に仕立てあげる地上波とアベガーの酷さ、創価学会丸抱えで中国共産党の主張と同一化する公明党の問題点を指摘。反響が大きく驚いたhttps://t.co/jOQAztwnKH https://t.co/ttyrIxxluj pic.twitter.com/a4Q1nrHtOv
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) July 26, 2022
門田氏自身、
「反響が大きく驚いた」
と書いていますが、そりゃそうやろ!(笑)。
橋下徹・三浦瑠麗・古市憲寿のフジッ子3兄弟などあの手この手で安倍氏と統一教会の関係から目をそらさせようとしたアベ友は多数いましたが、天地をひっくり返して、安倍元首相は統一教会の天敵だったと言い切った人はこの門田氏だけです。
たぶん、統一教会が霊感商法をしにくくなる消費者関連法が安倍政権の時代にも改正されたことなどを根拠にしているんでしょうが、もし安倍氏が統一教会の天敵だったら、統一教会側が世界日報の表紙に何度も安倍氏の写真を使ったり、ビデオメッセージをくれと依頼したりするわけないじゃないですか(笑笑笑)。
私も門田氏の発言をツイッターで見た時は驚くわ、笑うわで、本当に印象的でした。
統一教会は実際には最大の支援者だった安倍晋三氏の死を悼んだ。
岸田内閣の閣僚と副大臣・政務官74人中、杉田水脈議員ら28人が統一教会と癒着。一方、統一教会はソウルで安倍晋三元首相の追悼献花式。そんな安倍氏には国葬より自民党と統一教会の合同葬こそふさわしい。
門田隆将氏「統一教会の天敵だった安倍晋三氏」……。
— 町山智浩 (@TomoMachi) July 26, 2022
居島一平は「じゃ、なんで安倍さん、統一教会の大会にお祝いメッセージ出したんですかね?」って突っ込まないの? 芸人でしょ? https://t.co/Yeo1KYUtx6
自称国際政治学者の三浦瑠麗氏の「お壺ネ様」ぶりが深化。安倍国葬に欠席表明の辻元議員と蓮舫議員を「自分宛の招待状の写真をアップして欠席を表明するのは、はしたなく見えるのでやめた方がいい」と猛批判。
憲法知らずの橋下徹(弁護士)氏と三浦瑠麗(学者?)氏に、なぜ自民党と統一教会の関係を断っても信教の自由の侵害にならないかを解説する。「信者」の信教の自由は無制約ではなく、統一教会は宗教団体ではない。
もう一つ、この判決を取り上げたのは、やはり小西議員のサル発言事件について一言言っておかないといけないことがあったからなんです。
実は、わたくし、2023年3月31日の
日本維新の会が国民民主党などと「現代の戒厳令」緊急事態条項の条文案まとめる。自分たちの議員任期延長から始めるとはどこが「身を切る改革」か!(呆)。そして市民の権利制限をする「緊急政令」をも検討中。
という記事の編集後記でこそっと
『本来ならば、彼ら改憲派の策動に反対しなければならない立憲民主党の参院憲法審査会野党筆頭幹事である小西洋之議員が3月29日、週1回の開催が定着している衆院憲法審査会について、
「毎週開催は憲法のことなんか考えないサルがやることだ」
「何も考えていない人たち、蛮族の行為だ。野蛮だ」
と暴言を吐いたことで、立民から筆頭幹事を更迭されました。
この人は例の安倍官邸から総務省に圧力を加えたことが記載されている行政文書を明るみに出し、高市早苗大臣を追い詰めた人なんですが、高市氏からせっかくこれらの文書が捏造でなかったら大臣も議員も辞めるという言質を取ったのに取り逃がそうとしているということで焦ったんでしょう。
今回の騒動を改憲派・高市擁護派のインボーだという人がまたいるかもしれませんが、はっきり言ってこの暴言は小西氏の性格の軽さと悪さが原因。言い訳はできません。
小西議員はまだ「オフレコのつもりだったのに」とか取り繕おうとしていますが、そしたら「LGBTの人が近所に住んでたら嫌だ」とオフレコで発言して更迭された荒井秘書官はどうなるんですか。
だからパフォーマンス先行議員はダメなんだとしかいいようがないです。
これで高市氏はほぼ完全に逃げ切ったばかりか、自維国主導の憲法審査会へのストップも非常にかけにくくなりました。
さらには小西議員らが訴訟をしているDappi疑惑追及もこれで尻すぼみになりかねません。
ほんまにアホか!あんたがサルやろ!!と言いたくなります。』
と書いて、おまけに下の方に、こんな画像まで貼り付けたんです(笑)。
安保法案の強行採決の時に、ヒゲの隊長から思いっきりグーパンチを喰らっている小西洋之議員(-_-;)。
もう一発殴られとけ。
と(笑)。
自分としては武士の情けで、いつも記事の末尾に列記する新聞記事に紛れ込ませたので誰も気づかないかと思ったのですが、常連コメンテーターのバードストライクさんに見つかってしまい(そりゃ見つかるか!)
[貴方がこにたんを守らずして誰が守るんや]
という表題でコッテリ叱られたんです(笑)。
それに対して私も珍しくコメントを書いて釈明しまして、
『コニタンに関してはすみません、最初から生理的に受け付けないので(笑)、厳しかったかもしれません。
が、今回の失言暴言もさることながら、その後、NHKやフジテレビに放送法を使って恫喝したのが最悪でした。
私は放送法解釈の通説にしたがって、放送法4条の政治的公平条項では放送局には何ら法的義務が課されていないという立場です。
まさにそこが今回の小西文書、高市問題の急所だったのに、コニタンはこともあろうか放送法などでフジテレビなどが自分に対して放送した内容を問題にできると言ってしまったのです。
これではテレビ局に政治的に公平でいなければならない法的義務があるという立場からの恫喝になりますから、今回の結末としては最悪です。
よりによって自己弁護のために、放送局への政府からの圧力を許す道を開いてしまうとは。。。
どこが憲法学者や、いつから憲法学者やねんと怒り心頭です。
グーパンチくらいじゃ足らない思いです。
とにかく権力や右翼から攻撃されるのがわかっている立民と共産の議員にはより慎重により賢くいてもわらないといけないんです。』
と返したんです。
気に食わないのなら、真正面から私の政見について論戦を挑めばいいのに、報道倫理に反して攻撃的な報道を行うのはおよそ言論報道機関とは言えない。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) March 29, 2023
特に、フジテレビは政治圧力以前に局内に元々そうした歪んだ人材がいることが深刻だ。
元放送政策課課長補佐に喧嘩を売るとはいい度胸だと思うが。。 https://t.co/Pmwz4MN2rN
放送法4条1項2号が定める「政治的公平」規定は倫理規範に過ぎず、その違反をもって総務大臣が放送局を電波停止や業務停止にすることはそもそもできないというのが学会の通説。安倍政権の悪の遺産に騙されるな。
放送法4条の「政治的公平」は倫理規定に過ぎず総務大臣の電波停止の根拠にならないことは、放送法改正の時に田中角栄郵政大臣が認めていた。高市早苗大臣の大罪は安倍政権時代に電波停止ができると言ったことだ。
今に至っても、小西議員の「サル発言」より、その後のテレビ局などへの恫喝発言の方がずっと許されない暴言だというわたくしの意見は変わらないのですが。
その後、小西議員は参院憲法審査会野党筆頭理事を降り、さらに立憲民主党の参院政審会長も下りることになったのですが、それでも共闘を組んでいるはずの日本維新の会は裏切り体質全開の音喜多駿議員らが、しつこく小西に憲法審査会で謝罪させろ、小西に直接我々に謝罪させろと言ってます。
チンピラ議員の音喜多氏らしいねちっこさですが、小西議員の盟友で野党筆頭理事の役を引き継いだ杉尾議員は今のところ
「維新に言われて、なんで謝罪しなきゃいけないのか」
とこれを拒否していますね。
理想的には、小西議員はサル発言をすぐに謝罪して憲法審査会の野党筆頭理事は辞任する、立憲民主党はサル発言ではなくその後の放送局恫喝発言を問題にして小西議員を厳重注意処分にして参院政審会長から降ろす、のが良かったのですが、そういう展開にならずに事ここまでに至ったからには、もう小西議員はこれ以上は謝罪せず、立民と維新はこれで連携・共闘を止めたらいいんですよ。
自民党より右の維新と協力するなんて立民の良さを消すばかりで、自民とのニセ対決ポーズを示せる維新にしかメリットがないんですから。
わたくし、実は小西議員とも杉尾議員ともFacebookの「友達」で、杉尾議員は小西議員ほどアクが強くなく「ええ人」なのを知っているので、どこまで「日本一の悪党」ヤクザ維新を跳ね返せるか非常に心配ですが、ここまで来たらもう小西議員を守り切って突っ張りつづけるしかないでしょう。
【#立憲民主党は維新と組むな】立憲民主党への支持率が5・5%→2・5%と半分以下に(時事通信世論調査)。「日本一の悪党」維新の会との共闘は有権者に支持されていない。立憲民主党は維新と手を切れ。
【#泉やめろ】統一地方選挙前半戦、維新躍進、立民不戦敗。維新は奈良県で初の公認首長を獲得。立民は北海道で惨敗、9都道府県で自民に相乗り。このままでは野党第1党から転落必至の立民は泉代表の首を斬れ。
日本維新の会が統一地方選挙で躍進した原因はまず総理大臣がオトモダチの安倍・菅氏から岸田首相に変わったこと。そして、泉健太立憲民主党が「ゆ党」化して自公政権に批判的な無党派の受け皿でなくなったからだ。
表現の自由と第三者機関 (小学館101新書)
「そもそも、政治的公平に関するこの規定(注 放送法4条1項2号のこと)は、当初は選挙放送に関して定められたものであり、かつNHKに関する規定であった。それが、「番組準則」のなかに盛り込まれ、民放の出現後も、ほとんど議論もなく番組の一般原則となったものであり、違憲性の疑いのある規定である。」
「かりに規定自身は憲法に違反しないとしても、それを根拠に放送局が処分の対象になるとすれば、違憲の疑いが極めて濃いため、この規定は、あくまで放送局に対する倫理的義務を定めたもの、とするのが通説となっている」
なぜ放送法4条は倫理規範なのか(どうして総務大臣の電波停止・業務停止は許されないのか)。
衆院憲法審査会の会長だった中山太郎氏が先日亡くなりました。長く野党筆頭理事をやっていた枝野幸男前立民代表はこれを悼み、2023年3月30日の憲法審で、与野党協調を重視し円満に審議を進める「中山方式」に触れて滔々と
「当時とは似ても似つかぬ状況で、私個人としては建設的な合意形成に絶望している」
「中山先生の爪の垢でも煎じて飲め」
と言ったんですよ。ぜひ動画を見ていただきたいです。
だから、毎週毎週憲法審査会を開いて愚にもつかないことを言っている自民党や維新の議員を見て、コニタンが憲法の審査が毎週できるか!とサル呼ばわりしたこと自体は実はあたっています。
しかし、小西議員がサル発言をしたことでますます自民と維新にガソリンを与える結果となったので、ヒゲの隊長に殴ってもらえと書いたし、その後のフジやNHKに対する恫喝発言でこの人は憲法の重みや基本的人権の大切さを全く分かっていないんだなと思いましたね。
自称憲法学者らしいんですが(-_-;)。
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学校法人「森友学園」への国有地売却問題を巡り、ジャーナリストの門田隆将氏が産経新聞に寄稿した記事で名誉を傷つけられたとして、立憲民主党の小西洋之、杉尾秀哉の両参院議員が産経新聞社と門田氏に計880万円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(舘内比佐志裁判長)は12日、同社と門田氏に計220万円の賠償を命じた1審・東京地裁判決(2022年11月)を支持し、同社と門田氏の控訴をいずれも棄却した。
判決によると、森友問題では18年に財務省近畿財務局の赤木俊夫さん(当時54歳)が自殺。産経新聞は20年10月25日の朝刊で「杉尾、小西両氏が財務省に乗り込み、約1時間、職員をつるし上げている。当該職員の自殺はその翌日だった」とする門田氏の寄稿文を掲載した。
産経新聞社と門田氏は訴訟で「一般読者はつるし上げを受けた職員と自殺した職員は別人と容易に理解できる」と主張したが、高裁判決は1審判決と同様に「つるし上げられた職員と自殺した職員は同じ人物を示している」と認定。寄稿文の掲載は「国会議員としての社会的評価を低下させた」として名誉毀損(きそん)の成立を認めた。
産経新聞社広報部は「判決内容を精査し、今後の対応を検討する」とコメントした。【遠藤浩二】
立憲民主党は12日の参院憲法審査会の幹事会で、衆院憲法審の毎週開催を「サルがやること」などと発言した小西洋之参院議員を巡り、日本維新の会などが求める衆院憲法審幹事会での謝罪要求を拒否した。維新は反発を強めており、両党間の亀裂は深まっている。
維新は、立民との国会での「共闘」再開の条件として、衆院幹事会での謝罪を要求している。維新の音喜多政調会長は12日の参院幹事会で重ねて立民に対応を求めたのに対し、立民の杉尾秀哉・野党筆頭幹事は応じなかった。
杉尾氏は記者団に対し、小西氏が衆院憲法審の各会派に個別に謝罪しているなどとして、「これ以上の対応は必要ない」と指摘。「維新に言われて、なんで謝罪しなきゃいけないのか」と反発した。
小西氏は11日、ツイッターで「深くお 詫 び申し上げる」などと投稿し、馬場代表らにも謝罪したが、維新は「個別謝罪」は受け入れない考えだ。
小西氏が持参した「謝罪文」がツイッターを印刷したものだったことも「失礼な対応だ」と、維新側の不満に拍車をかけている。
小西氏は参院憲法審の野党筆頭幹事を更迭された。委員として出席した12日の憲法審では、維新の東徹参院国会対策委員長から謝罪を求められたが、発言はしなかった。審査会後も記者団に対し、「ツイッターで見解を公表している」と述べるにとどめた。
立民は11日、小西氏の申し出を受ける形で参院政策審議会長の辞職を了承し、「幹事長による注意」処分とした。立民内には「要職を二つも降りた」と小西氏を擁護する声も出ている。
これに対し、音喜多氏は「他党に厳しく議員辞職や閣僚更迭を求めるのに、バランスが取れるのか」と批判した。
小西議員「サル発言」を批判できる? 国会で「サル芝居」を連発しまくる維新の面々
公開日:2023/04/13 14:30 更新日:2023/04/13 14:30
どの口が言っているのか…馬場伸幸代表も2020年1月に「サル芝居」発言(C)日刊ゲンダイ
安倍政権下で推し進められたメディアに対する「言論弾圧」の疑い──という本質からどんどんズレていると指摘せざるを得ない。衆院憲法審査会をめぐり、立憲民主党の小西洋之参院議員(51)が発した「サル」発言問題のことだ。
同党の杉尾秀哉参院議員(65)は12日、小西氏が衆院の各会派にお詫び行脚していることを明かしつつ、日本維新の会の馬場伸幸代表(58)らが小西氏を衆院憲法審に招致し、謝罪させるべきだ、としていることについて、「なんで維新の人にそう言われなければいけないのか。ちょっと分からない」と不快感をあらわにした。
馬場氏はこの問題で、記者団に対して「(立民との)信頼関係は完全に損なわれている。この問題が解決しない限り、協調は当面、凍結ということになる」「(立民は)小西洋之さんを追及するチームを作ったほうがいい」とも語っていたが、SNS上でみられるのが、《いやいや、維新も同じ》《維新は小西氏の「サル発言」をやたらと強調しているが、自分たちはどうなのか》といった投稿だ。
■維新の馬場代表も国会で「サル芝居」と発言
なるほど、確かに過去の国会会議録を検索すると、維新議員もしょっちゅう、「サル発言」している。例えば、馬場氏も2020年1月23日の衆院本会議でこう発言していた。
「維新以外の野党は、いわゆるモリカケ問題から始まり、昨年からメニューに加わった桜を見る会を含め、政府のスキャンダル追及に余念がありません。かれこれ4年近くにわたり、この本会議場から予算委員会が開かれる第一委員会室、さらには各常任委員会までを席巻し、国民はできの悪い茶番劇、猿芝居を見せ続けられてきました」
つまり、馬場氏は本会議、予算委、常任委での議論について「サル芝居」「茶番劇」と言い放っていたわけで、小西氏の発言と何が違うのだろうか。
維新の足立康史衆院議員(57)に至っては、国会で口癖のように「サル芝居」発言を多用していた。
「国会という芝居小屋で演じられている猿芝居、そのお芝居の終幕に必ずと言っていいほど繰り出される内閣不信任決議案という大道具ならぬ小道具を前に、今国会は幕を閉じようとしていますが、国民は、こんなお芝居にも、使い古された小道具にも全く意味がないことを見破り、興ざめしています」(2019年6月25日の衆院本会議)
「55年体制のときに、社会党がしようもないことを言うから、与党が、政府が、9条解釈について無理やりいろいろな解釈を継ぎはぎしてきた。結局、55年体制の与党と野党の猿芝居の結果、今の憲法解釈もいろいろあるわけです。だから、私は、野党が偉そうに政府を追及するのが今やるべきことではなくて、過去のそういう日本の55年体制のつまらない与党と野党の猿芝居にそろそろ終止符を打って、本質的な議論をこの国会でできるようにしていく、これが私たちが目指している政治でございます」(2017年4月21日の衆院外務委員会)
与野党の「サル芝居」の結果が今の憲法解釈であり、「サル芝居」に終止符を、と言っているわけで、これまた今回の小西氏の発言と変わらないだろう。しかも、馬場氏も足立氏も発言はオフレコでの場ではない。国権の最高機関である国会の場でのことなのだ。
《馬場代表は「小西さんを追及するチームを作ったほうがいい」と言っていたが、自分の党は》
《本会議場や委員会で他党の議員を口汚くののしっている維新が人の事を批判できるのか》
ネット上でこんな声が出るのも無理はない。
やはり維新がサル。
理事会で同党の東徹氏が猪瀬氏に対し、厳重注意を行ったと報告した。
憲法審のインターネット中継では、同党の浅田均氏が答弁中にガムをかむ猪瀬氏の姿が映っていた。
(コレは各々が相手に30万ずつ支払えって意味?)
三浦瑠麗→テレ朝社員弁護士(村上祐子の元夫) 「30万」 離婚理由についてツイッターで誹謗
百田尚樹→津田大介 「30万」 表現の自由展で、津田氏が反日勢力に利用されている、とツイッターで誹謗
安富歩→滝本太郎 「30万」 YouTube番組に招かれた安富が、滝本太郎は統一と関係を持っている、と誹謗
30万円という金額は多いのか、少ないのか。
ここに挙げられた連中は「自業自得、口は災いの元」を地で行ってるし、安富以外は自民党から仕事を貰っているから、お金に困っていなさそう。
反面、被害者の受けた嫌な思いや不名誉を癒やすには金額が少ないかな、と思う。
ネトウヨ倒すに刃物は要らぬ、リニアで100キロ出せば良い。
「安倍元総理は、統一教会の点滴」の間違いでしょう。
安倍晋三は、統一教会の広告塔となり、栄養補給して育ててきたのです。
結果、詐欺・脅迫により金品を強奪されたり、家庭を壊されたりした被害者は増大。
こんな団体に宗教法人格を与えた自民党政権。
そういえば、国際犯罪者文鮮明を強引に日本に入国させたのも自民党。
そんな自民党に、統一教会に不利になる行政処分を下せるわけはありません。やはりここは自民維新の統一教会と関係のある政権ではなく、統一教会とは無縁の政権を登場させるしか、犯罪組織撲滅の道はないのでしょうね。
老害花田紀凱、子どもおじさん阿比留、負けるクセに法的措置をチラつかせる石井孝明、そしてこの門脇護、、、
産経は2020年10月から関東、関西圏だけの「地方紙」になってますが、上のヤツら同様ボトム(底辺)に近づくほど悪目立ちする、という点はぬかりありませんね(笑)
あと立憲や小西にはあまり興味ありませんが、県会議員数だけなら少し上積みしたのは意外でした
運が良かっただけか、とうにブームが過ぎ去った組織の円熟の表れなのか、何とも言えないところです
どうも立憲は「スキャンダルに強い」とはお世辞にも言えないんですが、立憲絡みの疑惑ってのは早めに忘れられる傾向にあると思います
ネット番組「チューズ・ライフ・プロジェクト(CLP)」への資金提供問題では、ひろゆきでさえ「運営は中立でなくてもいい」と言って擁護するぐらいで、あまり盛り上がりませんでした
そして「名古屋焼き肉店脱糞事件」では、私はホントにそんなことがあったのかどうかさえ疑ってます(笑)
なにしろ証拠はそのウンチを撮ったというスマホ画像だけで、お店はウンチを処分し部屋をきれいに掃除してから警察に「実況見分」させたというんですから
画像は同じ背景があれば撮れますし
今後の党代表については具体的な名は浮かびません
長妻や逢坂ではマンネリだし、強面のほうがいいってことで馬淵澄夫とかにして第2維新の道を歩むんですかね